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KAI 30th ANNIVERSARY TOUR ENCORE ”アコギ”なPARTY 30

2005年2月25日(金) 岡山市民文化ホール

 

 狙っていたのぞみに乗り遅れた。しばらくのぞみが来ないことを確認してから、 停車中のひかりに飛び乗る。 
 岡山までの停車駅は、新神戸西明石・姫路・相生。これやったらこだまと いっしょやがな。しかも、相生で後ろのひかりに抜かれて5分待ち。ひかりがひかりに 抜かれることがあるなんて、初めて知った。さらにその後、何か飛来物があったとかで 徐行運転。岡山到着まで案外時間がかかってしまった。

 甲斐友と待ち合わせしてる岡山駅西口へ。瀬戸大橋線のホーム上にかかる渡り廊下 を行く。あああ、めちゃめちゃ懐かしいー!初めて四国へ行くとき、ここを使ったもん なあ。葉山村高知、 高松松山。 1996年3月のALTERNATIVE STAR SET ”GUTS”。どこも 素晴らしかった。

 東口にいた甲斐友とようやく落ち合い、急いで岡山県野球場へ。球場正面へまわる 時間もなく、周りの木々の間からスコアボードの写真を撮る。「H・E・Fc」の ランプの上に「只今ノハ」っていう文字があって、特にそれが見たかったのだ。

 大急ぎで岡山駅に戻る。西口と東口との行き来は、慣れていないと時間がかかる。 なんせ岡山の駅から外に出たのは、今日が初めてなのだ。 
 もう1人の甲斐友と路面電車の駅で待ち合わせててんけど、それが全然見つから ない。携帯で連絡してようやく3人揃った頃には、開場時間の6時が迫っていた。軽い 夕食を食べてから路面電車でのんびりと、なんていう計画は吹っ飛んで、何も食べずに タクシーで会場へ向かうことに。 
 駅前のメインストリートは、「桃太郎大通り」っていう名前やってんな。岡山城の お堀のあたりで右折して、会場へ近づいて行く。

 会場前にできている列につく。左手が会場。道路をはさんだ向かい側は川。 ちょっとめずらしい景観や。こういうのがまた、旅の思い出になるねんな。 
 岡山市民文化ホールは、小さめの建物やった。もともとこのツアーは、去年の 30周年ツアーBig Year’s Party 30 武道館の後を受け、あえて大都市をはずして 小さめのホールでやるアコースティックツアーやもんね。

 入場。建物の1Fは、もぎりとグッズ売り場のみ。Tシャツと写真立てを買って、 階段を上がる。2Fが1階席、3Fが2階席という造り。

 僕の席は左寄り。前が通路なのがうれしい。 
 BGMの洋楽もアコギっぽい。女性ヴォーカルが「バイバイ ミス・・・」と 歌い、男性ヴォーカルに変わり、ピアノの音で曲が静まって、再び「バイバイ ミス ・・・」の歌。これがいちばん印象に残った。 
 おとなしめなのかなと思える岡山のファンの雰囲気に、初日の緊張感が重なって、 開演前の客席はわりと静か。開演が近いことを告げるアナウンスが流れると、拍手が 起こる。 
 BGMが大きくなる。拍手と手拍子。大阪ならきっと、この時点で アコースティックライヴでもみんな立つやろう。 しかし、今日は座ってじっくり聴こうと思ってる人も多いのかもしれない。後ろに遠慮 しつつ、立ち上がる。僕の席からセンターマイクまでを結ぶ線上の人はちょうど全員 立っているから、僕も立てへんかったら見えへんし。

