昨日より早く着くことができたが、BBガールズのリハは終わっていたのか元々なかったのか、見れなかった。
「BBガールズの『まだまだGIRLでいいかしら』」の番組ブースに行く。昨日着ていたのは新しい衣装だと教えていただけた。来年2月9日(日)の京都ミューズホールでのBBガールズワンマンライブチケット購入特典である、サイン色紙もいただけた。
バリアフリー大喜利の回答用紙をもらってから客席へ。最前列ど真ん中に座る。今日は最後まで見ることができる。フェスだから、10時から16時過ぎまで途切れずにステージが続く。誰かのときに席を離れるというのは苦手なので、ずっとここにいることになる。昨日のあきっすん「アスノテンキ」によると京都市の天気はくもりのはずだったが、かなり日差しがきつい。
今日も最初はパームトーンメドレーだと思い込んでいて、BBガールズは「恋してオムレツ」を歌うと予想していたが、メドレー自体がなかった。楽しみはとっておきたくて、発表されているスケジュールもBBガールズの出演時間しか確認していない。だからこういうこともある。
その代わり、「虹色のパレード」が2日目の口火を切る。
山下圭志さんと、masaeさんを含むPALMTONE RECORDSのメンバーがステージにそろう。
全編振り付けがあり、KCさんの後ろでみなさんがやっている。僕もBBガールズをお手本に踊ってみる。まだ全部は覚えられない。いい歌だし、何といってもBBガールズのコーラスも入る曲なので、完璧にしたいところだ。
BBガールズは、白のBBガールズTシャツ。たじさんが青がかった緑のスカート。カナさんはピンクのスカート。たじさんは黒のコルセットベルトもしている。
(一旦、中略。後からちょっとずつ書き加えます)
安部美香さん
カナさんが昨日と同じ2曲でキーボードを弾く。髪の先の方にパンダの飾りが付いている。
静かな「いのりの唄」を終えると、美香さんはカナさんを振り返って、「気持ちいいな。お外で『いのりの唄』は気持ちいいですね」
2曲目の「静けさという時空」で、カナさんは繰り返される「私らしく 貴方らしく」をコーラス。間奏に入ると、「万木嘉奈子です。やっ!」と紹介された。
カナさんを送り出した後、美香さんは恋の歌謡曲、爽やかな歌、恋の歌謡曲という感じの3曲。「ぃやっ!」と気合を入れるのも印象的。
(一旦、中略。後からちょっとずつ書き加えます)
BBガールズとはんなりディスコボールシャワー
ステージの左前にコンガが置かれた以外は、昨日と同じ配置。右前にカナさんのキーボード。右後ろにギターのたかしさん。真ん中奥のふるじゅんさんのドラムをはさんで、左にもう一人のギター増田雄一さん。さらに左にベースのかじさん。
たじさんがカナさんに近づく。お二人で手を振ってカウントを数える。
「シュビドゥビドゥビドゥビドゥバッパッパッパラッパッパヤッパー」
まさかの幕開け。やられた! アカペラの「Fai La Brava」でスタートするとは! どの楽器も音を出さず、BBガールズのハーモニーと観客の手拍子だけが梅小路公園の風に乗る。初めて生で聴けたよろこびに、意外な場面でやってくれたうれしさも加わって最高だ。
「わくわく梅小路フェス最後まで盛りあがって行こーーう!」
たじさんが手を上げてそう言うと、ドラムが叩き出される。カウベルらしき音もする。たじさんとカナさんは頭上で手拍子。ギターが入る。もう間違いない。ベース。カナさんのキーボード。たじさんは新しい振り付け。先週の土曜パームトーン劇場からも少し変わっている。天使の羽の動きを減らして、左右交互に半身になるステップを基調にしてる。「Hi-Fiな囁き…」お二人の声が重なる。
「ガーディアン・エンジェル」
アルバム「ラ・ブラバ/LA BRAVA」のオープニングの流れをライブでやってくれている。これはたまらない。
