CRY

Twitterには長いやつ

BBガールズの土曜パームトーン劇場(2020年5月16日)配信限定

1曲目としてなじみのあるイントロが流れてきた。カナさんが頭上高くで手を打ちながら登場。左手でピースを掲げながら右手で今日最初のフレーズを弾く。

たじさんも弾むように手拍子しての登場だ。

「もっとオールドファッションド」

カナさんはベージュっぽい布製の幅の広いカチューシャ?で髪を飾っている。上は肘を覆うぐらいまでの半袖、白地にグレーや黒や黄色がかった茶色の柄がいろいろ入っている。白のロングスカート。

たじさんは上が白で、スカートが白地にカナさんと同様の柄。つまり、上下逆のおそろいだ。上はカナさんと同じぐらいの袖。長めの半袖というか短めの七分袖というか、六分袖っていうのかな。その袖は二人ともふわっと広めになっている。両肩から内側の下へ金色の円が並んでいるから、以前の土曜パームトーン劇場で見た覚えがある。薄茶色に細かくゴールドをあしらったようなコルセットベルトは、カナさんの髪飾りと対応するアクセントなのか。サンダルのストラップは銀に輝いている。その流れでカナさんの靴を見たら、グレー基調のスニーカーだった。これはかなりめずらしい。

今回はセットリストもおもしろいと聴いたので、「ガーディアン・エンジェル」が終盤に戻るとふんでいる。「人生はミラーボール」で始めるのかなと予想したが、カナさんが先に出るよさは捨てがたい。そうなると、「もっとオールドファッションド」の出番だ。MUSE以来の1曲目復帰。

間奏でたじさんの見事なスキャット。カナさんが両手で細かく鍵盤を連打。たじさんが声を小さくするが、澄んで伸びていてしっかり届いてくる。カナさんが右の指の間隔を広げ、ずらしたタイミングで連打していくのがすごく印象的。

二人とも落ち着いた、いつもよりクールなオープニングだと感じた。

 

拍手が鳴っているうちにもう「それはウソじゃない!?」

アルバム「ラ・ブラバ/LA BRAVA」で発表された曲だが、もうほぼライブのどこでも任せられるようになっている。

たじさんが前奏で体の向きを変えながら、銀のサンダルのかかとを高めに上げてトンとステップを踏むの、いいな。カナさんも向きをシンクロさせている。これが定着したらうれしい。たじさんは曲中もときどきトンと銀の足踏み。

二人のスカートが緑に照らされるのが目を引く。こんな照明あったっけ? 白い衣装だからより鮮やかに見えるのか、いつもは近くで見てるから視界に入っていないのか。

サビの繰り返し。たじさんが高く歌う部分が素敵。カナさんが最後に高音を続けるのも。

 

「アタシはバリア」

こんなに早く歌われるのは初めて。3月の新曲だが、3月4月は後半に披露されたから、前半で歌われるのも初めてだ。

前奏で脇を締めるように両肘を動かす仕草はなし。円形にバリアを張る動きもない。サビで前に手を出すところ、2度目に後ろから持ってくるときは、親指と人差し指だけを立てる形に変わってる。すぐ後に腕を斜めに振るから、先にそのときの指にしている格好だ。振り付けが変貌し始めているのか。ともかく楽しい。カナさんもサビでニコニコだ。

2番からはバリアを張るのも復活。僕はもう、バリアの鍵を神様に預けるのが由来の、腕を天に上げるタイミングもばっちりだ。かわいくてキャッチーで笑えてしまうほどわくわくして、新曲たちの中でも特に大好き。

この後MCに入ったから、初めて「恋してオムレツ」から独立したのだな。2曲続けて、かわいい歌ゾーンをつくるもよし。単独で盛りあげるもよし。いずれにせよ、今後ライブでますます存在感を強めていくはずだ。

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 感謝の言葉。

前回のワンマンライブからひと月以上たって、木屋町は桜吹雪から新緑へ。

長靴をおろした。

母の日の母。

 

「感謝の曲を」と、「ダメなところも」

カナさんのピアノだけでうたうバラードで、繊細な心情を告白する曲だけど、今日は声を大きく出している印象だ。このうたい方もいいな。

カナさんのピアノも高まっていく。

もう全部ひっくるめて、たじさんが大切な人に向けて、感謝の気持ちと受け入れてほしいという想いを純粋にぶつけているのを見ている感覚。

 

「透明な水」

コロナの影響が深刻化しつつあった先月はバラードを減らしたそうだけど、2か月ぶりに聴ける。

ここでもたじさんは強めにうたう。が、ところどころ声は大きめのまま弱めてうたう。この抑揚はたまらない。揺さぶられる。

水の中と水面を射る光を表す、青とひらめくように揺れる白のライト。カナさんのピアノの音色も水を思わせる。そこにたじさんの声。予兆なく急に泣けてきた。

 

「苦い林檎酒」

間奏のたじさんのスキャットは強く。カナさんが描く音の色が夢のようにのぼっていく。高音からひとしきりおりてくると、跳ねるようなリズムへ変化。今月はまた今月だけのソロを聴かせてくれている。BBガールズのライブは、どの曲のどの部分も、すみからすみまで楽しめるようになっている。

二人を染める照明は赤と青。薄い紫も。

そして後奏。たじさんのスキャットのきれいなこと。しっとりとしていて、情感も伝わってくる。最後は高くなる。ここが澄んで澄んで澄み切っていた。絶佳。

 

イントロに驚く。ここで来るとは。そんなファンの気持ちを見透かしたように、たじさんが笑みを浮かべる。

「ガーディアン・エンジェル」

しかし、たじさんもカナさんも動かない。こんな静かな「ガーディアン・エンジェル」がかつてあっただろうか。1曲目か終盤が定位置のところを前半7曲目にやることと並んで、異例である。

カナさんのグリッサンドからキーボードが入ると、たじさんも体を動かし始める。

カナさんのソロがまたかっこいい。音の入るタイミングや間隔、鍵盤を往復する高さ。ことごとくオシャレ。たじさんも拍手を贈る。

最後の音でたじさんが顔を上げる。終わり方まで例外的な「ガーディアン・エンジェル」だった。

 

カナさんのピアノだけの前奏。これも意外。アンコールでやるかと思ってた。

「天界の雫」

ライブで発表されたのは1月だが、配信されたのはほんの10日前の新曲だ。音源のリリースは、去年2月のアルバム「ラ・ブラバ/LA BRAVA」以来となる。

まだ全体の歌詞が発表されていないから、配信された音源から歌詞を書き起こして頭に叩き込んできた。よりしっかりとたじさんの歌が、カナさんのコーラスが、聴けている気がする。

スリリングに高まり続け、再び静かになって消える。

先月は本編最後に歌われたのだ。前半のラストに激しい曲を2曲配して、盛りあげて終わる。これはなかった形のはず。セットリストもおもしろいという冴沢プロデューサーの予告は、これを指していたのだろう。こういうことができるのも、BBガールズのオリジナル曲が増えてきたから。毎月新曲ができていくのだから、これからもきっとサプライズがいっぱいだな。めっちゃうれしい。

 

二人は深くお辞儀をしてから、ステージを後にする。

静かで抒情的な「明日に向って撃て!」の音楽。先月はなかったから2か月ぶりだ。

代わって、先月に流れたジャズっぽい曲。こういうふうに2曲続くのは記憶にない。静かでしみじみした雰囲気に、元気が芽生えていく。

 

明るいビートが鳴る。

赤いワンピースに着換えたカナさんが現れるが、キーボードの前には行かず、中央に立つ。たじさんもすぐに続き、赤のワンピースでカナさんの左に並ぶ。なんでカナさんは演奏しないの? 音楽じゃないことが始まったらどうしよう。一瞬そうよぎった。

二人そろって曲に合わせて、平泳ぎのように腕をかいて後ろに進む振り付けを披露。カナさんが立っているのはこのダンスのためだった。左に右に移動してから、カナさんはキーボードへ。たじさんは右手を上げて左足で跳びながら一周回る。客席を指差すたじさん。カナさんは「フーッ」と手を上げる。たじさんは左端のマイクスタンドからマイクを外しながらも客席を指差す。なんだこの展開は。今月5月の新曲、めちゃめちゃ楽しいぞ。

歌い出してからも、たじさんは手を上げて跳び上がる。カナさんも「フーッ」を繰り出す。歌詞にBBガールズが出てきたぞ。「人生はミラーボール」第2弾という感じなのだろうか。作詞はたじさん、作曲はカナさんだと事前に告知されている。たじさんがその場で走る動作。宙を殴る。跳ねる。曲調は、僕には60~70年代のロックみたいなイメージだ。

間奏でたじさんが再度右手を上げて左足で跳ねながらぐるっと回転する。カナさんは「フーッ」。たじさんがまた回る。足元に絡まるコードをさばいて2番へ。

たじさんが左手と右足を上げて弓なりになる。ずっと跳んでる。跳ねている。

次の間奏。動きを止めた二人が首を左に向ける。右に向ける。また同じ方向を向くと思いきや、二人が顔を合わせてしまい、カナさんが驚きとまどう表情。本当のアクシデントかと最初思った。こんなオチまで用意してあるとは。昨夜ラジオで、たかしさんにも振り付けがあると言ってたのは、たぶんここじゃないか。ギターを持ちながら首の向きを合わせそう。

間奏の後半はカナさんがコーラスする中、さらにたじさんが動き続ける。

サビを経てのフィナーレは、たじさんの駆け足が3連続。そして、二人で縦に示した拳をガシィィィンと揺らす。

BBガールズがずっとハジケてはしゃいでる。どこまでも派手な新曲。ライブで毎回盛りあがること間違いなし。新たな畳み掛け曲の誕生。早くみんなで踊りたい!