 甲斐が現れた。白のスーツに、中は黒のVネック。サングラスをかけている。 
 僕は何度も「甲斐ーっ!」って叫ぶ。拍手と歓声でツアーの幕開けだ。

 前奏では何の曲かわからなかった。予想していた範囲の曲ではないようだ。甲斐が 歌い始めたのは・・・ 
 「ちんぴら」 
 「アーアーアー」も全部1人で甲斐が歌っていく。アコギでの「ちんぴら」なんて 、初めてやもんなあ。すごい。 
 間奏の最後は2音ずつ弾いて、「傷つけることも」に入っていく。 
 KAI FIVE初期に僕としては初めてライヴで聴けて、 BEATNIK TOUR 2001では1曲目に 選ばれ、Series of Dreams Tour  Vol.1(1974-1979)でもアンコールで歌われた曲やけど、まさか。 
 しかし、思えば、「千人いたら千人の動機で聴いて くれた方がうれしい」という言葉とともに語られたことのあるこの「街の歌」は、 今日からいろんな街を旅して行くこのツアーの1曲目にふさわしい。

 一瞬だけ「風の中の火のように」かと思った。が、コードが展開していくと、あの 曲だとわかる。思い出される徳島の夜。 
 「感触(タッチ)」 
 甲斐はサビの「タッチ」を低く歌う。コーラスのいない、一人きりのステージ やもんね。「タッチ」を抜いて歌うところもあった。前の詩を伸ばしたりして、大きく 歌ってる感じなのだ。 
 ラストは「100万$ナイト」ライヴアルバムヴァージョン。これ好きやねん。 アコギやから、時々ストロークをとばして音を切ってるように聴こえる。めっちゃ かっこいいぞ。

 「今日がツアー初日」というMCに、拍手がおくられる。 
 「初日は何やったっていいんだから。原石のままぶつける」

 「岡山は甲斐バンドでよく来てて。ひどいときは年に2回くらい」 
 行ってたというファンの声が飛ぶ。 
 「ソロで1回来て。十何年ぶり」 
 「どうしても同じところが多くなるんで、(今回のツアーは)普段行ってない ところへ。はっきり言うとローカル・・・」 
 ここまで言って、うなずいて聞いてる岡山のファンに、「自分で認めるな」

 松藤が呼び入れられ、甲斐の右に座る。明るいワインレッドのシャツ。 
 「裏切りの街角」 
 松藤がアコギを弾き、甲斐はここから歌に専念。「駅への道 駆け続けた」の後、 レコードのフレーズを溶け込ませた抒情的な音色が沁みる。 
 甲斐は語尾を響かせてうたう。時折語尾を短めに切ることもあるけれど、そこでも 最後の音は響く。この余韻がたまらない。 
 ”My name is KAI”のツアーでは、2番の後からメドレーになった 「裏切りの街角」やけど、今日は最後までうたってくれた。

 前野選手も登場。上下黒のレザー。円いサングラス。向かって左から、前野選手、 甲斐、松藤とならんで座る形になる。 
 武道館DVDのMC。大黒摩季、m.c.A・T、大友康平と出演したゲストの 名前を挙げていくと、ぐっさんのところで少し笑いが起きる。名前だけで笑ってもらえる なんて、芸人冥利につきるな。 
 DA PUMPの捕まった子については、「いいやつなんだけど」と言っていた。

 松藤のアコギに前野選手のアコーディオンも加わった。前奏ではどの曲か気づかな かった。 
 「きんぽうげ」 
 アルバム「松藤甲斐」に収録されたAORヴァージョンだ。高い音など、 アコーディオンが「きんぽうげ」らしさを奏でている。 
 この歌の詞が本来持っている切なさ、寂しさが、より伝わってくるようだ。 
 後奏で、甲斐は「ドゥドゥドゥダダ」と、あのメロディーを聴かせる。

 韓流ブームの話から、甲斐が「よし様」、松藤は「松英サンバ」ということに なり、前野選手は「ミシェル・ポルナレフ」。「はやってないじゃん!」と松藤が ツッコむ。

 去年の30周年ライヴについて、オーディエンスに「悪い慣習」があると笑う。 うるさすぎると。 
 「俺、いらないじゃん。ある列を見たら、下向いて歌いまくってて」 
 だって、いっしょに歌いたいねんもんな。ちゃんと甲斐のこと見てるよ。甲斐 だってうれしいくせに。

