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Twitterには長いやつ

生大喜利振り返り日記 2 (2016年4月ー6月 大喜利サティスファクション 大喜利限界集落・生 ダイキリ)

ATC大喜利ぐらんぷりに出て思ったのは、ラジオ投稿と生大喜利はマラソンと100メートル走ぐらい違うということ。

でも、ラジオを主としつつ、たまには生大喜利に出てみようかな。ATCは負けて悲しかったが楽しさもあったし、永久保存さんと脳髄筋肉さんも励ましてくれたし。

次に参加するのは、2月にもエントリーしようとした大喜利サティスファクションに決めた。今回は、予選のブロックごとに1問ずつお題が公開されていて、やりたいお題のブロックが選べる。公開されているお題の答を考えて行けば、初心者でも点を取るチャンスが増えるのでは。

記憶では、ATCの2~3週間後が大喜利サティスファクションだった感触だが、調べてみると5月1日開催だった。4月は1度も大喜利しなかったんだな。

 

5月1日(日) fromKit会

 

次は大喜利サティスファクションのつもりが、同じ日の午前中にfromKit会をやるというので参加した。会場は吹田のジャンカラだった気がする。

主催の他に今思い出せるメンバーは、スズケンさん、棚卸し代行ハウスさん、えりんぎさん、そして東北からの間雲亭吠駆さん。

僕は車座の大喜利がずっと不得手だ。初体験のこのときは1題で1答するのがやっとだったと思う。唯一覚えているお題は「駄菓子をかっこよくしてください」みたいなので、「ベイベー スター ラーメン」と回答したと思う。

東北でやっているという、カラオケで歌ってる間に考えて1答するみたいな吠駆さんの企画が素敵だった。1答だけだし、考えている途中に他の人の答を見て思考が途切れるということがないから、やりやすい。

終盤は千鳥・ノブさんごっこになって、めっちゃ楽しかった。

 

大喜利サティスファクション

 

公開されていたお題から、「メチャクチャ喧嘩の強そうな人の名前を教えてください」を選んだ。状況や特徴や理由でなく、名前なら数が出しやすいかなと思って。

同じブロックになったのは、AIBOさん、偉業も小さな一歩からさん、永久保存さん、たまころがしくんさん。偉業も小さな一歩からとはやまおとこさんの別名だが、僕はこの時まだやまおとこさんの名前と顔が一致していなくて、のりじゅさんがやまおとこかと思っていた。見た感じで。のりじゅさんはこの日、シャネルゆうぞうという名前だった。

 

予選は各ブロック3ラウンドに分かれている。

前半の1問目が「メチャクチャ喧嘩の強そうな人の名前を教えてください」だった。

あらかじめ考えた中で一番好きだった「山口組子」という答を最初に出した。4ポイントだった。満点の5ポイントを取ると1点入り、4ポイントが3つ集まっても1点になる、というのが予選のルールだ。

「後頭部ふみ」という答も出したら、「女性多いな」と仲人さんだーさんのガヤが飛んできた。

たまころがしくんさんが「武蔵丸」でウケていたのを覚えている。

2問目は、「F1レース。スタートしてまだ1周しかしてないのに選手がピットイン。何があった?」

「体力の限界」で、3つめの4ポイントをもらった。

前半を終えて、全員が1点でならんだ。ただし、僕だけ5ポイントによる得点がないので、最下位だ。

 

中盤戦はお題ルーレットを3周やる。前半に続いて、 置く場所がなくてリュックを持ったまま席についた。

各ブロックでテーマが違い、僕のブロックは「返答ルーレット」だった。インタビューのように何か聞かれて、口頭で返すというものだ。

「今日の勝因は?」という問いに、「他がたいしたことなかった」と答えたら5ポイントだった。「悪ーっ」という声も多く飛んだ。

隣の永久保存さんがウケている。僕もなごんで笑いながら、どんな答をしているのか保存さんの方を見たら、無言で僕のことを指差していた。めちゃくちゃびっくりした。なんで?

たまころがしくんさんも無言で僕を指差す回答をした。またびっくりした。なんでなんで?