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 新曲の決めポーズのまま次のイントロ。このリズムが、たじさんの腕の上下運動とシンクロしている。おおっ! と思うが、あるいはたじさんが意識して、新曲の終わりからこの速度に合わせていたのか。

「ひらいたトランプ」

ライトに染まる世界。赤の衣装が実にいい。去年10月の土曜パームトーン劇場も二人とも赤で、僕にとってベスト衣装候補になるほど好きだった。

カナさんのワンピースは首元がギザギザに見える。前に少しスリットが入っている。ベルトは変わっているが、朱色っぽい発色と襟の形からして10月と同じものか。カチューシャをとった髪は右肩から下ろしている。足元はストラップのある黒のヒールに。

たじさんの襟は両肩にうねりがあり、前は真っすぐ水平。コルセットベルトの真ん中には金の飾り。

つまり、二人は11月発売予定のアルバムのジャケット、及び、12月26日(土)京都ミューズホールライブのポスターに使われる写真の衣装を身につけている。

1番の後のたじさんのスキャットがいつもと違う。そのしめくくりからの流れで、2番は息を多く含ませるような歌い方で立ちあがる。

カナさんのソロがまたもや全編オシャレだ。極め付けは、定番の連打から高音への移動。「ひらいたトランプ」を代表するあの三連打を高音で弾く。これには感嘆してしまう。いつもの三連打から何オクターブか上ということなのだろうか。インパクトがあり、心地よくもある。これは今日の名場面のひとつとして残るな。

 

「恋してオムレツ」

たじさんが腰に手を当てて振り向く動きを、ビシッと決めている。これはきっと新曲のダンスの影響だろう。かわいい曲の「恋してオムレツ」でさえこう変わるのだな。かと思うと、たまにやわらかくふわりと振り向くこともある。

「元気! こういうときこそ元気いっぱいにお届けしていきたいなと思います。みなさん盛りあがっていきましょうーぅ」

カナさんの最大限に高いダブルピース。たじさんはカナさん側の手でピース、足も上げる。

最後のポーズで、たじさんは何か口ずさんでいた。

ひとつの動き方の変化で、これほど印象が違ってくるのだな。今までにない「恋してオムレツ」だった。

 

新曲「情熱のベル」について、何度もいっぱい話してくれる。二人もお気に入りで、練習のときから楽しんでいたそう。こういうMCでもラジオでも、BBガールズが自分たちの曲について話すのを聴くのがとても好きだ。

 

もともとは5月2日に予定されていたこのライブが、延期にはなったが無事に開催できてうれしいと話す。

まだ配信の形ではあるが、今月も土曜パームトーン劇場が開かれたのは、もちろんファンとしてもものすごくうれしい。

状況を改善させるための自粛というのが前提で。それに加えて、私的なモチベーションとして、このライブが行われなくなったら切実に嫌だから、ひたすら家にこもっていた。緊急事態宣言が延びないように。楽しみにつながる目標があったのは大きい。

 

セットリストについて。

1回解体して、「これはおとなしめの曲、これは激しい曲」と分類して、まとめてもっかいドンって出した。

BBガールズの曲はバリエーションが豊富だと、あらためて感じたそうだ。そうそう、そこが大きな魅力のひとつ。

 

生配信をチェックして、コメントも拾った。

 

「泡のないグラス」

MUSE以来だ。

たじさんはマイクスタンドを使う。

歌入りから様子が違う。新たに高くアレンジしたのかと思える。それぐらいたじさんの歌がいつもより高い。実際に高くうたっているのか。あるいは、うたい方を変えていて、そう感じるのか。たしかに、情感を抑え気味でうたっているようだ。BBガールズで最も重みのあるバラード「泡のないグラス」が、これまでほどは悲痛ではない。 直接的ではなく、静かに想いをくみ取らせる感じ。新しい局面に入った「泡のないグラス」。これからどう進んでいくのか注目だ。

 

マイクスタンドが使われているなら、次はこの曲。

「落穴と振子」

たじさんの手の動きは先月と少し違う感じ。手袋なしバージョンというより、きちきちには決めずにしぜんに動いているふうで、よい。

先月は黒の衣装だったが、今月は赤。照明も赤。このために「苦い林檎酒」を赤一色に染めなかったのかもしれない。

今日までの間に、歌詞のモチーフにもなったというエドガー・アラン・ポオの「落穴と振子」を読んだ。「恐怖の振り子」という邦題で訳されていたのを中学の頃に読んで以来だったから、ラスト以外はだいぶ忘れていた。読み返したおかげで、司祭、十字、英雄、死神、深遠、堕ちて、揺れて、孤独、敬虔さ、心はもはや震えもしないといった詞で小説のイメージも浮かんでくる。知らなかったジャコバンとジロンドという言葉も調べた結果、背景がわかったし、変わる時代という詞も絡めてあるのかなと推測される。まあ、そんなことを知らなくても、たじさんの歌とカナさんの演奏のかっこよさは圧倒的だ。

「NaNaNaNaNaNaNaNaNaNa」を短く切る。間奏の入りでたじさんが首を鋭く振る。Twitterに上げられた先月の動画でも印象的だったシーンだ。曲の炎が燃え上がるとともに、カナさんが劇的な連打。「NaNaNaNaNaNaNaNaNaNa」の響きだけが、カナさんのピアノが消えた宙を今度は伸びていく。

先月の初披露がかなりの名演で強烈に記憶に残っているから、意外な感覚だが、ライブで「落穴と振子」が歌われるのはまだ2回目なのだな。BBガールズのライブ自体が先月の土曜パームトーン劇場以来だから。あの後行われるはずだったわくわくシティーパークも、高瀬川寄席も、カオスな占い祭りも、全て中止や延期になった。にも関わらず、ライブが久しぶりという実感は薄い。BBガールズの曲は毎日聴いているし、ライブ動画のアーカイブも見るし、ラジオを聴いてメッセージも送っている。ブログもいくつか続けて書いた。ファン側は一方通行とはいえBBガールズのコンテンツに触れている(ありがたいことにラジオを通じて反応もある)。それに、ライブが開かれてそれを見ることができるよろこびが、見れなかったつらさを超えている。

今日の「落穴と振子」も素晴らしかった。「泡のないグラス」の後になめらかにつながった見事さを取っても、BBガールズにとって貴重なナンバーだと思う。

 

「離れてもそばにいて」

あまくうたっていくたじさん。

赤いスカートを両手で持つポーズ。これはめずらしい。そうか、マイクスタンドでうたっているからできるんだ。スタンドの真ん中あたりを両手で持ったりも。しあわせな曲でたじさんがマイクスタンドを使うのはあまり記憶にない。

カナさんのピアノが、高音から下りてくるフレーズを2回繰り返す。

最後は声を張って、語尾を響かせずに伸ばす。それから、両手でスカートを持って広げるようにしておじぎ。

 

先月なかった後半2回目のMCが今日はある。

 

「すごいなあと思って。曲の振れ幅が」

今日の後半だと、「情熱のベル」「ひらいたトランプ」「恋してオムレツ」と、「泡のないグラス」「落穴と振子」「離れてもそばにいて」

同じバラードというくくりでも曲によって主人公が違うから、声が変わる。そう言うたじさん。「いろんな曲歌えるのが楽しい」

 

たじさんが早起きするようになって、「今日だから、めちゃくちゃ元気」

 

あきっすんのあきさんは優しい。今日のPAはあきっすんのまっすんさん。バーカウンターには曽我未知子さんもいるし、冴沢͡鐘己プロデューサーも見守ってくれる。

ちょっとずつ、こうやってみんなと会えるようになってきた。

 

手を上げながら片足で跳ぶ振り付けがある「情熱のベル」、明日もやりたい。

 

明日は「わくわくパームトーンサンデー」というイベントがある。パフェみたいな名前だ。曽我さんに明日作ってほしい。

 

求められなくなったら終わり。「人に必要とされなくなったら、消えちゃうよ」という名言を漫画で読んだことがある。

応援してくれる人、見てくれる人がいるのは、すごく幸せだ。

 

「陽だまりの鳥」

やさしい声でうたうたじさん。悲しみもさびしさも伝わってくる。カナさんのコーラスからも。たじさんの語尾でも。

最後は一段高くなったハミングを長く伸ばす。胸に沁みる声だった。

 

「風のファンタジスタ

冒頭のサビを終えて下ろされたたじさんの左手が、スカートをつかむ。ビートに合わせて後ろに前に振っていく。

2番の後の「光るよ」を上げるフェイク。久々だ。

楽しそうなカナさん。どんどん笑顔が増していき、ついに両手を上げる。これは初めて。新たに定着させるのだろうか。「君の」で客席を指差すのも両手で、真ん中から外側へ。

豊かに強い声を解放するたじさん。カナさんがピアノの歩みを緩める。左足を前に半身になったたじさんが、勝利の拳を掲げる。

 

「人生はミラーボール」

久々に終盤で聴けた。MUSEの前、というか、去年の12月にアンコールで歌われて以来だから、後の方で歌われるのは何と今年初めてだ。

たじさんのステップが大きい。

1番の「Are you lady?」は、客席に向けた指を二人そろって左から右へ。

2番はカナさんが両手の「Are you lady?」、今日は指を上下させていく。

たじさんは「好きなもの なんもかも 詰め込んで」と、体を左右にひねりながら歌っていく。

「楽しむが勝ちね 人生はミラーボール あなた次第」という一番好きな詞が心に響く。指差すポーズも。伸ばして絶妙に色を変える語尾も。

「こんなもんじゃないでしょ」とすねたポーズのたじさん。「行くぞーっ!」の叫びに応えないわけないだろ。「BBガールズ!!」

たじさん、左手の動きも強くて大きくて。

力強いスキャットに、指はぐるんぐるんくるくる回った。

 

「まだまだGIRLでいいかしら」

たじさんがとび跳ねる。いつも跳ねるがそれ以上だ。跳ねながら手も上げていく。「情熱のベル」を思わせる動き。もう今日は、「情熱のベル」以降、バラード以外全部動きが大きく派手になっている。いいぞ、楽しい。カナさんの笑顔もはじける。

サビの「Love me,love me」でも跳ねる。間奏はずっと跳ねている。

2番の「小刻みにふるえ」では、左手を上下させるだけでなく、右足を左足を上げていく。

次の長い間奏でも、本当にずっと跳ねている。カナさんのソロが高まると、「フーッ!」「イェー、オン・キーボード、カナーっ!」

三度情熱のサビを経て、後奏では湧き上がる声を聴かせることに集中する。

すごいすごい。全編熱く燃え続ける「まだまだGIRLでいいかしら」だった。

 

「ありがとう!」と言って二人が左ソデへ向かおうとする間にも、アンコールを求める手拍子が起こっている。

 

カナさんが、たじさんが、帰ってきた。

ひと言も発しないうちにギターが鳴り始める。先月に続いて、あおりなし。たじさんが客席を指差す。カナさんが右手を体の後ろまで大きく反り返らせて、鍵盤に振り下ろしてのグリッサンド。たっぷりと間を取ってから、高音を奏でる。

「平成ガール」

たじさんが本編終盤の楽しい感じから一転、凛々しく決めている。カナさんの短いフレーズもかっこいい。今日はいつもより大きく、ずっとギターが聴こえている。

さらに一転。間奏に入るや、たじさんがあの「情熱のベル」の片足ジャンプ。右へ左へ右へと回転していく。

次の間奏では、広げたスカートをギターに見立ててマイクで弾いていくアクション。

それがビタッと止まると光も同時に弱まる。「Love Love Love Machine」に乗り込んでいく。カナさんが選ぶ最も低い音が妖しく奥まで入ってくる。

高まってのサビ。たじさんは足を投げ出すようなステップ。カナさんのきれいで派手なメロディも彩る。

たじさんが右手を掲げる後奏。カナさんが左右の指で細かく連打。さらに速くなる。高くなる。グリッサンドで下りる、おおまた上る。たじさんはスカートなしのギターポーズでフィニッシュ。髪を振って横を向き、顔は隠れている。端麗。 

 

