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BBガールズの土曜パームトーン劇場(2020年3月7日)

淡路島ライブをはさんだけれど、BBガールズのワンマンライブとしてはKYOTO MUSE以来。あの盛況のMUSEを経て、どんなステージを見せてくれるのか。

土曜パームトーン劇場としては2か月ぶり。また、今月はカナさんのお誕生日月でもある。

入り口でアルコール消毒。カナさんお手製のマスクをいただく。かわいい猫の柄にした。あいにくの情勢だけど、消毒や換気をはじめ、できるかぎりの対策をしてライブを開催してくださって、本当にありがたい。もちろん、客としても細心の注意を払ってここに来ている。

 

今月もキーボードに楽譜立てはない。

これまでと同じように「チャーリーズ・エンジェル」のテーマが流れる。僕は自分のメガネを確認する。少しでも曇っていたら、BBガールズのライブがいくらかでも見えにくくなってしまう。あ! 失敗! MUSEのときのように、この曲の最初から手拍子して、これを定着させたいと思っていたのに。めっちゃ出遅れた。曲の終盤から手拍子を始める。

 

「Fai La Brava」が続くのもこれまで通り。しかし、MUSEライブを経て、1曲目は変わる可能性がある。MUSEでひと区切り。新しい段階へ進むBBガールズの宣言として。

 

「おおーっ」って声をあげてしまった。1曲目が変わるとしても、まさかこの曲で来るとは。

「ガーディアン・エンジェル」!

さあ、BBガールズ第2章開幕だ!

イントロに乗って現れたカナさんは、このシングルのジャケットの衣装。紫の部分が印象的。髪には青い花とパンダ。「カナーっ!」の声援を受けて、前奏を弾き始める。

たじさんもジャケットの衣装で登場。「たじーっ!」の声が飛ぶ。たじさんは深めの緑。そして、二人とも肩を出している。シングル発表当時の衣装をカナさんがリメイクしたのだろう。下も長めのスカートに変わっている。二人とも黒のブーツで、たじさんのはヒールが高い。カナさんのが低めなのは演奏のためか。紐が付いている。

カナさんの今日だけの間奏がまたオシャレでかっこいい。

何だかBBガールズが大きく見える。いつもの席から見ているのに。淡路島でも近い席だったのに。MUSEを経験してスケールを大きく感じさせるようになったということか。誰かを見てそういうふうに感じたのは初めてだ。

たじさんのフィニッシュも決まった。

「ガーディアン・エンジェル」はこのところライブでどんどん存在感を増していて、MUSEでも終盤に歌われた。その「ガーディアン・エンジェル」を最初に持ってくるのは、きっと大きな意味がある。デビュー曲ではなく2枚目のシングルだが、BBガールズの原点とも言える曲。歌入りから二人のハーモニーを聴かせることができる。MUSEの前にラジオ大阪「桑原あずさのas life」にゲスト出演したときも、この曲をかけてもらっていた。

そういうのを全部ひっくるめての「ガーディアン・エンジェル」。新たな出発にふさわしいオープニングだ。12月26日(土)の2度目のMUSEライブのとき、BBガールズがさらに大きく活躍したとき、この幕開けを思い出すだろう。

 

「人生はミラーボール」

もうここで歌うのか。惜し気もなく連続で、終盤のたたみかけにも使える人気曲の投入だ。

「話題にこーとかかないわ」と、「い」と「わ」を引っ付ける歌い方。最近このように変わってきている。

「まねてもいいのよ」をカナさんも口ずさんでる。マイクには乗せないけれど。こういうのを見るのも好き。

「あなた次第」のポーズが決まる。最高だ。

「BBガールズ!!」という客席のコール。

「回せレインボー」で大きく右手をまわすたじさん。その動きがだんだん小さく速くなっていった。

 

「それはウソじゃない!?」

二人での「シュビドゥビシュビドゥバッパー」の間にたじさんのスキャットが入る。これめっちゃ好き。この形で定着していきそうな気がする。

たじさんの動きも横中心で、しぜんにノッている感じでいい。カナさんも体をひねって角度を変えながら弾くのがまたいい。

後奏の終盤、キーボードの高音が突き抜ける。また違った味わい。カナさんがひそかに攻めている。

 

最初のMC。

まず、昨日カナさんがお誕生日だったこと。おめでとうございます!!