返答ルーレットは4ポイント5ポイントを取るのが難しくて、僕だけが2点で他の人はみんな1点という途中経過になった。しかし、このまま終わるはずがないと思っていた。

 

予想的中。後半の2問は全然いい答を思いつけなかった。他の人はどんどんいい答を出している。

「『絶対に起こしてくれる目覚まし時計』5分起きなかったらどうなる?」というお題に、「ドローンが飛んでくる」と書いて、弱いと思い、書き足して「大量のドローンが飛んでくる」にして出した。

全部終わってからあっと気づいたのだが、この答はガゼル西口さんのネタに出てくるセリフに似ていた。無意識だったが恥ずかしい。ネタをたくさん見てきたのが裏目に出てしまった。こういうことはないようにしないといけない。

AIBOさんが自由に楽しむ。保存さんがひるまず突っ込む。そして、偉業も小さな一歩からさんが勝ち上がった。

 

敗者復活戦に参加する。

ペーパーテスト形式だった。大喜利のお題1つにつき、2つずつ回答が載っている。過去に多く票を集めた方の回答を選べ、という問題だった。

僕は好みでいくことに決めた。より好きな方の答にマルをつけ続け、敗者復活できなかった。

 

準決勝以上では、特に店長さんが印象的だった。じっくり考えて強い答を出す。こういうふうに大喜利してみたいものだ。

 

優勝は、偉業も小さな一歩からさん。やまおとこさんの強さは、この後何度も目の当たりにすることになる。

 

5月4日(水祝) 大喜利限界集落・生

 

カブトさんがニコ生で放送している「大喜利限界集落」の生大喜利大会版。カブトさんが主催、木曜屋さんがアシスタントで進行する。

 

まずは横ならびの席で、3分3答。3つ答えられないお題もあった気がする。マジックタイムの対処も、まだよくわからなかった。

 

次に、2人だけ並ぶ席に移動した。タイマン初体験だ。

大会ルールはうろ覚えだが、これが敗者復活戦の扱いだったように思う。お題が出て最初の3分は、タイマンの2人は答えてはいけない。その間、横で見ている人たちがそのお題に回答していく(これをガヤボケという)。3分終了後、タイマンの2人が1分で答を1つだけ書く。つまり、4分1答だ。

お題は「アントニオ猪木の伝記に出てきそうな言葉」みたいなのだった。

猪木については、今日の参加者の中でいちばん見てきているかもしれない。ただし、僕の知っていることがみんなには知られていない可能性もある。

リズムタッチ、ひまわりナッツ、スポーツ平和党あたりは完全に無理だろう。

異種格闘技戦、イノキ・ボンバイエ、赤いタオル、トップロープからのニードロップ、風車の理論、IWGP、巌流島、INOKI闘魂LIVE、「迷わず行けよ、行けばわかるさ」、ブラジル、タバスコ、力道山、BI砲、倍賞美津子、訪朝、スネ相撲、「俺に言うな」も危なそう。

アリ・キック、燃える闘魂、「何だこのやろう」、国会に卍固め、消費税に延髄斬りでさえ安心できない。卍固めや延髄斬り自体もだめか。コブラツイストも。

確実なのは、「元気ですかっ」「元気があれば何でもできる」、「1、2、3、ダーッ!」、見た目ぐらいか。

考えている間、ずっとガヤボケが出ているので、かぶらないか心配でならなかった。もしかぶったら、わずか1分で新しい答を考えないといけなくなる。

「卍」という答で行こうと決めた。卍固め、伝わってくれ~。ところが、卍の正しい漢字が思い出せない。緊張するとこんなに言葉が出てこなくなるのか。初めて自覚した。ひらがなにしようか。いや、この答は漢字じゃないといけない。結局、ちゃんと思い出せないまま書いた卍は、後から思うと右上に一画多い誤字だった。

「卍」はウケた。これが初めての勝ち上がり。

 

次かその次のタイマンが敗者復活の決勝みたいだった。対戦相手はのりじゅさん。

お題は「広辞苑を全部読んで一言」みたいなの。

のりじゅさんが先に回答。「このバス、どこまで行くんや」みたいな、心情をニュアンスで伝える答でよくウケていた。

僕の回答は、「大辞林の方が起伏があって面白かった」みたいなやつ。今ならもう少し表現を工夫すると思う。この答もある程度ウケたが、のりじゅさんに負けた。

脳髄筋肉さんが「出す順番が違ってたらわからなかったぐらいの勝負だった」とフォローしてくれた。

 

4分1答では好きな答を出せたし、タイマンも体験できた。自分で好きな答を出せたら納得だし、負けても悔いはない。だから、3分3答で苦戦はしても、気分は晴れやかだ。

進行も誠実で、しみじみよかった。

なのに、木曜屋さんは落ち込んでいる様子。時間通りに進められない、うまく仕切れていない、と嘆いている。

このとき初めてしゃべったぐらいだが、何とか少しでもはげましたいと思って、Twitterで木曜屋さんをフォローした。

 