MCなしで「境界線はいらない」

「もう、この楽しいが伝わってるといいな」

「ネットを通じて、どこへでも飛んでいける。そんな時代にぴったりな、私たちの大好きな曲でお別れしたいなと思います」

体ごと手を振るたじさん。多めのラララから、Cメロは特別バージョン。

直後に「誰が勝手に決めたーああ~」とフェイクを聴かせてくれる。

後奏のスキャットも、いつものメロディを別の文字で歌う感じ。これもいい。

たじさんと立ち上がったカナさんが、肘から立てた腕をガシィィィンと上下させる。「情熱のベル」のしめくくりポーズで今日のライブに幕を下ろした。とにかく今日は新曲「情熱のベル」の存在感が大きい。

 

カメラの前に並んで、配信を見ている者へのメッセージ。

「いちばん今日体力があった」と、たじさんは筋トレの効果を実感。「もうワンステージ行けるよ、これ」

「こんなときなので、本当に元気が一番なので。伝わったらいいなあと思って。画面越しってさ、すごい遠いやん。だから、いつも以上に『伝われーっ』みたいな感じのステージでした」

 

今日はまず、新曲の「情熱のベル」がすごかった。ライブで絶対に盛りあがる曲だ。

「情熱のベル」が代表するように、BBガールズがひときわハジケていて、見てる方もひたすら楽しく熱狂できた。「情熱のベル」が引っ張ったみたいに、後半ずっとたじさんのアクションが大きかったもんね。

 

ライブの構成から、BBガールズの曲を甲斐バンドの曲になぞらえるということを、僕は勝手にやっている。

「人生はミラーボール」は、長く1曲目を務めた人気曲だし、客席にマイクを向けるから、「きんぽうげ」

「風のファンタジスタ」は、バラードから終盤怒濤の盛りあがりにつなぐ「氷のくちびる」

「ガーディアン・エンジェル」は、原点とも言えるがデビュー曲ではなく、イントロを長くもできるから、「ポップコーンをほおばって」

「平成ガール」は、熱狂するロック「翼あるもの」

「まだまだGIRLでいいかしら」は、前奏で一気に沸き、本編最後に歌われる「漂泊者(アウトロー)」

「陽だまりの鳥」は、アンコールや本編最後にうたわれるバラード「LADY」

「境界線はいらない」は、アンコールの最後が多い「破れたハートを売り物に」

あとは新たに1曲目を任せられる「ブライトン・ロック」や、とにかく大騒ぎの「ダイナマイトが150屯」に当たる曲も加わればさらにいいなと思っていた。

「ダイナマイトが150屯」ができた。「情熱のベル」だ。曲調やアクション自体は違うけれど、ボーカルが動きまくって煽り、ファンが熱狂するのは同じ。

これは大きい。「情熱のベル」はライブに欠かせない曲になるだろう。BBガールズに強烈な武器が増えた。

 

一方で、「夜明けの月に」と「クランベリージャム」が歌われないとは意外だった。こういう日が来るとは。それも毎月新曲が増えているからこそ。うれしい悲鳴というやつだ。そんな中で、今日は過去最多の20曲をやってくれた。とてもありがたい。

来月は一体どの曲が、どんな順序で歌われるのだろうか。

 

今月も素晴らしいライブだった。

何より、BBガールズの土曜パームトーン劇場が開催されて本当によかった。まだ本来の形ではないとはいえ。心から感謝しているし、めちゃめちゃめちゃめちゃうれしい。ありがとうございます!!

来月は普通に参加できますように。早く叫びたい。たじーっ!カナーっ!

 

  ライブのアーカイブ映像はこちらです。

 (会員登録が必要です。生中継はどなたでもご覧になれます)

freshlive.tv

5月16日 event space PALMTONE

もっとオールドファッションド

それはウソじゃない!?

アタシはバリア

ダメなところも

透明な水

苦い林檎酒

ガーディアン・エンジェル

天界の雫

情熱のベル

ひらいたトランプ

恋してオムレツ

泡のないグラス

落穴と振子

離れてもそばにいて

陽だまりの鳥

風のファンタジスタ

人生はミラーボール

まだまだGIRLでいいかしら

 

平成ガール

境界線はいらない

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今回からライブ中継と同じFRESH LIVE! で、おまけ放送と題した配信が始まった。

ライブ直後の感触、新曲について、裏話、次のライブへの予告など、うれしい内容だった。

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BBガールズの土曜パームトーン劇場(2020年4月4日)

キーボードの位置が真ん中寄り、つまりいつもより左に見える。マイクスタンドは、舞台のセンターよりはっきり左にある。さらに左に丸テーブルがあり、ライブ中継へのコメントを見るためだと思われるタブレットが乗っている。

 

先月からの消毒と換気に加えて、入場制限が始まった。最大15人まで。観客どうしの間隔を広く取るためだが、会場のevent space PALMTONEは、告知写真に写るテーブル席以外に、L字型のカウンターもある。15人なら充分に余裕がある。受付にはカナさんお手製のマスクもそろっている。きちんと対策をしてライブを開いてくださるのは本当にありがたい。

僕の方もマスク着用で来て、駅に着いたら石鹸で手を洗っている。会場でもアルコール消毒する。

 

マスクをしたまま席につく。1曲目予想は「天界の雫」だったが、さっき直前で気がついた。「天界の雫」だと、先にカナさんが1人で登場するときに音がない。キーボードが入る前のイントロが長い曲は、「もっとオールドファッションド」「ガーディアン・エンジェル」以外だと……あれ、「夜明けの月に」しかない? 静かな曲がオープニングを飾るのだろうか。

 

チャーリーズ・エンジェル」のテーマ。今日はちゃんと最初から手拍子。

客席の左右の壁を照明がはっている。初めて見た。いつもは観客にさえぎられているのだな。きれいなものだ。

「Fai La Brava」、さあ、今月の1曲目は何だ?

 

音が閃く。先月と同じだったか。BBガールズ第2章はこの曲スタートで固定するのか? 「ガーディアン・エンジェル」だ。

カナさんが現れる。「カナーっ!」 やばい。名前を叫ぶとマスクがずれることがわかった。鼻や口が出るおそれはないが、上にずれてちょっと変になってる感じ。手拍子はとめたくないから、なおす隙がない。

カナさんの衣装は、向かって右上から左下へ斜めにラインが走っている。ラインより上が紺、下はベージュっぽい色。半袖のワンピースで、袖はシースルー。靴は黒。

ゆったりした足取りで、たじさんが堂々の登場。カナさんとおそろいの衣装。カナさんが紺色の部分が、たじさんは黒。下はグレー寄りかも。短いブーツっぽいのも黒。ペンダント。そしてそして、特筆すべきは、黒いシースルーの手袋だ。その上から右手はブレスレット、左手は腕時計か。手袋をして歌うのを見るのは初めてだ。

サビの羽の振り付けをしない部分で、たじさんがやや半身になり、曲げた足を交互に前へ。

カナさんの間奏。期待通り今日だけの特別な演奏が聴ける。音色の移り変わりの美しさ。いきなりこういうソロが聴けてしまうぜいたく。「カナーっ!」

二人のハーモニーが聴けるサビを繰り返す。最後はたじさん一人で「ガーディアン・エンジェーー」と伸ばし、語尾の「ル」を吐息に溶かせた。「たじーっ!」

 

「人生はミラーボール」

びっくりだ。こちらも先月に続いての2曲目。今月は後ろでやると思ってた。

「話題にことかーかないわ」 今日も「い」を伸ばさずに「わ」を引っ付ける。

2番の「Are you lady?」で、カナさんのまねをして両手の人差し指を内から外へ動かしてみる。BBガールズ二人のライブでは、このジェスチャーが定着している。

ときどきたじさんの髪の内側が赤く見える。赤いイヤリングをしているのか。

「あなた次第」でポーズを決め、手を上げていく。長く伸ばして歌い、語尾はわざとちょっとかすれさせる。

「こんなもんじゃないでしょ」からは、いつもと変えて甘えるようにかわいらしく歌う。

マスク越しの「BBガールズ!!」

後奏はスキャットのたじさんとともに手を回す。今日は小さく回すのは少なめだ。

いつも通りの大好きなところあり、今日ならではの変化あり。よかったな、「人生はミラーボール」

 

まさかの「平成ガール」!

この3曲を続けて初めにやってしまうとは。あおりなしで始まるのも久々だ。

今日も前奏を変えている。両手で弾くカナさん。いきなり惹きつける。

「明治、大正、昭和、平成」の動きが、先月と対照的に細かい。

カナさんの大きな見せ場、後奏。両手で細かく速く弾きながら鍵盤を上がって下りていく。たじさんはいっしょに弾く動作をしていない。

「平成ガール」は毎回変わりながら進化し続けているが、今月は特にいろいろ違った。何よりめちゃめちゃ盛りあがった。すごいぞ。

それにしても、終盤のたたみかけによく使う曲をもう3つも使った。定番で残っているのは「風のファンタジスタ」と「まだまだGIRLでいいかしら」だけだ。終盤何をやるのだろう? 「天界の雫」は確実だが、あと1曲はほしくない? 「それはウソじゃない!?」? もしかしたら、「アタシはバリア」?

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MCは、開催できたことへの感謝の言葉から。

来れない方も多いため、FRESH LIVEでの生中継に寄せられたコメントを確認しながら。

リハーサル中もずっとマスクをしていたという。

 

木屋町の桜がきれい。

去年4月のBBガールズの土曜パームトーン劇場も、桜が満開の日だった。あの日は大盛況で、目標としていた観客数を超え、京都ミューズホールでのライブ開催を決定づけた。帰りは遠まわりをして桜を愛でた。

ちょうど1年後にこんなことになるとは。でも、きっと大丈夫。よくなるのにそこまで時間はかからない。心配ばかりしてられない。対策はしっかりして、あとはできるだけ楽しむしかない。

 

「ダメなところも」

ミューズホールで初披露された2月の新曲だ。

たじさんの声、カナさんのピアノ、そしてたじさんが書いた詞をかみしめてこのバラードを聴いていく。

最後のパートは、やはり恋愛のことをうたっているように受け取れる。いや、でも、たじさんがカナさんにハグしてほしいと求めているとも考えられる。淡路島のライブから何度か解釈を試みているが、聴くたびごとに感じ取るしかないのかもしれない。文字で発表された歌詞を読めば、印象が変わるだろうか。

 

「夜明けの月に」

静かめにうたうたじさん。バラードと希望の歌の両面を持った曲だけど、今日はバラード寄りでうたっている気がする。

サビでカナさんのコーラスとともにうたうと、たじさんの表情がほころんできた。と思えたが、やはりまたしっとりとうたっていく。黒の衣装で手袋もしているから、雰囲気を大事にしているのかもしれない。

不意に、泣けてきた。入場制限を行い、来ることができないファンも多い。そんな中で健気に、しかしたくましくがんばるBBガールズ。今BBガールズのライブを生で見れているありがたさ。

もともと2011年の震災のときに書かれた曲。つらいとき、厳しいときに聴くと、よりいっそう沁みる。やはり僕にとって「夜明けの月に」は特別な作品だ。

 

ビートが鳴る。顔を上げたたじさんが、強気な表情になっている。

「ひらいたトランプ」

1番が終わると、たじさんは吐息のようなスキャット。いつもより多くささやく。黒のワンピースに黒手袋での「ひらいたトランプ」も、ムードが高まっていい。

カナさんの間奏。リズムを変えて踊るように歩く両指。この音が気持ちいい。後半はオリジナルバージョンを踏襲しつつ実はひそかに変えてある印象。

カナさんが楽しそうに弾いているのが作用したように、表情が緩むたじさん。それからまた切ないスキャットへ。歌い終えると、笑顔がこぼれた。

 

イントロでたじさんが、左によけていたマイクスタンドを中央へ。

「苦い林檎酒」

マイクスタンドを黒い手袋で握って歌う感じ。曲の中に入り込んだたじさんの表情。黒い手袋に包まれた両手を動かす仕草。

高く力感を抜いたような、いつもとはまた違ったスキャット。カナさんの名前は呼ばない。カナさんが描く音のグラデーションが、しぜんに観客を間奏へ導き入れる。先月聴いて虹だと感じたあの音色も再び。

後奏はたじさんのあのスキャットをたっぷりと。

全てが絶品の「苦い林檎酒」だ。

 

初めて聴く前奏。新曲だ!