 

今日の衣装はやはり、「ガーディアン・エンジェル」のをカナさんがリメイクしたのだという。カナさんも立ち上がって、しばし撮影タイム。

この衣装で、その「ガーディアン・エンジェル」で、BBガールズが新たなスタートを踏み出した。

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「ひらいたトランプ」

今日は本当に、人気曲の手札をどんどん切っていく。

いつも以上にカナさんの低音三連打が印象的。こうなると、違う高さの三連打が来たときも、おおって反応してさらに惹き込まれていく。

間奏がまたもや素晴らしい。毎回期待して毎回感激させてくれるカナさん。しめくくりの細かな速い奏法には、たじさんも「フーッ」って声をあげる。

終盤おおらかに高まるボーカル。今度はたじさんの番だ。後奏のスキャットをたっぷりと。強く、おしゃれに、あるいは吐息のように。聴かせてくれた。

 

「透明な水」

今日初めてのバラード。「ひらいたトランプ」のたじさんと全く違う、「透明な水」のたじさんになっている。

深みのある歌声。強めていないときもずっと見事だ。ときにゆっくりずらしたり、語尾をゆらしたり。

オリジナルバージョンは、実は今年初めて。1月はカナさんのピアノだけで、1番からためるアレンジ。2月のMUSEはバンドでの演奏だった。説得力がないと思われるかもしれないが、どれも好き。ファンってそうなるもんね。

そして、今日のBBガールズが大きく見える感覚はなお続いている。

 

真ん中の上に黄色い光ふたつ。

「夜明けの月に」

演奏が弾んでるみたいに思える。たじさんが月の下でこちらへ歩きながらうたっているよう。

たじさんのうたとカナさんのコーラスはあくまで優しい。

「この手のあたたかさを~」のフェイク、久しぶりだった。

 

「苦い林檎酒」

たじさんの、雰囲気がありつつみずみずしいスキャットから間奏へ。カナさんの演奏がまたもや素晴らしい。特にキーボードの楽譜立てをなくして手元がよく見えるようになって以来、その日そのライブだけの間奏の見事さにうっとりしてしまう。今日の間奏の仕上げでは、両手の指を細やかに使いながら、鍵盤の右から左へ下りていく。わあ、まるで音の虹がかかったようだ。

後奏で再びたじさんのスキャット。ややもろくはかなげで、可憐な声だった。

 

MC。

次の曲が前半最後になる。

1月と同じ構成で、今月の新曲が来そうだ。

 

「大人になったBBガールズ」という言葉は、MUSEライブを経て次の局面、第2章へ進んだことも表していると感じる。

 

左目が痛くて涙が出てくるカナさん。

 

MUSEライブについて、まずは感謝の言葉。

ステージでは全然泣かなかった。「ありがとう」「楽しい!」「気持ちいい!」「見て!」「聴いて!」みたいな感じが勝っていた。

 

「バンドでのライブもいいし、今日みたいな二人でのライブもいい」と思ってもらえたらうれしい。

これはまさにその通りで、めっちゃうなずいた。BBガールズのライブは、二人でも、バンド「はんなりディスコボールシャワー」といっしょでも、どちらもすごくいいのだ。はんなりディスコボールシャワーと大きなホールでやるところも見たいし、名古屋Breathのような広めのライブハウスで二人でやるところも見たい。

 

MUSEライブを見て「BBガールズが遠くへ行っちゃった」と号泣したファンもいるけど、「こんなに近いよ」「終わったら『カンパーイ!』とかって行くやろうし」「今ここに来てくださってるような方々のことは絶対忘れないもんね」

 

「1部最後の曲は二人で気持ちを込めまして、歌わせていただきます。『ダメなところも』」

今月の新曲ではなかった。2月の新曲。KYOTO MUSEで初披露されたピアノバラードだ。

やはりいい。真っ直ぐな「ありがとう」にぐっと来る。「ねえ」が入るのも好き。

たじさんの素直な告白に応えるように、カナさんのピアノが高鳴る。カナさんの耳飾りが赤に青に緑に光ってる。

曲名に触れるラストは、今日も恋愛がテーマのように思える。

カナさんの後奏が豪華に彩ってから、切なく終わった。

 

二人とも深くお辞儀をして、拍手を浴び、去っていく。

明日に向って撃て!」の抒情的な曲が静かに流れる。

 

後半のスタートは「もっとオールドファッションド」か?