回答堂・大喜利番付

 

夜は、スタミナ(5分多答)、パワー(1分1答)、スピード(制限時間10秒)と、3つの形で答えていく大会。

僕は3つ全部で時間が足りなかった。思いつくのが遅い。

ただ、意外とスピードで点をもらえたのはよかった。

 

昼夜通して特に好きだった答は、脳髄筋肉さんが「明石家さんまが黙るときとは?」みたいなお題に出した、「ホームスチールのサインが出たとき」

のりじゅさんから「あそこにいる宇多川さんも、ラジオのハガキ職人ですよ」と教えてもらったのは、この日だった。

かつて鴨川杯を見た茨木市クリエイトセンターで、初めて自分が大喜利をしたことになる。みなさんとの帰り道、「大喜利番付では全然だめだった」みたいなことを言ったら、のりじゅさんが「俺らは昼間活躍したからええんや」と大声で言い切った。

 

5月15日(日) 大喜利

 

ダイナマイト関西形式でミニトーナメントを繰り返すタイマンの会。満票を取れば相手のポイントが1つ減り、0票の場合は自分のポイントが1つ減る。5ポイントずつ持った状態からスタート。

 

まずエキシビションで、ピエタ・ノアレさんと対戦した。

お題は「この選手、巨人の4番にふさわしくないな。どんな選手?」みたいなの。

1日の最初だし、減点は避けたいし、めちゃめちゃ緊張する。いい答が思いつかず、1つも出せない。時間は4分だった気がするが、何と2人とも1答もしないまま時間切れになりかけた。何も答えないよりはと、「背番号が漢数字」みたいな答を出した。すると、意外なことに、木曜屋さんが拍手してくれた。僕が「この答は、巨人じゃなくてもいいし、4番じゃなくてもいいし、よくないですよね」と言うと、「そういう答でもいいんです」と言ってくれた。初心者に温かい。これで楽になった。その後はだんだん答が出せるようになり、ミニトーナメントで何度か勝てた。

 

木曜屋さんは、かるたお題で「しそに巻かるることなかれ」とか出していて面白かった。

後半から脳髄筋肉さんも参加。終盤、木曜屋さんはお題に出てきた単語を使って、「これ、ムーミン谷の××なんですけど……」と、全部ムーミン谷縛りにして回答していた。

 

最後に、残った4~5人で、答え方を限定した大喜利をやった。

必ず絵回答をしなければならない場面もあった。絵回答はこれまでに見ていたはずだが、意識していなかった。自分が絵回答をすることになるとは。これが初めてだ。

「ポテトの間違った使い方」だったか、「ポテトサラダの間違った使い方」だったか、そんなお題で、ポテトサラダの絵を描いて、「この中からこうやってキュウリを取り出すんですよ。2つ取り出して、そのキュウリがぴったり合えば、切る前に隣り同士だったということで得点になる」と、ポテトサラダ神経衰弱の答を出した。

場はざわついて、木曜屋さんには「全く意味がわからない」と言われた。お題が「間違った使い方」と言ってるから、それに沿ったつもりだったが、飛び過ぎだったのか。と思ったら、木曜屋さんを含めて満票が入った。

 

この日はハデな 緑のシャツを着て行った。脳髄筋肉さんから、「大喜利勢は暗い色の服を着るから、明るい色を着る人が出てきてうれしいです」と言われた。このときはまさか、脳髄筋肉さんがもっと明るいTシャツを着てくる人だとは気づいていなかった。

 

5月29日(日) ダイキリ大喜利ライブ@第55回友好祭」

 

大阪府立大学の学園祭で大喜利をする。主催は、社会人大喜利集団ダイキリ

当初は出れないはずだったが、参加者の追加募集があったのと、ノディさんがお疲れのなか回答堂・大喜利番付に来てチラシを手渡してくれていたおかげで、参加できることになった。

 

1ブロックじっくり50分かけて、数問のお題に答えていく。客席には、普通に学園祭に来た一般のお客さんも多い。ほぼ大喜利勢だけでやっているいつもとは違う環境だ。

同じブロックには、スズケンさん、おかきさん、ゴセンさん、離れた席にいたのはヒロムさんだったかな。

 