黒手袋が似合う雰囲気。たじさんの手の動きに目が奪われる。「苦い林檎酒」からの流れも完璧。期待がぐんぐん上昇していく。

マイクスタンドの最上部に片手を乗せて歌うたじさん。「十字を切る」なんていう詞が出てくる。外国文学の香り。こういうのもめっちゃ好みだ。ボーボワールの名前も聴こえる。

曲調はジャズっぽくて、ひたすらかっこいい。「こういうの、カナさん好きやろうな」と思って、すぐに自分の愚かさに気づく。「ちゃうわ、カナさんがつくったんや」4月の新曲はカナさん作曲だと発表されていたのに。

たじさんの歌に魅了されてしまう。こんなにジャズっぽいのもしっくり歌いこなしている。実に様々な曲を見事に歌い切れるたじさんの強みが、ここでもまた圧倒的だ。オシャレに、もろさを感じさせるほど切なく、強く豊かに、高く。この1曲の中でも、たじさんの歌声が移り変わっていく。

カナさんの演奏もすごい。ソロは激しい、速い、細かい連打。劇的なのだ。ずっと品があってスタイリッシュで、それでいて不穏さも予感させるような。よくぞつくってくれ、弾き遂げてくれているものだ。

カナさんの音が消え、たじさんの「ナナナナナナナナーナナーーー」という声だけがステージに余韻を残した。

これはブレイクかもしれない。もしも続きが始まったときにじゃまにならないように、静かに待つ。そのまま灯が消えた。新曲は終わったのだ。思いきり拍手をした。

「これまでのBBガールズにはない、でもBBガールズの世界観には合っている曲」と予告されていたけど、その通りだった。BBガールズはまた新たな武器を手に入れた。

 

BBガールズが去った舞台に流れる曲が変わっている。先月までは「明日に向って撃て!」の静かな、郷愁を感じさせる抒情的な曲だった。今聴こえているのはジャズっぽい。「落穴と振子」の後に合うと判断されたのだろう。以前の土曜パームトーン劇場で聴いた覚えはある。おそらく去年の夏以来じゃないかな。それ以降は、静かな曲をカバーした後に「明日に向って撃て!」のが流れる形になっていた。

この曲なら後半の登場シーンでも声援しやすそう。もちろん、静かな曲の後などは先月までの曲もいいと思う。

 

「落穴と振子」を思い返しながら待つ。黒の衣装も似合っていた。

もしかして、後半の衣装は赤なんじゃないか。黒とのコントラストで。去年10月の赤いワンピースも特によかったし。12月26日(土)のKYOTO MUSEライブのチケットも昨日発売になった。MUSEライブのポスターは赤の衣装だ。

 

ビートの中をカナさんが再登場。衣装は白だった。カラフルな細いストライプのスカート。茶色のコルセットベルト。ほどいた髪にカチューチャ風の布に見える髪飾りが目を引く。

ややあって現れたたじさんも、上は白。色違いのストライプのスカート。コルセットベルトは黒。たじさんのスカートは青紫が、カナさんは赤が目立つ。たじさんはイヤリングを変えたようだ。カナさんも変えたように見えるがどうか。

「もっとオールドファッションド」

スタートにぴったりの曲で後半の幕を開ける。

1番の後で新しいスキャットが聴けた。

 

前奏で明るくはじけるたじさんの表情がいい。

「恋してオムレツ」

客席のスペースが広いから、体をひねる振り付けも存分にできる。

「ワー」はもちろんMUSEバージョンで大きく。

「心が弾むの」で腕を上下に揺するたじさん。うきうきしてる感じが伝わって、これもいい。

間奏での観客への言葉は、FRESH LIVEで生配信を見ている人々にも向けられる。

両手を高く上げての「イェイ!」

ラストのポーズも、両腕を思いきり広げた。

 

前奏で笑顔のたじさん。おお、先月とは逆の並びで「恋してオムレツ」と続けてきた。

3月の新曲「アタシはバリア」

たじさんは歩きながら、すねたような心配しているようなニュアンスを込めた声で、彼氏に語りかけるように歌い出す。カップルがいる街の情景が浮かぶ。

円を描いてバリアを張り、前に出した手を動かす振り付け。サビの歌詞はやはり「好き好き好きと言って」のようだ。なんてかわいらしい曲。ほんとにもう、曲もたじさんの声もカナさんの間奏もコーラスも振り付けも、何から何まで全部キュート。

先月の新曲も今月の新曲もめちゃめちゃ大好きだ。

 

MC。

今の「アタシはバリア」と今月の新曲のコントラスト、ギャップ。

いつも思うけど、いろいろな曲を完成度高くやってのけるのがBBガールズの魅力のひとつだ。

「あたしが手袋をつけてきた訳がわかっただろ?」

 

FRESH LIVEのコメントを確認していく。

今月の新曲のタイトルは「落穴と振子」。送り仮名なしの表記。

おお、早く歌詞が知りたい。

 

カナさんが「わたし今日ふわふわしとるわ」と言うと、たじさんが「ふわふわしーてるーとー」って「アタシはバリア」を歌い出す。こういうの好き。たとえワンフレーズだけでも 「聴けた!」って思う。軽く歌っても普通の歌とは違っているし。

 

「離れてもそばにいて」

先月はなかったから、MUSE以来だ。

たじさんが甘えた感じでうたう。ライブで「離れてもそばにいて」を聴くと映画の1シーンのような画が浮かぶことが多いが、今日はとにかくたじさんの声が甘いという印象だ。気持ちを述べる詞になると特に。語尾の響きもキュートに甘かった。

 

「それはウソじゃない!?」

「風のファンタジスタ」より後の可能性もあるかと思っていたが、もう行くのか。「もっとオールドファッションド」も「それはウソじゃない!?」も出して、終盤はどうなるのだろう。

もはや定番曲と「天界の雫」以外でとってあるのは「クランベリージャム」だけだ。「クランベリージャム」からの「風のファンタジスタ」か、「クランベリージャム」の後にMCか、「陽だまりの鳥」が先でアンコールに「クランベリージャム」か。

横に動くたじさんとカナさんの動きがシンクロするのがきれいだったり、二人の向きが別なのもまたいい感じだったり。

声を合わせる狭間にたじさんがスキャットを入れるのも好き。今月も聴けてうれしい。

 

曲が終わって「たじーっ!」って叫んだが、声がかすれてしまった。水を飲みたいところだけど、マスクをずらして水を飲んでマスクを戻す隙はない。手拍子は絶対にとめたくないし。

 

すぐに始まる「クランベリージャム」

やはり水を飲まなくてよかった。

たじさんが1番を歌い終えて回る。「フーッ!」ちゃんと声が出た。喉は大丈夫だ。

2番でカナさんの指が跳ねて音が増えるところ、いつ聴いてもわくわくする。

たじさんは今度は半回転。むこうを向いてから曲に合わせて、足を高く上げるステップ。歩くようにして前に向きなおる。

3回目もゆっくり半回転。今度は少し早めに前に戻る。

いろんなパターンがある「クランベリージャム」のサビの動き。回るもよし。回らぬもよし。その時その時どんな身振りでも、ファンはうれしいものです。

 

MCはなかった。

「風のファンタジスタ

今日だけの特別バージョン。だからこそ2番の歌入りでひときわ盛りあがる。

後奏のたじさんの声。この力強さ、潤い、なめらかさ、のびやかさ。今日も素晴らしい。

 

カウント。カナさんのあの前奏。たじさんは例のポーズで「フーッ」、それから跳ねる。

先に来たぞ。「まだまだGIRLでいいかしら」

ああ、たかぶる。立ってやろうか。今日の広い客席ならいいんじゃないか。でも、後ろにもお客さんはいる。立ちたい気持ちをぐっとこらえる。けど、座ったままで立ってるのと変わらないぐらい動くもんね。

間奏の「カナーっ!」も最大限を超えるつもりで。

歌も演奏もアクションもコーラスも素敵だった。めちゃくちゃ楽しい!

 

「最後の 曲に なりました」

「天界の雫」

もともと1曲目に予想してたけど、逆に最後だった。昨夜のラジオ「BBガールズのまだまだGIRLでいいかしら」で、たじさんが「一番ハイテンポ」と言ってた。それは意識してなかった。こういう新たな見方を教えてもらえるのってうれしい。

ライブで最後に聴いた後、「天界の雫」オリジナル動画チャレンジに参加したから、動画をつくるにもできた後確認するにもショートバージョンを繰り返し聴くことになった。だから、2番の詞が新鮮だ。

ショートバージョンのみ歌詞が公開されたおかげで、それまで「空」だと思って聴いていた詞が「宇宙(そら)」だと知った。今日はその後初めて生で聴いているから、また違った印象の「天界の雫」だ。舞台がよりスケール大きく、地球だと思える。負けないもんね。

 

「ありがとうございましたーっ」

言葉に力を込めてから、BBガールズが去っていく。

 

こちらも力を込めた手拍子で、BBガールズを呼び戻した。

 

12月26日(土)京都ミューズホールでのライブの告知。チケットは昨日から買えるようになっている。再びバンド「はんなりディスコボールシャワー」を率いてのステージだ。

 

MCの間にBBガールズタオルを取り出す。「境界線はいらない」で振るだけでなく、最初から肩にかけておけばいいんだ。富山やゼスト御池やMUSEではそうしてたのに、本拠地での土曜パームトーン劇場になると忘れてしまう。先月も途中で出したんだった。慣れというか安心感からだろうか。

 

FRESH LIVEのコメントを確かめる。書き込んでくれる人が増えていた。

 

「曲順がほんとにいろいろ組めるようになったので。曲が増えたことによってね」

うれしいことだなあ。BBガールズのライブがますます充実していく。11月にはセカンドアルバムも出る予定だし。

「また来月1曲増える」

このマンスリーライブ「土曜パームトーン劇場」で、毎回1曲ずつ新曲がお披露目されていく。

 

