fm GIGで番組を持っている方々による音楽フェス、サウンドパーク。
心配された台風は、それるように聞いていたが、朝起きると雨だった。けっこうきつい。台風じゃなくても、雨だと大変だ。しかし、出かける前に雨はやんだ。大阪城野外音楽堂日和になるのでは。
大阪城公園内の表示を見て、大阪城音楽堂が正式名称らしいと知る。
開場の11時に着いたが、開場および開演が30分遅れだという。この天候だし仕方ない。黒い門の前で待つ。早くから来ているお客さんが予想以上に多い。
神奈川から遠征のジョージさんもいる。そして、冴沢͡鐘己さんのラジオ「かしこTV」(fm GIG 木曜日23時~26時)を通じて知り合ったえりっちさんと初めてお会いした。アーティストのみなさんも、門のところまで来てくれる。
BBガールズとはんなりディスコボールシャワーのリハが聴こえてきた。「人生はミラーボール」だ。やはり、バンドで行うライブでこの曲は外せない。めっちゃかっこいいアレンジなのだ。
開場。検温や追跡アプリの登録などをして、客席へ。最前列の真ん中をキープできた。キーボードはステージの左。
今年は会場のルールで、席の間隔を空け、マスク着用のうえ、声援やコール&レスポンスや合唱など声を出すのを禁止されている。
代わりに鳴り物で応援しようということになっている。僕はサンプラーに声援を入れて再生するのを第1候補にしていたが、うまく録れなかった。では、FRESH LIVEにあるBBガールズのライブ映像で、自分の声援を再生しようか。しかし、タイミングがずれそうだ。いずれにしても、再生するときに一瞬ステージから目を離すことになる。それは避けたい。第3の案は、ポケットの多いフリースを着て、全ポケットに入れたカスタネットを服の上から叩くというもの。だが、ちょうどいいカスタネットを見つけられなかった。
そこで、モーリーさんがみんなのために用意してくれた鳴り物の中から、青いタンバリンを借りた。曲が終わったら、タンバリンを叩こう。
サウンドパークの幕開けは、伴蒼翠さんの書道パフォーマンスから。旦那さんの伴英将さんが尺八を演奏する中、特大の紙に「fm GIG サウンドパーク 2020 Vol.8」と書き上げた。
これを終演まで、ステージの上に吊るしておく。強風が吹いているので心配されたが、蒼翠さんが「破れたら大笑いでお願いします」と言うので、気が楽になった。
出場全組がステージに呼び込まれ、写真撮影。
MCは黄色いレギンスの曽我未知子さんと、masaeさん。2人ともfm GIG Tシャツのピンクを着用している。
ローザ隊F
サザンオールスターズ「HOTEL PACIFIC」
ローザ隊とは、白いスカートにヘルメットとゴーグルという、60年代の「猛烈」CMの小川ローザと同じ衣装に身を包んだ女性たち。2人だけ色が付いている、黒とピンクのfm GIG Tシャツの方が目立つ。どちらももう顔は覚えている。
ただ、ローザ隊のリーダーであるはずのくにちゃんさんが見当たらない。踊るときもメガネは外していなかったと思うのだが、前列にメガネの人もメガネを外したくにちゃんさんっぽい人もいない。結局最後までわからなかった。
何より、いつものように立っていっしょに振り付けできないのが残念だ。去年のサウンドパークも、今年1月のfm GIG アカデミー賞授賞式も、立って踊って楽しかったのに。
ローザ隊Fのステージ中に、書道の紙はちぎれてしまった。集合写真のときに無事でよかった。
MAYO NAISEさん
マヨネーズのテーマをマヨネーズを持って。オリジナル曲なのだろうか。キュピキュピしたメルヘンなアイドルソングっぽい。
次に「幸せ運ぶピンク豚」という曲を、ピンクの豚?の被り物をかぶって。こちらも楽しい曲調だった。
谷通さん
去年初出場でブルースハープを演奏された方。
楽曲提供とかセカンドシングルとかいう言葉が出ていたので、そういう活動をされているのだろう。
穂月心さん