1問目は「アニメ、名探偵コンナの冒頭ナレーション 『見た目は子供! 頭脳は大人! ○○○は○○○!』」

「ヒントを見る奴はクズ!」という答で、ゲスト解説の店長さんからベストアンサーに選ばれた。

 

2問目からは、お客さんにお題を募る。

「こんな○○はイヤだ」に入れる言葉として、女子高生が「USJ」と言って、「こんなUSJはイヤだ」というお題が完成した。

このお題には苦労したが、最初に出した「ウッドペッカーが異常繁殖」という答を、出題した女子高生がベストアンサーに選んだ。

 

何問目だったか、指名されたお客さんが「お題はねえ、ここにメモってあるんですよ」と、用意していたお題集を取り出した。「なんやこの人、変な人ですよ」とMCがイジったのは、その人が大喜利勢のすかいどんさんだったからだ。

すかいどんさんのお題は「アホ山くんがチャンピオンベルトを捨てた理由とは?」

ヒロムさん?が最初に、「サイズが合わなくなった」と回答した。すると、スズケンさんが「うわあ、取られた。それ絶対1発目に行くやつやん。みんなそれが言いたいのに」と声をあげた。1答目にふさわしい答というものがあるのか。僕は経験が浅くて全然知らなかった。生大喜利の定石がわからない。

僕は「チャンピオンサスペンダーを買ったから」と答えて、すかいどんさんにベストアンサーに選ばれた。

 

客席にスズケンさんのお友達がいて、スズケンさんに声を飛ばしていたような記憶がある。スズケンさんはいつでも人気者。

 

たしか最後が画像お題だった。ジュリー・アンドリュースが山の草原にいる。大好きな映画「サウンド・オブ・ミュージック」の冒頭シーンだ。

僕はテンションがあがってしまい、「こう見えて、敵はナチス」とか、「この2時間後に尼さんが○○を××します」とか本当のことばかり言ってしまった。でも、前の方で見ていた脳髄筋肉さんが「ああ、確かにそうだわ」と言ってくれたので、助かった。

最後の回答だけ「生駒」と出して、「急にウソついた!」と反応してもらえた。

 

この日は調子がよかったのかもしれない。棚卸し代行ハウスさんが、休憩時間に読まれた投稿の答も含めてほめてくれた。

会場になった教室の壁や廊下には、前年の回答や昨日の回答が貼り出してある。面白い答がいっぱいだ。これを見て入ってくる人もいるだろう。こんなに準備をがんばって、素晴らしいイベントだ。

校庭の方を見に行った帰りだったか、店長さんがいた。すれ違いざまにひと言、「おもしろおじさん」と言われた。

 

6月26日(日) きのこのドルギリ会 ~ハロプロ編~

 

えりんぎさん主催のアイドル大喜利会「ドルギリ」。お題も企画もハロプロのアイドルに関するもの限定。

カラオケ店が会場で、ハロプロの歌を歌っている間に答を考える企画もあった。僕は藤本美貴ロマンティック 浮かれモード」と、Buono!「泣き虫少年」を歌った。「泣き虫少年」はハクション中西さんを通じて知った名曲だ。

ハガキ職人奈良市の淳(現奈良市の淳大革命)さん、たぬきなべさんとも会えた。奈良市の淳さんはつぼみ(現つぼみ大革命)のファンなので、つぼみの歌を歌っていた。

 

お題で覚えているのは、「『ガタメキラ』であいうえお作文をしてください」

「元旦

誕生日

メール

来ません

LINEも来ません」と答えた。

 

覚えたてのモーニング娘。’16「泡沫サタデーナイト!」をみんなで歌うまでいたかったが、僕はこの日は途中退室。

ドルギリの感想は、

 

ガンガン歌って

タンバリン鳴らして

メッチャ楽しく大喜利して

キズナを深めた

ラブリー ドルギリ会

 

 

大喜利を本格的に始めて3か月。いつの間にか、生大喜利が主になっていた。大喜利も、面白くて優しい人たちに会えるのも、とても楽しい。

ラジオ投稿ももちろん続ける。好きな芸人さんにメールが読まれるのは本当にうれしい。ただ、ラジオの大喜利コーナーへの投稿は、できれば生大喜利の修行も兼ねたいと思うようになった。大喜利コーナーの答に関しては、パーソナリティや番組で話題になっている人をイジったり、番組独自のノリを使ったりしないことに決めた。マラソンと100メートル走を何とか近づけられないかと考えていた。