しかし、イントロが始まらないまま、カナさんが、すぐにたじさんが入ってくる。バラードと静かなBGMの後で名前を叫ぶのははばかられ、大きな拍手で迎える。カナさんは白、たじさんは緑の、ベルトが帯っぽく見える、イラストがいっぱい入った襟付きのワンピース。

一転して明るい曲。聴き覚えのないイントロ。新曲だ!

めちゃくちゃキュートでキャッチー! 歌詞もラブラブだ。楽しい楽しい。

昨夜のラジオであると予告してた振り付けは、手で大きく円を描いたり、前に出した手をひねったり、重ねた腕を顔の下でスイングさせたり。

サビは「好き好き好き抱いーて」から「ダーリン」まで。乙女の愛がいっぱいとは言われていたが、照れるぐらいたっぷりだ。もう楽し過ぎ。

1番でしっかりと見た振り付けを、2番からたじさんといっしょにやってみる。

「バリア」という詞がまた特に印象的だ。

カナさんの演奏もひたすら明るく楽しく。

後奏ではカナさんだけが「好き好き好き抱いーて」と繰り返す。そこにたじさんがスキャットをかぶせる。

最後にもう一度たじさんの歌。おしまいも「ダーリン」

なんてウキウキする新曲。大好きだ。

「たじーっ!」の声を受けたたじさんは、肘を曲げた両腕を上下させてはしゃいでみせた。

 

はじけた表情のままたじさんが跳ぶ。

「恋してオムレツ」

わあ、振り付けの曲が連続だ。幸せは終わらない。

「ワー」で弧を描くカナさんのアクションが大きい。そうか、MUSEを経験したBBガールズ第2章からは、きっと大きな動きでいくんだ。どんな会場でも届くように。

間奏で呼び掛けるたじさんも、応える観客も、それを見るカナさんも、誰もがうれしそう。

「イェイ」のダブルピースももちろん高らかに。

最後のポーズも、客席でも思いきり手を広げて。ただ、じゃまにならないように右手の方を上にした。

 

すぐに軽快なメロディが始まる。その底に潜むビートに乗ってたじさんが跳ねる。

クランベリージャム」

カナさんによる音の飾りつけがきれいで心が弾む。

明るくキュートな新曲と「恋してオムレツ」の後だからか、たじさんがいつもよりキュートに歌ってる気がする。いや、それは少しだけで、やはりちょっと余裕のあるおしゃれな女性のイメージだ。

たじさんが速く回転。「フーッ!」

次はゆっくり回転。「フーッ!」

最後は速めに回転し、軽くマイクのコードを跳び越えた。「フーッ!」

 

クランベリージャム」が後半に歌われたときは、その後にMC来がち。

 

キュートな新曲のタイトルが「アタシはバリア」だと発表される。このタイトルにまたやられてしまった。歌詞に「バリア」が出てくるのって印象強かったけど、タイトルにもなっていたとは。

 

新曲は乙女の愛がたっぷりって予告されていたから、南野陽子はいからさんが通る」、小泉今日子艶姿ナミダ娘」、天海春香「乙女よ大志を抱け!!」の3曲を思い浮かべていたけど、どれとも違うかわいさだった。

 

「これはかわいいよね」

「これを木曜日の晩に朝5時まで練習してた」というのは振り付けをふくめてのことで、「踊れる田嶋になりたい」

客席に向かって、振り付けが「ちょっと難しいでしょ」

「これは是非アーカイブで何回も(見て覚えてください)」

カナさんが振り付けると、両腕を真横と真上に伸ばす体操っぽい動きか、倒したピースに目の前を横切らせる動きになるという。このジョークは意外だ。あきっすんの「まっすんラップ」の楽しい振り付けはカナさんが考えたはず。パラパラが特別お得意ということなのか。

 

バリアといえば、小っちゃい頃の遊び。

カナさんの小学校では、「バーリア。私バリア張ってるし大丈夫。鍵かけた。鍵、神さまにあーずけた」

たじさんは「バリアに鍵ついてんの初めて知って」

客席にも聞かれたけど、僕は聞いたことあったような気もする。自分ではやってなかったと思う。

 