去年は2人だったが、今年は1人で出場。ミュージカルに出演されているとか。
1曲目は映画「RENT」で聴いて覚えていた。「Seasons of Love」というタイトルらしい。日本語バージョン。
ドラマ主題歌メドレー。星野源「恋」、中島みゆき「空と君のあいだに」、いきものがかり「ありがとう」など。
SOSさん
意外に出番が早い。PALMTONE正式加入が決まったのが最近だったからなのか。祇園SILVER WINGSの「ちゃんぽんカーニバル」で聴いたように、ラッパーのステージは短いものだからなのか。
「PALMTONE COMPILATION Vol.2」収録の「イデアル」はなし。客席からいくつか単語を募っての即興ラップもあるかと思ったけど、今日は客が声を出してはいけないのだった。
気合いが入っていて、しっかりしたステージでイベントが締まった感じ。
みどさん
まずは去年の「わくわく梅小路フェス」とサウンドパークでも聴いたレベッカ「フレンズ」。すかいどんさんがエレキギターを弾く。みどさんは去年の梅小路やサウンドパークより落ち着いている印象で、最初から拳を上げて声を出すなど堂々としている。僕がこんなふうに書くのは失礼かもしれないのですが、抑揚がぐっと出て、さらに歌がうまくなられたと感じました。
すかいどんさんはサビで「オー フレーンズ」と高いコーラスも。みどさんは間奏ですかいどんさんに寄っていきギターを弾く仕草。
2曲目は去年のサウンドパークでも聴けた、冴沢さん作のオリジナル曲をみどさん1人で。サビの前に2回拳を上げるのを覚えていたから、去年同様いっしょにやった。
小林千夏さん
fm GIGアカデミー賞では2回拝見しているが、たしか歌は初めて見る。
黒で決めたドレスで登場。カラオケで歌う曲だからイントロですぐにわかった。泰葉「フライデー・チャイナタウン」。歌い慣れている感。
2曲目もカラオケで歌う曲。アン・ルイス「あゝ無情」。何気なくゆっくりまわって衣装の背中も見せる。これはいいやり方だな。かなり歌い込んでいる気がする。カラオケとかでも何度となく歌ってキャーキャー言われてきたのではと推し量られる。
僕は開演からタンバリンの輪に腕を通していて、歌が終わるごとに拍手していた。曲中にタンバリンを叩くとじゃまになるかもしれないし、拍手は気持ちを入れて自分の手でやりたい。でも、このあたりでカラオケを盛り上げる感じで曲中にタンバリンを叩いてみたら、いい感じでじゃまにもならないようだった。そこで曲の間タンバリンを使って手拍子する形にしていった。
ラテンキラーズ
マハラジャ祇園の「わくわくソウルフィーバー」でも大活躍だった盛り上げ上手のお二人が、左右から分かれて登場。
まずは欧陽菲菲「雨の御堂筋」
続いて、代表曲「花・誘惑・恋」。去年今年のfm GIG アカデミー賞 授賞式と「わくわくソウルフィーバー」でせっかくなじみになった曲なのに、立って振り付けをやれないのは惜しい。
今日初めての3曲目へ。新曲の「とびっきりハッピーマジック」だ。ポジティブな詞、サビはキャッチー、「マジック」がイリュージョンもやるというラテンキラーズの個性と掛かっている。今日はできなかったが、コール&レスポンスもあった。
僕の足元に青い粉が落ちているのに気付く。これは何だ。驚いた。タンバリンの粉じゃないか。叩いてるうちに塗料が、というかタンバリンが欠けていってるのか。ズボンも粉まみれだった。脚を開いて叩くぐらいしか、これは気をつけようもないな。
内田達雄 with friends
ビートルズをカバーするギターとベースのトリオ。さらに、女性と馬(の被り物をした人)が変わった楽器と歌で参加、ラテンキラーズもポンポンを持ってダンス。
2曲目「ハード・デイズ・ナイト」は僕も好きな曲。冴沢さんもタンバリンで参加してる。
MCで、変わった楽器が鼻笛という物だとわかった。僕はその存在も知らなかった。