「今日は開催できて本当にうれしいなっていう気持ちと、みんなのことも心配だし」

 

「来月も開催できるように、みなさん、閉じ込めていきましょう」

「ひとりひとりが自分だけじゃなく、周りの人のことも考えてということですよね。自分は大丈夫って思っても、もしかしたら人に迷惑をかけることもあるかもしれませんので。またね、『あのとき大変やったなあ』って言う日が来ますので」

僕は全力でとじこもる。できるかぎり早く落ち着くように。5月もBBガールズの土曜パームトーン劇場が見たいのだ。どうなるか本当にわかっている人などいないだろうし、結果はわからない。だけど、後悔したくないから。来月もライブを見に来れるように、できるだけのことを。

 

「アンコール2曲お聴きください」

「陽だまりの鳥」

やさしくうたうたじさん。それでいて弱くはなく、つやつやした声を聴かせてくれる。

たじさんの声が強めになる。が、悲しみもたたえている。

カナさんのピアノが高まる。たじさんが泣くような声になる。

後奏はいつもと違うスキャット。ため息をまぜていつもより長く。カナさんのピアノが戻るとハミングへ。そこからさらにもっと高いハミングに。なんてきれいな声だ。

「陽だまりの鳥」がまた感動を与えてくれた。

 

「境界線はいらない」

前奏でたじさんが「カナちゃんのかわいいマスクを着ける」と言って、マスクをする。カナさんも。マスク姿のBBガールズ。「斬新じゃない?」そのまま歌い演奏していく。

サビに入るところでたじさんがマイクを持ち替え、たしかに右手を振っている。

ステージ上も客席もマスクしてる異例のライブになった。

歌い終えたたじさんは「またねーーーーーっ」

またが来月になりますように。

 

声援が飛ぶ。FRESH LIVEが見れるようにタブレットを持って、BBガールズがステージを下りた。

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客席で、FRESH LIVE 視聴者へ向けたコメント。

「さみしいけど、ここで歌えてうれしいなあという気持ちが今日はすごくあふれてきました。あたりまえのことだったのがね。本当に1回1回のライブを大切にしていきたいなと改めて思わざるを得ん感じでした」

 

ファンも心から感謝してます。今日ライブを見れたことは特別ありがたいと感じる。本当にうれしい。

 

たじさんの目がうるうるしているように見える時があった。気のせいかもしれない。

後半、バックの音の激しさに気づいた。これはめずらしい。

「透明な水」と「泡のないグラス」がどちらもなかった。「泡のないグラス」は重さを感じさせることのできる曲だから外した気がする。今は明るい曲、そして希望の歌を届けようということか。ただ、バラードが少ないという感覚はなかった。きっと「ダメなところも」と「夜明けの月に」の存在感がそう思わせるのだろう。

異例のライブ、普段に負けず楽しませてもらった。これを心に刻んでおこう。

 

MUSEライブのチケット、手売りは今日が解禁日だ。年末がめちゃめちゃ楽しみ! 日程が発表されてすぐに休みは取ってある。

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 ライブのアーカイブ映像はこちらです。

 (会員登録が必要です。生中継はどなたでもご覧になれます)

freshlive.tv

4月4日 event space PALMTONE

ガーディアン・エンジェル

人生はミラーボール

平成ガール

ダメなところも

夜明けの月に

ひらいたトランプ

苦い林檎酒

落穴と振子

もっとオールドファッションド

恋してオムレツ

アタシはバリア

離れてもそばにいて

それはウソじゃない!?

クランベリージャム

風のファンタジスタ

まだまだGIRLでいいかしら

天界の雫

 

陽だまりの鳥

境界線はいらない

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「落穴と振子」はエドガー・アラン・ポーの小説をモチーフにしていると聴いた。僕は「恐怖の振り子」というタイトルで読んだ。自分が好きだった小説がBBガールズと結びつくなんてうれしいな。

アガサ・クリスティーの「ひらいたトランプ」もそうだ。

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来月もBBガールズのライブが見たい。

どんな状況になっても、希望はなくさない。「明日に向って撃て!」のポール・ニューマンのように。「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のイングマルのように。

心配してもきりがない。落ち込み過ぎることはない。やれることをきちんとやって、あとはできるだけ楽しむ。

好きな言葉がある。

 太陽を振り仰げ、そうすれば影は見えない

                  ヘレン・ケラー

火曜パームトーン劇場 新学期スペシャル(2020年3月31日)

会場に入ると、受付にカナさんとあきさんがいた。セーラー服で! 新学期スペシャルって、こういうことだったのか!

姿を見せていないたじさんは、もしかして先生役? と思ったが、すぐにまっすんさんがいると思い出した。

 

「恋してオムレツ」に乗せたオープニングで全員集合。BBガールズ。あきっすん。SOSさん。

カナさんは赤のチェック。あきさんはえんじのスカーフ。たじさんもセーラー服で、紺のスカーフだった。

 

まずSOSさんのラップの曲。

尺八奏者の伴さんとのコラボではない、単独のステージは初めて見た。

 

クイズコーナー

まっすんさんはさんまさん大好きに違いない。

勝手にMVP回答を選ばせてもらうなら、たじさんの「揖保乃糸

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BBガールズライブ

たじさんの足のスタンスが広め。これで手を上げなければこの曲。

「人生はミラーボール」

「話題にことかーかないわ」という、ここ最近の歌い方。

2番の「Are you lady?」で、カナさんがやる、両手の人差し指を真ん中から両外へ向ける振り付けをやってみた。これ楽しい。これからもやっていこう。

「あなた次第」の決めポーズ。そこから手を上げていくところ。動きも声もかっこいい。

最後は指をくるんくるん回す。

今日の「人生はミラーボール」もめっちゃよかった。特に好きな曲。

 

MCで制服トーク

たじさんがラッパー風にしゃべってから、「カモン、SOS」

SOSさんが登場、BBガールズの左に立つ。

「それではキイテクダサーイ。ミュージック、カモーン」

クランベリージャム」

前奏にSOSさんのラップが入る。本当に「クランベリージャム」はBBガールズの曲の中でいろんなアレンジをされる確率ナンバーワンだ。浴衣バージョンまであったし。

たじさんが回る。「フーッ!」

間奏でまたSOSさんがラップ。

たじさんは3回ともまわってくれた。

後奏にもSOSさんのラップ。たじさんがスキャットも入れていく。

曲が終わると、たじさんがカナさんがSOSさんとハイタッチ。

 

あきっすんはMC、「あなたとよろしく」に続いて、やはりSOSさんとコラボ。

今日は「まっすんラップ」、BBガールズも出てきてくれた。

前奏ではSOSさんのラップに圧倒された風でいたまっすんさんが巻き返していく。間奏では客席に下り、僕の炭酸水のジョッキを持ち上げて飲むふり。実際に飲んでもらってよかったが、そうもいかないか。

ステージに戻り、正統派っぽいラップで対抗するまっすんさん。しかし、結局あきさんとBBガールズにステージ端に追いやられ、3人がSOSさんを称えるポーズで終わった。

 

そのまま「恋してオムレツ」をBGMに第1部のエンディング。

まっすんさんに向けた「蛍の光

 

インターバルをはさんで第2部。

うたばんのコーナーから。

 

今日は何も打ち合わせをしていないが、最初に歌うのは僕だった。

火曜日は先週初めて「植村あきの火曜パームトーン劇場」に来たけど、急に時間が空いて来たこともあって申し込み方法がわからず、うたばん自体が行われなかった。

ステージに上がらせてもらう。自分の左後ろにカナさん。右後ろにギターの冴沢さん。

マイクを手に持つかマイクスタンドを使うか聞かれる。本来は甲斐よしひろがマイクスタンドを蹴り上げたりぐるぐる廻したりする曲なのだが、そういうわけにはいかない。カラオケに近い感覚でと、手に持つ方を選ばせてもらう。

後ろのカナさんと冴沢さんが気遣って支えてくれる感じがする。司会のあきさんがとてもやさしく、すごくやりやすいようにしてくれる。さらに、客席からたじさんがどんどん反応してくれて空気をよりよくしてくれる。ステージに立っているときに反応があるって、ありがたいのだな。撮影もしてもらえ、いつもと逆に「クラーイ」と声をかけてもらえるのもうれしい。みなさんが素人を温かくもりたててくれる。普段ステージに出ているプロの配慮ですね。ありがとうございます。

曲名を聞かれ、甲斐バンドの「ダイナマイトが150屯」と、冴沢さんの表情を確かめながら答える。先週の火曜パームトーン劇場の後、冴沢さんが「CRYさんも何か歌いましょうよ」と言ってくれて、「ダイナマイトが150屯」をお願いした。ちゃんと通っていたようでほっとした。

曲を始める直前に冴沢さんから「ちょっと低くしてます」と告げられる。キーがわからないと伝えていたので、高いところが出ない危険を回避してくれたのだ。この1回のために冴沢さんとカナさんが準備してくれたなんて、ものすごいありがたみを感じる。

前奏の最初はギターの音を変えてあった。甲斐バンドバージョンはドラムで始まるから、その感じを出してくれているのだ。やがてまさに甲斐バンドと同じタイミングでキーボードが入り、妖しくも雰囲気をかき立てる。さらに、ギターとキーボードだけで、あのサックスが鳴ってるみたいに聴かせてくれる。感激が次々にやってくる。

僕の歌はおそまつだけど、めっちゃ楽しい。手拍子もとてもありがたい。せっかくなので、カナさんがキーボードを弾くのを近くで見せてもらう。 Aメロに戻るところのギターも、かっこよくありつつ僕にでもタイミングがわかるようにしてくれている。

歌の部分が終わって気分が軽くなった。アルバムの甲斐よしひろみたいに後奏の途中で「イェーエイ」って言っちゃお。最後は「ウォオーー」だ。と思って「イェーエイ」って言いかけたら演奏が終わった。アコースティックに合うように後奏を短くしてくれていたのだ。急に最後に「イェー」って言った形になって少し恥ずかしかったが、たじさんとあきさんが「イェーイ」って反応してくれてめっちゃ助かった。

歌い終わってからも、みなさん本当に温かい。幸せな空間。

「ダイナマイトが150屯」は甲斐のライブでも特に盛りあがる曲なのに、非常に非常に残念なことに、権利の関係でカラオケに入っていない。だから、歌いたかった。

生演奏で念願を叶えてもらった。しかも、自分の好きなアーティストに囲まれて。めちゃめちゃ楽しい!

いつかまた歌いたい。そのときはきちんと事前にお願いをしてキーを上げてもらってリベンジだー。

 

続いてうたばんの常連さんが福山雅治を歌われ、BBガールズとあきっすんが1曲ずつ。

 

BBガールズは、この3月に初披露されたばかりの新曲「アタシはバリア」

何回聴いてもめちゃめちゃキュートでキャッチーで、とっても楽しい!