 「今日はじっくり聴いてくれてる。アコギだし、ゆっくりとね。でも、いつまで そのままでいられるか。そうはいかない。ずっと立ってると、アンコールあたりで疲れる 人もいるのかもしれないけど、ずっと座ってると、立ちたくなるんだよね」 
 と、やっぱり後半の盛りあがりを予感させる言葉がある。

 「アコースティックだと、(客席にも光が当たって)明るいじゃない。1、2曲目 やってる間、客席がよく見えるんだよね。途中から入って来る人が多いのとか」と告白。 
 「スポーツ見に行くときでも、早めに行って練習から見たりするじゃない」 
 ステージ向かって右側に客席への入口があり、遅れて来た人がそっちから入って くるから、「今日はもうこっちから半分(ステージ向かって左側の客席)に向かって やろうかな」なんて言ってみせる。 
 左半分の客から拍手がわいたりするが、「そうか。普段も(遅れて来る人は)いる けど、(ライティングの加減で)見えないんだ。許そう」

 「アコースティックだからって、フォークミュージックみたいに思ってたら、 大間違い。1曲目から違うんだから」 
 「「感触(タッチ)」はアンコールにまわそ。これはスタッフに言ってるわけ ですが」 
 「今日はしゃべり過ぎてる。俺は岡山に来て、浮かれてるな」 
 そう聞いて、地元ファンが拍手。

 「ビューティフル エネルギー」 
 1番を甲斐がうたい、2番を松藤が歌い出す。松藤のヴォーカルが始まると、拍手 が起きた。 
 去年のツアーではショートヴァージョンだったこの歌も、今回はフルに聴かせて くれる。 
 甲斐は1番でも繰り返しでも、「しれーなーいからぁ」と語尾を響かせる。2番の 松藤だけが「しれーなーいからーー」と伸ばし、声も大きく張った。

 すぐに「かりそめのスウィング」が続く。 
 アコーディオンが効いてるよ。めっちゃいい雰囲気。 
 甲斐はラストで「オ イェー」と声をあげた。

 ここでまた遅れてきたお客さんが入ってきて、甲斐は「いらっしゃい」 
 「じゃあ、(今来た人のためにライヴを)もう1度最初から」というジョークに、 ほんまにそうしてくれたらすごくうれしいなあと、みんな拍手。

 「かりそめのスウィング」のことを、「冬の歌なんで、2月のうちにやりました」 
 「「ビューティフル エネルギー」は松藤の歌だけど、俺のソロライヴだから、 俺が1番を歌って」

 去年出したアルバム「アタタカイ・ハート」と、トリビュートアルバム 「グッドフェローズ」の話。 
 「グッドフェローズ」のメンバーがゲスト出演した武道館の打ち上げについて、 「ぐっさんがといっしょで不思議な感覚だった。大黒摩季はチーママかと。僕は途中で 帰ったんですけど」 
 甲斐は翌日イベントがあったもんね。 
 松藤が「俺も(途中で帰った)」と言い、甲斐は「じゃあ、誰の打ち上げなんだ」 と笑う。

 話題にあがったニューアルバム「アタタカイ・ハート」から、「愛のもえさし」 
 甲斐は「夜 更けに 目が覚 めて」と、アルバムヴァージョンの詞でうたう。 
 サビでは甲斐に前野選手がコーラス。甲斐が「愛」とうたうと、松藤が「あ~い」 と高い声を続ける。 
 3人ともが「前へ!」という意識を感じさせ、バラードでありながら激しい。 
 後奏は甲斐の「ディデュビダ ディ」ありやった。

 「みなさんといっしょに歌うコーナー」だと甲斐が告げる。 
 「安奈」 
 曲の途中でもサビでも、甲斐が観客に手で示す。うたっていいんだ。会場の合唱が 高まってゆく。

 「レイニー ドライヴ」 
 前野選手が奏でているのはピアニカか。 
 「サーチライーー」で、右後方上から白い光が射す。そこから雨のドライヴを 思わせる青緑のライティングになった。