3曲目「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」。ビートルズの曲だったとは。
「ありがとうございましたー」と司会が入るが、4曲目突入。「ヘイ・ジュード」
「巻きが入ったのに強引にやってしまいました。申し訳ございませんでした」と言い残していった。
もも色パラダイス
女性ツインボーカルのバンド。お一人は動きまわりながら、もうお一人はセンターでキーボードを弾きながら。バックにギター、ベース、ドラムの男性たち。
開場前から門に並んでいた男性たちはもも色パラダイスがお目当てだったのか。最前列など、グッズを身に着けたファンが目立つ。
幟(のぼり)を立て、オリジナルタオルを飾ってのステージ。あいにくの雨が降ってきたが、そう強くはない。
けっこう激しい曲が多い印象。だからこそ、最初にじっくりお二人のアカペラを聴かせる構成だったのだろうな、と想像する。
8か月ぶりのライブ、おめでとうございます。
綾姫さん
ハロウィンっぽい曲に乗って登場。黒のゴスロリ?に見えるドレス。赤ちゃんの人形?をステージに置く。
1曲目の「シャンパングラス」は、今日がレコ発だという。
人形かと思ったのは歌子というメンバーだった。歌子は腹話術ふうにしゃべる。
2曲目はハロウィンがテーマ。歌子と犬と猫の声入りだと告げる。ベースが目立ってオシャレ。逆回転の時計の振り付け。
最後は客席といっしょに、右手の曲。
動きも含めて世界観ができている。どの曲にもダークな部分がある。普段はバンドで活動されているそうだ。
雨が強まり、傘を差す。席の間隔が開いているので大丈夫。
Hiroko.Jさん
赤い花を持って歌うイメージを持っていたが、アップテンポの曲で幕開け。
次の曲で、あの茎のついた赤い花を手にする。冒頭にセリフがあった。
最後は、来年開くというイベントのテーマソング。ラテンキラーズが三度現れてダンス。子供のセリフ入りだった。
七海りかさん
「ジャンジャン横丁の歌姫」と紹介される。
「恋してジャンジャン」と歌うからジャンジャン横丁の歌だと思ったら、横丁や通天閣という歌詞もしっかり出てきた。ジャンジャン横丁のテーマソングなのだった。
キーボード、ギター、お囃子、三味線、そして和太鼓が加わる。河内音頭の始まりだ。「坂田三吉物語」。たっぷりとめっちゃ盛り上がる。河内音頭の方はとても感じがいい。雨もあがった。楽しい!
小栗栖ゆかりさん
去年と曲順を変えて、子育ての曲から。
2曲目は「ブーケ」というバラード。カラオケJOYSOUNDに入っているらしい。曲数が圧倒的に多いJOYSOUNDは偉大だ。
続いて、体が不自由な方を思って書いた曲。
3曲で終わって今年は聴けないのかと思ったが、最後に激しい「断崖絶壁LOVE」を歌ってくれた。席を離れて動けた去年は、BBガールズ・たじさんなどステージ前に立って来る人が続出した人気曲だ。これはやはり聴きたい。
山下忠彦さん
「山下忠彦さんのコーナー」と紹介されてスタート。
イントロできんにく侍と殺陣。大和の歌を朗々と歌い上げる。
曲調が変わって激しくなる。曲の後に再びきんにく侍との殺陣。
山下忠彦さん自身が「ミニ時代劇のコーナー!」と声を張る。姫役を探す山下忠彦さん。舞台袖からSOSさんを連れてきたが、姫の影武者だった。次に、本物の姫として籾井優里奈さんが連れてこられる。今日カメラマン役もしているすかいどんさんが、真ん中最前列に飛んでくる。BGM付きで殺陣。敵はもちろんきんにく侍。ピンチに陥る山下忠彦さん。そこで優里奈姫がきんにく侍を斬りまくった。
時代劇の後は代表曲「大和乃侍 瓏蓮者」。みんなで正拳突きをして大団円。
清水英彰さん
舞台左手から登場。光沢のある濃い水色のジャケット姿。
東京スカイツリーの歌。
ちょっと意外なカバー「翼をください」
そして、人気のデビュー曲「夢の三連単」。清水さんのレースでは内枠有利っぽい。
3曲の間、なぜかずっとステージの左寄りで歌ってはった。
(まだまだ続く)