「こんなけウチらが好き好き言うとか、曲の中で」

「好きと言って」

ラムちゃんぐらい言ってるよね」

 

「大っきなところでワンマンも、(パームトーン・エージェンシー所属のアーティストは)みんな今年はするみたいな。またあきっすんがあるんでね。みなさん来てください」

 

「新曲、今年1曲ずつ出していくことになりまして、もう3曲出ましたね、これで」

「さあ、来月は一体どうなるのか」

「もうもらってるんです、4月は。めっちゃかっこいいの」

演奏がえぐいぐらい難しいと言う、カナさん自身の作曲。

「好き好きの後にこれ。でも何か、すごいそうやってBBガールズのいろんなカラーが引き出しとしてあるのはいいなあと思いながら」

これはたくさんあるBBガールズの魅力のひとつ。激しい曲もバラードもオシャレな曲もどれもいい。そういうアーティストが僕の好みだ。

 

「みなさんにますます夢中になっていただけるように、がんばっていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします」

たじさんの言葉への拍手が起こるなか、カナさんのきれいなピアノがバラードへいざなう。

たじさんが目を閉じる。

「陽だまりの鳥」

MUSEで本編最後にうたい、あの場を感動で包んだ曲。今日も本編最後かアンコールだと思ってた。MUSEではバンドバージョンだったから、カナさんのピアノだけで聴くのは2か月ぶりだ。

静かめにうたい出すたじさん。弱めていてもきれいな声だ。サビでやや強くするところも出てくるが、「浮かんで消えた」は静かにうたう。

サビの繰り返しから、本当に声が強くなる。

後奏のスキャット。カナさんのピアノがより劇的になる。たじさんのスキャットが全てをそそぐように啼き出す。ハミングへ。そこからさらに高く、きれいで静かな「あーー」というスキャット。これは初めて聴くはずだ。素晴らしい。MUSEであそこまで思い知らされたのに、「陽だまりの鳥」のすごさをまたあらためて感じることになった。

 

余韻にひたる僕らを引っ張っていくように、もうたじさんが手を上げている。

「風のファンタジスタ

たじさんが沈み込むアクション。黒いブーツのヒールが、床に平行になるまで倒されている。

今日はもう特別に、両の拳に力を込めた。僕らの応援歌なんだ。

 

これはこのたたみ掛けに1月の新曲「天界の雫」を 使う構成だ。あと残ってるのは、「離れてもそばにいて」。これがアンコール。そうか、カナさんのお誕生日だから、カナさん作曲の「離れてもそばにいて」がアンコールなんだ。「もっとオールドファッションド」が今月は抜けるんだな。

 

「まだまだ行くぞう!」

たじさんのあおりで始まったのは、先に来たか、「平成ガール」

いきなりカナさんが右の大グリッサンド。細かく連打するところは短めにして、弾むようにオシャレなフレーズへつなげていく。前奏だって毎回とりどりなのだ。

歌に入ってからも、カナさんの指が跳ねる。

たじさんは「明治 大正 昭和 平成」で、これまでより大きくパッキリと客席を左から右へ指差していく。

熱狂のまま後奏へ。カナさんは右手だけをはたかせるように高く上がり、左手もそろって頂点へ、両手で細かく叩きながら下りていき、ギュインギュイイーーンと右手をもう一往復させた。「カナーっ!」

 

「天界の雫」

僕は聴くの4回目だけど、土曜パームトーン劇場で歌われるのはまだ2回目だ。それでこの位置。こうしてセットリストが変わっていくのだな。

静かなキーボードで立ち上がると、あとはひたすら激しく。

間奏でもカナさんのソロとともにいろいろな楽器が高まってくる。

再びたじさんが歌う。カナさんは間奏との結び付きを感じさせるような高音を勇壮に。

歌い切ったたじさんは腕を伸ばしてマイクを前に捧げる。カナさんの静かなソロが冒険の幕を閉じる。

 

たじさんが「ワン、トゥ」と客席に指を向け、「ワン、チュー、スリー、フォーッ!」とはじける。カナさんの魅惑のピアノが煽情する。BBガールズを代表する前奏。たじさんがさらにはじける。「フーッ!」