間奏に入る。たじさんが「カナ」と囁く。カナさんが生み出す音が高まっていく。たじさんは「イェー、オン・キーボード、カナー!」
「たじーっ!」の叫び、拍手と歓声の中、たじさんは「カモン、かじさん」
かじさんのベースから曲が始まる。去年の「クランベリージャム」の特別なアレンジもすごかったし、この形ならかっこいいに違いないと確信する。
「苦い林檎酒」
サウンドパークのメドレーでの名演も記憶に残る曲。今日も、歌入りの瞬間とかいいなあ。たじさんは強めに歌っている感じ。バンドによるリズムがあるから僕らも手拍子をしていて、そこもBBガールズお二人でのライブと違う。カナさんのコーラスは控えめか。
間奏のカナさんがすごい。高音から不思議な音色で降りて行き、すぐに高く駆け戻る。
後奏のスキャット。いつもは高くきれいな声を存分に聴かせるところで、たじさんは低めの声であくまでも力強く歌い切った。
今度は「ヘイ、カモン、たかし!」
たかしさんのギターだけで始まる前奏。ついに来た! 今こそバンドで聴けるのだ! リズムが加わる。カナさんの細かい連打。たじさんが高らかに宣言する「平成ガール!」
歌入りから少しの間、カナさんは手拍子してる。カナさん自身の編曲で、「キーボードの見せ場がなくなった」とおっしゃっていた。「ギターロックにした」とも。まさにそういうことなのだろうか。とにかくギターがかっこいい。
たじさんは譜割りを1か所変えたかも。バンドだからか、サビの手振りが助走から合わせやすくて気持ちいい。
1番が終わると、たじさんの「たかしーっ!」
たかしさんが目を引く一方、雄一さんの「ギュイーン!」もかっこいい。僕は見た。
間奏でたじさんがたかしさんの元へ行く。たかしさんの隣で跳ね続ける。たかしさんが前に出てきてくれたらいいのに。客席のみんな大歓迎でしょう。でも、ファンにはわからない事情やたかしさんのこだわりもあるのかもしれない。
「たかしっ!」と叫んでからたじさんが前へ。平成の名曲をよみがえらせるコーラス、今日はカナさんが生でしっかり歌ってくれる。僕もいっしょに「ウォウウォウ」手を上げたりして歌う。
「ウォーイェーーーーーーエーーイ」で湧き上がるバンド。リズムもかっこいいこと。最後に跳ねる音4つ。4回跳んだたじさんがサビへ。
後奏。さらなるたかしさんのギター。カナさんの両手が二重三重に踊るように音の階段を下りていく。わあ、キーボードの見せ場あるじゃないですか。
たじさんが腰に手を当て、首を振ってポーズを決めた瞬間に曲が終わる。
僕は「たじーっ!」「カナーっ!」「たかしーっ!」と叫び、少し待ってからもう一度はっきり「たかしーっ!」って叫んだ。たかしさんがにっこりしてくれてよかった。
もう全員の名前を叫びたい「平成ガール」だった。
この前奏は、「境界線はいらない」
「BBガールズとはんなりディスコボールシャワー、最後の曲となってしまいました」
「えーーっ!」
この曲も、僕がバンドで聴けるのは初めて。うれしいことだ。テンポは速めか。
間奏に入るとすぐにたじさんが「これ、めっちゃバリアフリーの歌じゃない?」と、このフェスのテーマ「心のバリアフリー」に合致してることを「歌いながら気づいた」
サビの繰り返し。たじさんといっしょに手を振る。きっと後ろでは数多くの手が揺れているはず。でも、僕はステージから目を離したくないから、振り向かない。
後奏の最後は高いスキャット。そして、バンドの終わりとともに跳んで「フーーッ!」
カナさんが客席に両手を振る。たじさんも両手を振り、投げキッスもしていた。手応えのあるライブだったのだろう。
BBガールズとはんなりディスコボールシャワー、こういうステージを見せてくれるのだから、来年2月9日(日)のKYOTO MUSEも盛り上がる。必ず楽しめる。
(つづく)