 「「BLUE LETTER」という曲をやりましょう」 
 甲斐のうたい方がこれまでの「BLUE LETTER」とちがっている。 「ブルーーレター」と伸ばさない。「ブルー レタ」と短くうたって、語尾を響かせる。 甲斐の声の繊細さと、この曲の持つはかなさを思い切り感じながら聴いていく。 
 後奏。甲斐は最後だけ「ブルーーレターー」と伸ばしてうたい、「オーオオオ」と 切ない声をあげる。いつもより後からハーモニカを吹きはじめた。

 「花,太陽,雨」 
 3人の声が攻めてくる。他のメンバーに合わせようとか、遠慮したような気持ちは 全く感じられず、甲斐が、松藤が、前野選手が、それぞれ思いきりうたをぶつけて来る。 その声が渾然となってオーディエンスを襲い、ホールを掴む。 
 ラスト。暗転したステージにカウントを刻む声があり、「まーよーえーる人ぉよぉ ー」が響き渡る。前野選手の1本の指が押さえる鍵盤のひとつの音だけが、余韻を引く。

 それを切り裂くように、松藤のギターが激しく掻き鳴らされる。ライトは赤。 座っていたオーディエンスも一気に立ち上がる。松藤のギターが今はリズムを刻んで いる。あくまでも強く。 
 「漂泊者(アウトロー)」 
 アコギの「漂泊者(アウトロー)」では、これまでで最も激しいに違いない。 甲斐はブルースヴァージョンのように低く歌うこともあるが、ほとんどの部分で声を 張り上げていく。こうなると、もちろんアコギだろうがオーディエンスの拳も突き 上がる。「愛をくれーよー」と、サビを客に歌わせるのもありや。 
 ラストも激しくいきなり果てる。フルバンドでやってるみたいや。まさしくロック の「漂泊者(アウトロー)」。すごい!

 「風の中の火のように」 
 甲斐は全編激しく歌う。武道館翌日のイベントとはちがって。そうやんな。その場 の空気に応じて、歌も演奏も変わる。これがライヴなんや。 
 甲斐は最後「風の中の火のように」を4回繰り返し、それから「火のーーーーっ」 とシャウトした。

 「破れたハートを売り物に」 
 前野選手もアコギを弾いている。ギターが3人ならんでのハーモニー。 
 みんなで声を尽くして歌い、ステージはひとつのクライマックスを迎える。 
 本編はここで一旦終了。熱いアンコールに突入や。ここまでの流れ、歌、MC。 あっという間やったような気もするけど、すごく充実した時間やった。

 再び甲斐が一人で登場する。 
 アコギ一本の「翼あるもの」 
 みんな表のタイミングで手拍子してる。曲と合っていない気がして、僕は手拍子は せず、身体でリズムを取りながら甲斐の歌を聴く。 
 間奏。甲斐がアコギで盛りあげていく。歓声。ここでオーディエンスのノリも アフタービートになって、僕もいっしょに手を打ち鳴らす。この熱狂で「俺の海」に 飛び込んで行く。 
 甲斐は後奏で一音だけ鳴らす。その音の伸びを聴かせ、さらに間を置いてから、 「ザカザカザカザカザカザカザカザカ」とアコギを刻んでいく。だんだん強く。あの 「翼あるもの」ラストの高まりが、ギターひとつで表現されているのだ。最後に 「ザザッ」という音を残して、全てが終わる。興奮の拍手、歓声。「甲斐ーっ!」の声。

 松藤と前野選手も戻って来て、3人での演奏へ。 
 「HERO」 
 アコギのストロークは、徳島でのイベントに近いか。しかし、松藤は 「ザザザザザッ」というリズムの途中をときどき抜く自由なプレイ。これもその場その 瞬間の感覚なんやろう。 
 しかも前野選手のアコーディオンも入ってるから、また新たなアレンジの 「HERO」や。同じ曲でも毎回、毎ステージ、その色合いは全て異なるのだ。