どうも「好き好き好きと言って」と歌っているところもあるようだ。あれ、もしかしたら全部「好き好き好きと言って」だったのだろうか。土曜パームトーン劇場で初めて聴いたとき勘違いしていたのかも。

バリアを張る振り付けは一定で、腕を逆に回すことはなかった。

「アタシはバリア」、本当に好きだ。聴けてうれしい! やってくれて、ありがとうございます!

 

やはりBBガールズのライブが見れるのは最高だ。

大変な中で対策をして開催してくださって、心から感謝。BBガールズにevent space PALMTONEという本拠地があって本当によかったと、あらためて感じる。

おかげで楽しくて元気が出て貴重な体験ができて、思い出の一日になった。

「天界の雫」 オリジナル動画チャレンジ

3月17日(火)の夜、時間ができた。だから、初めて動画を編集した。

 

BBガールズの1月の新曲「天界の雫」の音源ショートバージョンが公開され、これに自由に動画をつける「天界の雫」動画チャレンジという企画が始まっていた。BBガールズを応援するため、参加したいところだが、動画なんてつくったことがない。難しそうだし、やり方もわからない。だけど、やっぱりファンとして何とかしたい。

 

きっと動画編集のアプリがあるだろうと検索し、よさそうなのを見つけて、そこから深夜まで作業を続けた。

何しろ生まれて初めてなので、そんなに立派なものはできないが、完成はした。

youtu.be

蛇足ながら、どんなふうにつくったか、動画各所の意図なども記しておく。

 

手持ちの動画に使えそうな物はなかった。一応、鴨川沿いの家で遊んだ日に少し撮影してみたが、車のナンバーが映っていたし、つくりたい動画にも合いそうにない。

動画のイメージは宇宙。今回の企画にあたって公開された歌詞を読むと、ライブで「空」と思って聴いていた詞が「宇宙」と表記されていたから。

フリーの動画素材から、宇宙を探す。求めているのは、緑と紫の入った宇宙。たじさんは緑、カナさんは紫がそれぞれイメージカラーっぽいので。

他に、満点の星。逆に闇。黒雲と雷。

また別に森の動画も探した。今回のショートバージョンには入っていないが、2番の詞で森が大きく関わってくるので。こっそり忍ばせたい。森に雪が降る動画を見つけ、それにする。2番では雨も降ってきて、これも重要なのだが、歌詞そのままではなくするのもありかなと。

 

それらの動画を曲の展開に沿ってならべる。

最初は絶対に闇。唯一最初からあったアイディアが、冒頭にBBガールズの名前を入れること。映画のタイトルよりも先に名前が出るハリウッドの大スター風にしたい。ただの闇でなく、霧が流れ稲光もする。

「天界の雫」はアニメのオープニング曲っぽいから、そこから映画のタイトルバックやドラマのオープニングを意識した。

主題歌とプロデューサーの表示はするとして、もっと字幕を出したい。BBガールズのラジオ番組「まだまだGIRLでいいかしら」を原作みたいな表示で出そう。じゃあ、番組の出演者や大喜利コーナーへの投稿者のラジオネームをキャストとして使わせてもらおう(勝手に使ってすいません)。順番は、番組で前の週に投稿が読まれた順のまま。

 

細かいこだわり。

歌入りはしっかり聴いてもらうために、なかなか字幕を出さない。

主題歌「天界の雫」BBガールズという字幕はサビに合わせ、最も長く出す。

借り物ばかりだから、ひとつでもオリジナルを入れたくて、自分が撮った写真を使った。最後が静止画になるオープニングもあるし。今月のライブの写真が「ガーディアン・エンジェル」の衣装で、緑と紫の感じがちょうど出ていた。

 

あ~、やっぱりめっちゃ蛇足だなあ。この文は読まれなくていいから、動画を見てもらえれば、というより、「天界の雫」を聴いてもらえたらうれしいです。

わくわくシティーパーク(2020年3月8日)

オープニングでBBガールズは「2月9日にKYOTO MUSEでのライブを大成功させた」と紹介される。そうか、昨日の土曜パームトーン劇場に来れなかった人にとっては、MUSE以来の本拠地京都で見るBBガールズだ。

 

カナさんはサーモンピンクの長袖にもっと濃い紅のコルセットベルト、ベージュっぽいスカート。ベルトの結び目がリボンみたい。

たじさんは白の長袖、右肩だけ少し出るデザイン。コルセットベルトは灰色がかった銀に見えるが、柄が入っているのかも。金の留め金。黄土色のスカート。

右肩近くにおそろいの刺繍が入っているようだ。ラジオで聴いたカナさんによる刺繍か。カナさんはパンダ、たじさんはよく見えない。今日は前の席が埋まっていて、僕は久しぶりに、BBガールズの土曜パームトーン劇場に通い始めた頃に座っていた左後方の席にいる。きっとたじさんの刺繍は爬虫類か両生類。後でブログ用の写真をお願いするときに確認させてもらおう。

 

まずは全出演者が1曲ずつ歌う。BBガールズは「昨日発表されたばかりの新曲」と予告された。

「アタシはバリア」

このために昨日のライブのアーカイブで振り付けを確かめなおしておいた。その甲斐あって1番からたじさんといっしょに動ける。

楽しい曲調。そして、曲に合わせたたじさんのキュートな声が魅力的。

3度目のバリアで、たじさんは腕を下から回す。逆向きにバリアを張るパターンもあるのか。

聴けてうれしい。たじさんもカナさんも素晴らしい。ただ、僕自身は振り付けをすることに何%か気をとられてなかったか。反省だ。もっとしっかり歌詞を聴くべきだったし、聴きたかった。まずは歌詞を覚え込まねば。でも、めっちゃ楽しかった。

 

続く山下圭志さんの「JEETY」でBBガールズはコーラスを務める。

山下圭志さんをはさんで左にたじさん、右にカナさんが立つ。僕の席から距離はあるとはいえ、二人ともを視界に入れるのは難しい。

しかも、間奏で「フッフーッ」ってコーラスするときの二人の動きが別になっている。たじさんは手首を返しながら下ろしていく。カナさんは人差し指を出した両手を下ろす。どっちの振り付けをすればいいだろう。結局たじさんとカナさんの動きを交互にまねることにした。

山下圭志さんの歌もBBガールズとのハーモニーも気持ちよく、曲も爽やか。山下圭志さんは今日もBBガールズを立ててくれるし。「JETTY」見れてうれしい。

 

次があきっすんの「まっすんラップ」

カナさんたじさん籾井優里奈さんがダンサーで参加。BBガールズ3曲連続登場だ。

まっすんさんは白い手ぬぐいみたいなのをかぶってたけど、伊藤直輝さんのはろーこみゅこみゅタオルだった。途中であきさんのハットをかぶせられたまっすんさん、女性陣に覆い隠されたラストでは、そのハットを後ろからたじさんにかぶせた。

 

1曲ずつのパートが終わり、各組が数曲ずつ歌う本編へ。淡路島の2日目が3曲ずつだったから、今後ずっとそうなってしまうのか心配していたが、今日は4曲ずつに戻っていてうれしい。

 

BBガールズ

司会の曽我さん、masaeさんと談笑していたたじさん。一瞬で表情が締まる。

「風のファンタジスタ

たじさんが体を沈めるところでは、やはり足が舞台と平行になるまで倒されている。

最後の声が強くきれいに伸びていく。この迫力。

今月「風のファンタジスタ」が聴けるのは、僕にとって大きなこと。昨日に続いて全力で拳を握り、振り上げた。

 

「それはウソじゃない!?」

譜割りの変化も少しだけある。

意識が最も引っ張られたのは、「シュビドゥビドゥビドゥバッパー」にたじさんがスキャットを入れ込むところ。やっぱりいいな。

そして、たじさんの動きがよかった。気合いが入ってるように感じられるというか、力強くて、でも力んだ様子はなくて、しなやかで。

 

「今日は無観客ライブになるかと思いきや、みなさん来ていただいてありがとうございます。万全の対策をしていただいて」

 

「生で音楽を聴くっていうのが、多分ここにいらっしゃる人はけっこう日常になってる人だと思うんですけど。あんまりライブハウスに出入りしない方からしたら、もうすし詰めでぎゅうぎゅうでスタンディングで……みたいなのがけっこうライブハウスのイメージなんかなと思って。けっこうみんなパーソナルスペース守ってやってるし、そうでもないところもたくさんあるので」

ライブハウスへの熱い思い。ライブハウスが悪いわけじゃないもんね。

今日は1時間ごとに消毒してまわってくださってもいる。

 

「では、1月の新曲をお聴きください」

「天界の雫」

カナさんの前奏。たじさんが閉じていた目を開けると、曲の世界に入った顔になっている。ビートが加わって一度緩めた表情が、歌入りでまた凛とする。

星を見上げるように、海の彼方を見据えるように歌うたじさん。カナさんのキーボードがスリリングに高まる。

曲が終わるとき、たじさんは希望の笑みをうかべて目を閉じていた。

 

今日はいつもこの「わくわくシティーパーク」をやってるゼスト御池が使えず、場所をevent space PALMTONEに移しているから、これまでこのイベントでやらなかった曲が聴けるかも、ということだった。それなら「平成ガール」が聴きたいなと思っていたが、次がもう最後の4曲目。あと1曲は「まだまだGIRLでいいかしら」だろうから、無理。もちろん「まだまだGIRLでいいかしら」も大好きだからうれしい。

そこへ流れてきたギターの音色。「平成ガール」だ!

