GIG-1グランプリとは、インターネットラジオ局fm GIG プレゼンツのお笑いコンクール。
ピン芸、漫才、コントほか何でもOKの4分ネタの大会。
今回、MCはBBガールズ・たじさんが務める。
2020年8月30日(日)開催の予選1。
以下、少しだけネタの感想など。
ソルティーさん
男性ピン漫談。おにぎり。
このギャグ知ってるような気がする。どこかでソルティーさんを見たのか、誰かが話題にしていたのか、Twitterとかで読んだのか、勘違いか。
ふろむよふさん
男性ピンコント。レストランのウェイター。
レシートのボケは伝わったが、さらに観客に現物を見せてもう一発来るかと思った。もしかしたら、あそこだけアクシデントがあったのだろうか。
ばんくしー
男性漫才。姉。
最初のボケが予測できないやつで、うまいと思いました。後半も楽しい。特に面白かった。
ロックバンドを組もうぜ
男性漫才。fm GIG。
ミルクボーイが去年のM-1決勝でやった形を踏襲。内容はfm GIGのあるあるとないない。fm GIGに詳しい人にはよろこばれるかも。「アジアの風吹く夜は」が終わっていなければ、もっとウケてたと思う。
fm GIGとは関係のない相手をイジっている部分もあり、そこがいちばん好き。
ロックバンドを組もうぜがすり身さんとゴハさんのコンビだと知ったfm GIG関係者からは、大きな期待の声があがっていた。お二人はBBガールズ主催のBB大喜利大会で優勝し、師匠と呼ばれる経験をしてきたから。
一方、僕はロックバンドを組もうぜのことを、今回のような特殊なネタや、おふざけにも見えるかもしれないが他に誰もやらない変わったことをぶち込んでくる、そういうコンビだと認識している。「またM-1の予選でやるようなガチのネタも見たい」という声もあったが、僕が初めて見た彼らの漫才はネタ時間5秒! で、それはM-1の舞台だった。5年前だから僕がまだ生大喜利を始める前で、「あっ、すり身さんや! 相方さんも見たことがある。あれはゴハさんかも?」と思ってるうちに2人はソデに消えていた。今回も何かある、「師匠どうしのコンビだから、めちゃくちゃ面白いネタを見せてくれるはず」という予想とは違うところで勝負してくる、そう思っていたが、ある種のネタバレになるので黙ってました。
ドロップス
男性漫才。落ち込んでる。
中心になる造語がめっちゃ好きでした。これまで言い表されたことのないようなところ。特に面白かった。
鯨賓館
男女漫才。男の家に行く。
3か所めっちゃ好きなところがあった。お二人とも口調も声もいいと思う。最初から最後までなめらかな流れでずっと楽しい。特に面白かった。
じゃがいもタルト
男性漫才。キャリアプラン。
ネタも面白いし、しゃべる技術も高い気がしました。最も大喜利を感じた。特に面白かった。
中トロさん
男性ピンフリップ。珍しい事。
いろんなところで勝負。好きなフリップ複数ありました。
栗尾さん
女性ピンコント。男子高校生と母さん。
めっちゃ好きなとこあった。役柄に合わせて、若く見える感じ。声の出し方とかも工夫されてるのだろうな。
以上9組。
票の集計中に、BBガールズ・たじさんの歌。
ライブ中にも話題に上った「パームトーン・コンピレーション Vol.2」というアルバムから、「天界の雫」
BBガールズは、たじさんとカナさんの二人組。カナさんのキーボードとコーラスも入った本来のバージョンも聴いてほしい。
大会に対する意見も書こうと思った(実際に書いた)けど、ここに載せるのも違うかなと思うので省略。