 前野選手が左ソデを向く形で、キーボードを弾き始める。アンコールの間に用意 されていたらしい。 
 「熱狂(ステージ)」 
 詞が沁みる。聴けてしあわせや。 
 甲斐はやはり「今夜の ショーは」とうたった。 
 「長い列をつくって くれた」で、ぐっとくる。雨は降っていなくても、 僕らの気持ちは同じなのだ。 
 「バスに乗って 夜汽車に揺られ」 
 今夜からそうやって、甲斐たちは小さな町まで西へ東へ旅して行くんやなあ。 このツアーでうたわれるべき、歌やんな。

 2度目のアンコールは、3人そろっての登場やった。 
 「嵐の明日」 
 ”My name is KAI”のツアーを終えた後、甲斐は「今度はオルガン を入れてやりたい」と言ったそうだ。 
 そのとき念頭にあったのがこの曲なのでは、と思えた。松藤のアコギと 前野選手のキーボードが、”My name is KAI”にオルガンを加えた 心地よさとスケールアップを感じさせたから。 
 その音のなか、ただ甲斐の姿を見つめ、その歌声を聴いていた。照明は赤だった 気がするが、よく思い出せない。 
 甲斐が「シャララララララララ」と2回声をあげた。 
 去年の30周年ツアーでは聴くことができなかった名曲。アンコールツアーで、 アコースティックで聴かせてくれたなあ。

 甲斐がイスに座る。まだもう1曲あるんや! 
 「順調に行けば、春、4月頃、甲斐バンドのライヴCD10枚組が出る」という ビッグニュースが告げられた。 
 収録されているステージは、「箱根。花園」そうやって甲斐がイベントの名前を 挙げるたび、思わず客席からよろこびの拍手が飛ぶ。「BIG GIG。両国国技館。 解散ツアーの”PARTY”。最後の黒澤フィルムスタジオ」 
 これは甲斐ファンにとって夢のような話じゃないか!めちゃめちゃ聴きたいぞ!

 前野選手が小さなマンドリンを手にしている。そういえば、 この曲を初めて聴けたときも、 甲斐が独特な楽器を弾いていた。 
 「バス通り」 
 マンドリンの弦が細かくふるえる。間奏に入ると、それがさらに増していく。 
 30周年をしめくくるツアーの最後に、デビュー曲をうたう。僕らはまた、甲斐に やられてもうた。心が動かないはずがない。

 甲斐はサングラスを外し、前の右に行く。続いて左寄りに。最後は真ん中だ。 大歓声と拍手を一身に浴びて。「甲斐ーっ!」「甲斐ーっ!」の声を受けて。 
 甲斐が左ソデへ去ると、大森さんが弾く「25時の追跡」ライヴヴァージョンが かかった。そうやんな。みんなつながってるんやんな。

 余韻にひたりつつ、今夜のライヴを反芻してみる。 
 ステージの背景はシンプルやった。1度だけ雲の空に見えたような。でも、これは 僕が甲斐ばかり見ていて、たくさん見落としているからなのかもしれない。 
 甲斐が観客に「サンキュー」と言うと、さらに拍手が大きくなったシーン。 
 メンバー紹介が3回あった。いいステージやったからやろうな。 
 甲斐が2番頭の歌詞が出ず、松藤が少し歌ったことがあった。 
 曲のいちばん最後の音を、甲斐がアコギを傾けてアップストロークで決めた瞬間。

 「この形は年に1・2回やってて。ツアーとしては初めて」って言ってたけど、 これまでのアコースティックライヴから、しっかりアレンジを変えてきた。歌い方も 練られていた。 
 どの曲にも、今の息吹きが込められてる。これが甲斐のステージなのだ。

 

 

2005年2月25日 岡山市民文化ホール

 

ちんぴら 
感触(タッチ) 
裏切りの街角 
きんぽうげ 
ビューティフル エネルギー 
かりそめのスウィング 
愛のもえさし 
安奈 
レイニー ドライヴ 
BLUE LETTER 
花,太陽,雨 
漂泊者(アウトロー) 
風の中の火のように 
破れたハートを売り物に

 

翼あるもの 
HERO 
熱狂(ステージ)

 

嵐の明日 
バス通り