カナさんの右グリッサンド。さらに右手で同じ場所を細かく連打。たじさんが「BBガールズ最後の曲になりました」と客をあおる。

Aメロで繰り出すカナさんの音がかっこいい。

カナさんが鍵盤を激しく叩きだす。たじさんの動きも大きく、声も高まる。

そしてあの後奏だ。カナさんの十本の指が細かく羽ばたきながら音階を上り、下り進むと右のグリッサンドが終わりまで駆け抜ける。たじさんは両腕をクロスさせるめずらしいポーズ。「カナーっ!」「たじーっ!」

「平成ガール」が聴けてうれしい。それに、他のアーティストのファンもいる前で「平成ガール」の過激なライブバージョンを見せてくれてうれしい。BBガールズにはこんなロックもあるんだぜ。

 

イベントのフィナーレは、山下圭志さんをボーカルに、全員参加の「虹色のパレード」

客席にポンポンが配られ、立って踊りたいなと思ってたら、僕の前の伊藤直輝さんのファンらしい方が後ろを気にしながら立たれたので、ちょうどよかった。みんなで踊るべし。

たじさんは左端の方で、カナさんは右端で、スタンドマイクでコーラス。

たじさんは伴さんの幼いお子さんを気にかけながら。

伴さんの尺八も、ゲストとして初参加した鴨川ハルモニカの演奏も加わっている。たじさんは鴨川ハルモニカを前に出してあげ、鍵盤ハーモニカの間奏を目立たせてあげる。たじさんはこういう気遣いのできる人。

山下圭志さんが客席へ下りてくる。みんなとハイタッチ。

たじさんが伴さんのお子さんに駆け寄り、後ろから最後の決めポーズをさせてあげた。

 

いいイベントだった。開催してくださって感謝です。

そして、BBガールズもめっちゃよかった。

5曲中2曲が新曲。こんなふうに変わるとは。毎月着実に素敵な新曲を出していけるのは、一昨年のコラボシリーズでカナさんが作曲や編曲のバリエーションを増やし、去年はBBガールズらしいアレンジで絶品のカバーを続けた、それらを経たからこそなのだろう。

しかも、今日の5曲は、「アタシはバリア」がキュート、「風のファンタジスタ」は応援歌、「それはウソじゃない!?」はまた別種類のキュート、「天界の雫」は勇壮、「平成ガール」はロックと、色とりどりだ。BBガールズは曲ごとに最適な声と歌い方とコーラスと演奏になる。いろんなタイプの曲ができるのがBBガールズの魅力のひとつだと、改めて思う。

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結局たじさんの刺繍は確認できなかった。またいつかこの衣装でライブしたときのお楽しみ。

BBガールズの土曜パームトーン劇場(2020年3月7日)

淡路島ライブをはさんだけれど、BBガールズのワンマンライブとしてはKYOTO MUSE以来。あの盛況のMUSEを経て、どんなステージを見せてくれるのか。

土曜パームトーン劇場としては2か月ぶり。また、今月はカナさんのお誕生日月でもある。

入り口でアルコール消毒。カナさんお手製のマスクをいただく。かわいい猫の柄にした。あいにくの情勢だけど、消毒や換気をはじめ、できるかぎりの対策をしてライブを開催してくださって、本当にありがたい。もちろん、客としても細心の注意を払ってここに来ている。

 

今月もキーボードに楽譜立てはない。

これまでと同じように「チャーリーズ・エンジェル」のテーマが流れる。僕は自分のメガネを確認する。少しでも曇っていたら、BBガールズのライブがいくらかでも見えにくくなってしまう。あ! 失敗! MUSEのときのように、この曲の最初から手拍子して、これを定着させたいと思っていたのに。めっちゃ出遅れた。曲の終盤から手拍子を始める。

 

「Fai La Brava」が続くのもこれまで通り。しかし、MUSEライブを経て、1曲目は変わる可能性がある。MUSEでひと区切り。新しい段階へ進むBBガールズの宣言として。

 

「おおーっ」って声をあげてしまった。1曲目が変わるとしても、まさかこの曲で来るとは。

「ガーディアン・エンジェル」!

さあ、BBガールズ第2章開幕だ!

イントロに乗って現れたカナさんは、このシングルのジャケットの衣装。紫の部分が印象的。髪には青い花とパンダ。「カナーっ!」の声援を受けて、前奏を弾き始める。

たじさんもジャケットの衣装で登場。「たじーっ!」の声が飛ぶ。たじさんは深めの緑。そして、二人とも肩を出している。シングル発表当時の衣装をカナさんがリメイクしたのだろう。下も長めのスカートに変わっている。二人とも黒のブーツで、たじさんのはヒールが高い。カナさんのが低めなのは演奏のためか。紐が付いている。

カナさんの今日だけの間奏がまたオシャレでかっこいい。

何だかBBガールズが大きく見える。いつもの席から見ているのに。淡路島でも近い席だったのに。MUSEを経験してスケールを大きく感じさせるようになったということか。誰かを見てそういうふうに感じたのは初めてだ。

たじさんのフィニッシュも決まった。

「ガーディアン・エンジェル」はこのところライブでどんどん存在感を増していて、MUSEでも終盤に歌われた。その「ガーディアン・エンジェル」を最初に持ってくるのは、きっと大きな意味がある。デビュー曲ではなく2枚目のシングルだが、BBガールズの原点とも言える曲。歌入りから二人のハーモニーを聴かせることができる。MUSEの前にラジオ大阪「桑原あずさのas life」にゲスト出演したときも、この曲をかけてもらっていた。

そういうのを全部ひっくるめての「ガーディアン・エンジェル」。新たな出発にふさわしいオープニングだ。12月26日(土)の2度目のMUSEライブのとき、BBガールズがさらに大きく活躍したとき、この幕開けを思い出すだろう。

 

「人生はミラーボール」

もうここで歌うのか。惜し気もなく連続で、終盤のたたみかけにも使える人気曲の投入だ。

「話題にこーとかかないわ」と、「い」と「わ」を引っ付ける歌い方。最近このように変わってきている。

「まねてもいいのよ」をカナさんも口ずさんでる。マイクには乗せないけれど。こういうのを見るのも好き。

「あなた次第」のポーズが決まる。最高だ。

「BBガールズ!!」という客席のコール。

「回せレインボー」で大きく右手をまわすたじさん。その動きがだんだん小さく速くなっていった。

 

「それはウソじゃない!?」

二人での「シュビドゥビシュビドゥバッパー」の間にたじさんのスキャットが入る。これめっちゃ好き。この形で定着していきそうな気がする。

たじさんの動きも横中心で、しぜんにノッている感じでいい。カナさんも体をひねって角度を変えながら弾くのがまたいい。

後奏の終盤、キーボードの高音が突き抜ける。また違った味わい。カナさんがひそかに攻めている。

 

最初のMC。

まず、昨日カナさんがお誕生日だったこと。おめでとうございます!!

 

今日の衣装はやはり、「ガーディアン・エンジェル」のをカナさんがリメイクしたのだという。カナさんも立ち上がって、しばし撮影タイム。

この衣装で、その「ガーディアン・エンジェル」で、BBガールズが新たなスタートを踏み出した。

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「ひらいたトランプ」

今日は本当に、人気曲の手札をどんどん切っていく。

いつも以上にカナさんの低音三連打が印象的。こうなると、違う高さの三連打が来たときも、おおって反応してさらに惹き込まれていく。

間奏がまたもや素晴らしい。毎回期待して毎回感激させてくれるカナさん。しめくくりの細かな速い奏法には、たじさんも「フーッ」って声をあげる。

終盤おおらかに高まるボーカル。今度はたじさんの番だ。後奏のスキャットをたっぷりと。強く、おしゃれに、あるいは吐息のように。聴かせてくれた。

 

「透明な水」

今日初めてのバラード。「ひらいたトランプ」のたじさんと全く違う、「透明な水」のたじさんになっている。

深みのある歌声。強めていないときもずっと見事だ。ときにゆっくりずらしたり、語尾をゆらしたり。

オリジナルバージョンは、実は今年初めて。1月はカナさんのピアノだけで、1番からためるアレンジ。2月のMUSEはバンドでの演奏だった。説得力がないと思われるかもしれないが、どれも好き。ファンってそうなるもんね。

そして、今日のBBガールズが大きく見える感覚はなお続いている。

 

真ん中の上に黄色い光ふたつ。

「夜明けの月に」

演奏が弾んでるみたいに思える。たじさんが月の下でこちらへ歩きながらうたっているよう。

たじさんのうたとカナさんのコーラスはあくまで優しい。

「この手のあたたかさを~」のフェイク、久しぶりだった。

 

「苦い林檎酒」

たじさんの、雰囲気がありつつみずみずしいスキャットから間奏へ。カナさんの演奏がまたもや素晴らしい。特にキーボードの楽譜立てをなくして手元がよく見えるようになって以来、その日そのライブだけの間奏の見事さにうっとりしてしまう。今日の間奏の仕上げでは、両手の指を細やかに使いながら、鍵盤の右から左へ下りていく。わあ、まるで音の虹がかかったようだ。

後奏で再びたじさんのスキャット。ややもろくはかなげで、可憐な声だった。

 

MC。

次の曲が前半最後になる。

1月と同じ構成で、今月の新曲が来そうだ。

 

「大人になったBBガールズ」という言葉は、MUSEライブを経て次の局面、第2章へ進んだことも表していると感じる。

 

左目が痛くて涙が出てくるカナさん。

 

MUSEライブについて、まずは感謝の言葉。

ステージでは全然泣かなかった。「ありがとう」「楽しい!」「気持ちいい!」「見て!」「聴いて!」みたいな感じが勝っていた。

 

「バンドでのライブもいいし、今日みたいな二人でのライブもいい」と思ってもらえたらうれしい。

これはまさにその通りで、めっちゃうなずいた。BBガールズのライブは、二人でも、バンド「はんなりディスコボールシャワー」といっしょでも、どちらもすごくいいのだ。はんなりディスコボールシャワーと大きなホールでやるところも見たいし、名古屋Breathのような広めのライブハウスで二人でやるところも見たい。

 

MUSEライブを見て「BBガールズが遠くへ行っちゃった」と号泣したファンもいるけど、「こんなに近いよ」「終わったら『カンパーイ!』とかって行くやろうし」「今ここに来てくださってるような方々のことは絶対忘れないもんね」

 

「1部最後の曲は二人で気持ちを込めまして、歌わせていただきます。『ダメなところも』」

今月の新曲ではなかった。2月の新曲。KYOTO MUSEで初披露されたピアノバラードだ。

やはりいい。真っ直ぐな「ありがとう」にぐっと来る。「ねえ」が入るのも好き。

たじさんの素直な告白に応えるように、カナさんのピアノが高鳴る。カナさんの耳飾りが赤に青に緑に光ってる。

曲名に触れるラストは、今日も恋愛がテーマのように思える。

カナさんの後奏が豪華に彩ってから、切なく終わった。

 

二人とも深くお辞儀をして、拍手を浴び、去っていく。

明日に向って撃て!」の抒情的な曲が静かに流れる。

 

後半のスタートは「もっとオールドファッションド」か?

しかし、イントロが始まらないまま、カナさんが、すぐにたじさんが入ってくる。バラードと静かなBGMの後で名前を叫ぶのははばかられ、大きな拍手で迎える。カナさんは白、たじさんは緑の、ベルトが帯っぽく見える、イラストがいっぱい入った襟付きのワンピース。

一転して明るい曲。聴き覚えのないイントロ。新曲だ!