「まだまだGIRLでいいかしら」 

もう会場中がハイになり、BBガールズの音楽に酔っている。

「オン キーボード、カナ! ハッピーバースデー!」との紹介に、たくさんの「カナーっ!」と「ありがとう!」が交わる。

最後のスキャットはひたすらかっこいい。カナさんの力強いグリッサンド

 

歓声と拍手を受け、二人も拍手してステージを後にする。

 

アンコールの間にひらめいた。

これから「もっとオールドファッションド」で再登場するんじゃないか。であれば、もしかして「もっとオールドファッションド」「離れてもそばにいて」から初のアンコール3曲なんじゃないか。BBガールズ第2章はアンコールを3曲ずつやってくれるのでは。

 

おお、やはり「もっとオールドファッションド」のイントロだ!

カナさんがノリノリで頭上で手を打ちながら入ってくる。立ったまま左手は高いピース、右手で最初の音を弾く。たじさんはダブルピースを客席へ突き出しての登場だ。

1曲目以外で聴くのは初めてだ。去年の同じ3月にセットリストに入ってから、一貫して1曲目だった。MUSEでもオープニングを飾った曲。アンコールで聴くって感慨深い。

演奏も歌もたじさんの動きも軽快だ。

最近変わった新しいスキャット。のびやかなたじさんの声。その声が高く上がるのに連れてカナさんのキーボードも高くなっていく。そのままカナさんのソロへ。細かい連打が少しずつ高くまた高くなっていった。

 

「離れてもそばにいて」かと身構えたが、始まった前奏は「境界線はいらない」

「アンコールありがとうございます。またふりだしに戻ったみたいな感じしたよね」

「もっかいできるな」

「もっかいできるなあ。やる?」

笑う二人。楽しそうで、まだまだ元気があまってるようで。

「いつも1曲目にやる曲をアンコールに持ってくるという・・・」

「最後の曲になりました! 今月もどうもありがとうございます! また来月もパワーアップして戻ってきますので、みなさん、コロナに負けずにがんばっていきましょう!」

会場にBBガールズタオルが揺れる。

静かになる部分で、たじさんは観客に語りかけるように歌っていく。それから、みんなでの「ラララ ラララ」

「みんなありがとう! ウーウ。またねー!」 

たじさんが最後はおどけ気味に言葉をつめ込む。それでカナさんも思いきり笑顔になる。

BBガールズは笑いながら両手を振って、第2章最初のライブを終えた。

 

BBガールズ第2章。最高の滑り出しだった。

1曲目が変わったの、めちゃめちゃよかったなあ。リメイクされた「ガーディアン・エンジェル」の衣装も。

カナさんのお誕生日月に、カナさん作曲でご自身でもお気に入りだという「離れてもそばにいて」がなかったのは意外だった。アルバム「ラ・ブラバ/LA BRAVA」発売以降、「離れてもそばにいて」が演奏されなかったのは初めてだし。けれど、これからこういうことも増えていくだろう。思わぬ曲が姿を消したり、久々に歌われて盛りあがったり。

新曲が増えてバリエーションが広がっていく。あんなに楽しみだった去年のカバーコーナーが、遠い昔みたいだ。新曲が毎月発表されるのって、わくわくする。

それにそれに、今月の新曲「アタシはバリア」はとびきりだった!

 

二人からも、会場に来ることができずライブ中継の生配信を見ていた人たちへ、「BBガールズ、12月26日のミューズホールワンマンに向けてまた再出発」という言葉があった。

これから毎月、新曲を手に入れ、経験を積み、武器を磨いて、BBガールズはさらに強くなる。

船出は順風満帆だ。

 

 ライブのアーカイブ映像はこちらです。

 (今月から会員登録が必要になりました。生中継はどなたでもご覧になれます。)

freshlive.tv

3月7日 event space PALMTONE

ガーディアン・エンジェル

人生はミラーボール

それはウソじゃない!?

ひらいたトランプ

透明な水

夜明けの月に

苦い林檎酒

ダメなところも

アタシはバリア

恋してオムレツ

クランベリージャム

陽だまりの鳥

風のファンタジスタ

平成ガール

天界の雫

まだまだGIRLでいいかしら

 

もっとオールドファッションド

境界線はいらない

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「アタシはバリア」の歌詞を聴き間違えていたと気づくのは、また後の話。

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