めちゃくちゃキュートでキャッチー! 歌詞もラブラブだ。楽しい楽しい。

昨夜のラジオであると予告してた振り付けは、手で大きく円を描いたり、前に出した手をひねったり、重ねた腕を顔の下でスイングさせたり。

サビは「好き好き好き抱いーて」から「ダーリン」まで。乙女の愛がいっぱいとは言われていたが、照れるぐらいたっぷりだ。もう楽し過ぎ。

1番でしっかりと見た振り付けを、2番からたじさんといっしょにやってみる。

「バリア」という詞がまた特に印象的だ。

カナさんの演奏もひたすら明るく楽しく。

後奏ではカナさんだけが「好き好き好き抱いーて」と繰り返す。そこにたじさんがスキャットをかぶせる。

最後にもう一度たじさんの歌。おしまいも「ダーリン」

なんてウキウキする新曲。大好きだ。

「たじーっ!」の声を受けたたじさんは、肘を曲げた両腕を上下させてはしゃいでみせた。

 

はじけた表情のままたじさんが跳ぶ。

「恋してオムレツ」

わあ、振り付けの曲が連続だ。幸せは終わらない。

「ワー」で弧を描くカナさんのアクションが大きい。そうか、MUSEを経験したBBガールズ第2章からは、きっと大きな動きでいくんだ。どんな会場でも届くように。

間奏で呼び掛けるたじさんも、応える観客も、それを見るカナさんも、誰もがうれしそう。

「イェイ」のダブルピースももちろん高らかに。

最後のポーズも、客席でも思いきり手を広げて。ただ、じゃまにならないように右手の方を上にした。

 

すぐに軽快なメロディが始まる。その底に潜むビートに乗ってたじさんが跳ねる。

クランベリージャム」

カナさんによる音の飾りつけがきれいで心が弾む。

明るくキュートな新曲と「恋してオムレツ」の後だからか、たじさんがいつもよりキュートに歌ってる気がする。いや、それは少しだけで、やはりちょっと余裕のあるおしゃれな女性のイメージだ。

たじさんが速く回転。「フーッ!」

次はゆっくり回転。「フーッ!」

最後は速めに回転し、軽くマイクのコードを跳び越えた。「フーッ!」

 

クランベリージャム」が後半に歌われたときは、その後にMC来がち。

 

キュートな新曲のタイトルが「アタシはバリア」だと発表される。このタイトルにまたやられてしまった。歌詞に「バリア」が出てくるのって印象強かったけど、タイトルにもなっていたとは。

 

新曲は乙女の愛がたっぷりって予告されていたから、南野陽子はいからさんが通る」、小泉今日子艶姿ナミダ娘」、天海春香「乙女よ大志を抱け!!」の3曲を思い浮かべていたけど、どれとも違うかわいさだった。

 

「これはかわいいよね」

「これを木曜日の晩に朝5時まで練習してた」というのは振り付けをふくめてのことで、「踊れる田嶋になりたい」

客席に向かって、振り付けが「ちょっと難しいでしょ」

「これは是非アーカイブで何回も(見て覚えてください)」

カナさんが振り付けると、両腕を真横と真上に伸ばす体操っぽい動きか、倒したピースに目の前を横切らせる動きになるという。このジョークは意外だ。あきっすんの「まっすんラップ」の楽しい振り付けはカナさんが考えたはず。パラパラが特別お得意ということなのか。

 

バリアといえば、小っちゃい頃の遊び。

カナさんの小学校では、「バーリア。私バリア張ってるし大丈夫。鍵かけた。鍵、神さまにあーずけた」

たじさんは「バリアに鍵ついてんの初めて知って」

客席にも聞かれたけど、僕は聞いたことあったような気もする。自分ではやってなかったと思う。

 

「こんなけウチらが好き好き言うとか、曲の中で」

「好きと言って」

ラムちゃんぐらい言ってるよね」

 

「大っきなところでワンマンも、(パームトーン・エージェンシー所属のアーティストは)みんな今年はするみたいな。またあきっすんがあるんでね。みなさん来てください」

 

「新曲、今年1曲ずつ出していくことになりまして、もう3曲出ましたね、これで」

「さあ、来月は一体どうなるのか」

「もうもらってるんです、4月は。めっちゃかっこいいの」

演奏がえぐいぐらい難しいと言う、カナさん自身の作曲。

「好き好きの後にこれ。でも何か、すごいそうやってBBガールズのいろんなカラーが引き出しとしてあるのはいいなあと思いながら」

これはたくさんあるBBガールズの魅力のひとつ。激しい曲もバラードもオシャレな曲もどれもいい。そういうアーティストが僕の好みだ。

 

「みなさんにますます夢中になっていただけるように、がんばっていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします」

たじさんの言葉への拍手が起こるなか、カナさんのきれいなピアノがバラードへいざなう。

たじさんが目を閉じる。

「陽だまりの鳥」

MUSEで本編最後にうたい、あの場を感動で包んだ曲。今日も本編最後かアンコールだと思ってた。MUSEではバンドバージョンだったから、カナさんのピアノだけで聴くのは2か月ぶりだ。

静かめにうたい出すたじさん。弱めていてもきれいな声だ。サビでやや強くするところも出てくるが、「浮かんで消えた」は静かにうたう。

サビの繰り返しから、本当に声が強くなる。

後奏のスキャット。カナさんのピアノがより劇的になる。たじさんのスキャットが全てをそそぐように啼き出す。ハミングへ。そこからさらに高く、きれいで静かな「あーー」というスキャット。これは初めて聴くはずだ。素晴らしい。MUSEであそこまで思い知らされたのに、「陽だまりの鳥」のすごさをまたあらためて感じることになった。

 

余韻にひたる僕らを引っ張っていくように、もうたじさんが手を上げている。

「風のファンタジスタ

たじさんが沈み込むアクション。黒いブーツのヒールが、床に平行になるまで倒されている。

今日はもう特別に、両の拳に力を込めた。僕らの応援歌なんだ。

 

これはこのたたみ掛けに1月の新曲「天界の雫」を 使う構成だ。あと残ってるのは、「離れてもそばにいて」。これがアンコール。そうか、カナさんのお誕生日だから、カナさん作曲の「離れてもそばにいて」がアンコールなんだ。「もっとオールドファッションド」が今月は抜けるんだな。

 

「まだまだ行くぞう!」

たじさんのあおりで始まったのは、先に来たか、「平成ガール」

いきなりカナさんが右の大グリッサンド。細かく連打するところは短めにして、弾むようにオシャレなフレーズへつなげていく。前奏だって毎回とりどりなのだ。

歌に入ってからも、カナさんの指が跳ねる。

たじさんは「明治 大正 昭和 平成」で、これまでより大きくパッキリと客席を左から右へ指差していく。

熱狂のまま後奏へ。カナさんは右手だけをはたかせるように高く上がり、左手もそろって頂点へ、両手で細かく叩きながら下りていき、ギュインギュイイーーンと右手をもう一往復させた。「カナーっ!」

 

「天界の雫」

僕は聴くの4回目だけど、土曜パームトーン劇場で歌われるのはまだ2回目だ。それでこの位置。こうしてセットリストが変わっていくのだな。

静かなキーボードで立ち上がると、あとはひたすら激しく。

間奏でもカナさんのソロとともにいろいろな楽器が高まってくる。

再びたじさんが歌う。カナさんは間奏との結び付きを感じさせるような高音を勇壮に。

歌い切ったたじさんは腕を伸ばしてマイクを前に捧げる。カナさんの静かなソロが冒険の幕を閉じる。

 

たじさんが「ワン、トゥ」と客席に指を向け、「ワン、チュー、スリー、フォーッ!」とはじける。カナさんの魅惑のピアノが煽情する。BBガールズを代表する前奏。たじさんがさらにはじける。「フーッ!」

「まだまだGIRLでいいかしら」 

もう会場中がハイになり、BBガールズの音楽に酔っている。

「オン キーボード、カナ! ハッピーバースデー!」との紹介に、たくさんの「カナーっ!」と「ありがとう!」が交わる。

最後のスキャットはひたすらかっこいい。カナさんの力強いグリッサンド

 

歓声と拍手を受け、二人も拍手してステージを後にする。

 

アンコールの間にひらめいた。

これから「もっとオールドファッションド」で再登場するんじゃないか。であれば、もしかして「もっとオールドファッションド」「離れてもそばにいて」から初のアンコール3曲なんじゃないか。BBガールズ第2章はアンコールを3曲ずつやってくれるのでは。

 

おお、やはり「もっとオールドファッションド」のイントロだ!

カナさんがノリノリで頭上で手を打ちながら入ってくる。立ったまま左手は高いピース、右手で最初の音を弾く。たじさんはダブルピースを客席へ突き出しての登場だ。

1曲目以外で聴くのは初めてだ。去年の同じ3月にセットリストに入ってから、一貫して1曲目だった。MUSEでもオープニングを飾った曲。アンコールで聴くって感慨深い。

演奏も歌もたじさんの動きも軽快だ。

最近変わった新しいスキャット。のびやかなたじさんの声。その声が高く上がるのに連れてカナさんのキーボードも高くなっていく。そのままカナさんのソロへ。細かい連打が少しずつ高くまた高くなっていった。

 

「離れてもそばにいて」かと身構えたが、始まった前奏は「境界線はいらない」

「アンコールありがとうございます。またふりだしに戻ったみたいな感じしたよね」

「もっかいできるな」

「もっかいできるなあ。やる?」

笑う二人。楽しそうで、まだまだ元気があまってるようで。

「いつも1曲目にやる曲をアンコールに持ってくるという・・・」

「最後の曲になりました! 今月もどうもありがとうございます! また来月もパワーアップして戻ってきますので、みなさん、コロナに負けずにがんばっていきましょう!」

会場にBBガールズタオルが揺れる。

静かになる部分で、たじさんは観客に語りかけるように歌っていく。それから、みんなでの「ラララ ラララ」

「みんなありがとう! ウーウ。またねー!」 

たじさんが最後はおどけ気味に言葉をつめ込む。それでカナさんも思いきり笑顔になる。

BBガールズは笑いながら両手を振って、第2章最初のライブを終えた。

 

BBガールズ第2章。最高の滑り出しだった。

1曲目が変わったの、めちゃめちゃよかったなあ。リメイクされた「ガーディアン・エンジェル」の衣装も。

カナさんのお誕生日月に、カナさん作曲でご自身でもお気に入りだという「離れてもそばにいて」がなかったのは意外だった。アルバム「ラ・ブラバ/LA BRAVA」発売以降、「離れてもそばにいて」が演奏されなかったのは初めてだし。けれど、これからこういうことも増えていくだろう。思わぬ曲が姿を消したり、久々に歌われて盛りあがったり。

新曲が増えてバリエーションが広がっていく。あんなに楽しみだった去年のカバーコーナーが、遠い昔みたいだ。新曲が毎月発表されるのって、わくわくする。

それにそれに、今月の新曲「アタシはバリア」はとびきりだった!

 

二人からも、会場に来ることができずライブ中継の生配信を見ていた人たちへ、「BBガールズ、12月26日のミューズホールワンマンに向けてまた再出発」という言葉があった。

これから毎月、新曲を手に入れ、経験を積み、武器を磨いて、BBガールズはさらに強くなる。

船出は順風満帆だ。

 

 ライブのアーカイブ映像はこちらです。

 (今月から会員登録が必要になりました。生中継はどなたでもご覧になれます。)

freshlive.tv

3月7日 event space PALMTONE

ガーディアン・エンジェル

人生はミラーボール

それはウソじゃない!?

ひらいたトランプ

透明な水

夜明けの月に

苦い林檎酒

ダメなところも

アタシはバリア

恋してオムレツ

クランベリージャム

陽だまりの鳥

風のファンタジスタ

平成ガール

天界の雫

まだまだGIRLでいいかしら

 

もっとオールドファッションド

境界線はいらない

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「アタシはバリア」の歌詞を聴き間違えていたと気づくのは、また後の話。

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