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Twitterには長いやつ

Big Year’s Party 30 KAI YOSHIHIRO 30th ANNIVERSARY

2004年9月22日(水) 大阪厚生年金会館

 

 小雨が降っている。厚年には雨のイメージがある。例えば、「嵐の明日」ツアーも そうやったな。 
 ダフ屋を黙殺し、公園を突っ切って、会場に入って行く。

 席は前の方。右端から2番目やった。端の席になるとまずいつも思うのは、甲斐は 近くまで来てくれるだろうか、ということだ。ステージの前には、一段低くなった スペースがある。けっこう広い。ここに甲斐が下りて来て、最前列の客の頭をつかんだ ことがあったっけ。そのスペースの左右はまた一段高くて、壁づたいに客席の方に伸び ている。その細長い部分は僕の席の近くも通っているから、もし甲斐が来てくれたら 至近距離で見ることができる。ただし、ステージからそこまでの間には、左右とも 大きなスピーカーがあって、道をふさぐ格好になっている。つまり、甲斐が僕の近くまで 来てくれるには、一旦ステージ前の低いスペースに下りて、そこからまた右の方へ上る しかない。チャンスは少なそうや。

 場内には今日も、甲斐トリビュートアルバム「グッドフェローズ」が流されて いる。いちばん好きなm.c.A・T「裏切りの街角」が、楽器チェックのために音を 絞られ、思わずもったいなく感じてしまう。楽器のチェックをしないとライヴが始まら ないというのに。

 スピーカーからの歓声。僕は立ち上がる。名古屋 で気になった「大森さーん」という女性ファンの声を確かめようとしたが、聴き 取れなかった。まだこれがオープニングなのだとわかっていない客もいる。一昨日の僕 もそうやったか。 
 大森さんのギターでみんなが気づく。2004年秋、甲斐30周年のツアーは、 「25時の追跡」で幕を開けるのだ。一気に手拍子が捲き起こる。 
 真っ赤なXXXのライトが浮かびあがる。だが、僕の席からは左のXしか見え ない。 
 紺の灯が上からステージを照らし、メンバーがそこを通って進んで来る。右の方 に位置するメンバーは死角になるだろうと覚悟していたが、ノリオも前野選手もぎりぎり で視界に収まった。ちゃんと考えられてるねんな。よかった。

 キーボードによる前奏。ギターをかけた甲斐が現れる。歓声と叫びと拍手を一身に 浴びて。名古屋と同じ黒のジャケットは少しラメ入りで、照明の当たり方によって ところどころ光って見える。中は白のVネック。黒のパンツ。そしてサングラス。 
 「ポップコーンをほおばって」 
 今夜ももちろん、デビューヴァージョンからライヴヴァージョンへ連なる、 30周年ならではの形だ。大阪のファンも大よろこび。はやる心で手拍子の乱れ打ち。 
 サビで白い光が射す。あらゆる方向から、次々と。端の席だからこそ感じられる 迫力や。 
 僕の席からは、甲斐の後方にステージの左ソデも見える。そこではスタッフが拳 の3連打をやっていた。こういうのもうれしいよなあ。みんな燃えてるで。

 ギター。ドラムス。松藤のカウベルも効いている。甲斐がマイクスタンドを蹴り 上げるタイミングも、前奏の長さも、今日はいつも通りやった。 
 「きんぽうげ」 
 バックに影。甲斐の影だ。客席右横の壁にも大きく映っている。名古屋では素の 照明やと感じたけど、そうや、最近のツアーでは壁まで使った影のライティングがあった んやったなあ。 
 歌のラスト。客席へマイクを向けるのは、今日も短く2回。 
 後奏で蘭丸が前に出る。甲斐は客席後方へアピールしてる。ライヴ序盤はいつも、 いちばん後ろのお客さんを意識してるんやんな。蘭丸がイントロのフレーズ。 「オーイェー!」と甲斐が叫ぶ。曲がゆっくりになり、閉じられてゆく。

 ビートの中、見事に高く蹴上げられたマイクスタンド。 
 「ダイナマイトが150屯」 
 後奏で照明は全体に暗めにはなるが、甲斐の姿は見える。前はもっと暗くして、 スタンドを廻すところで甲斐にスポットが当たった気がする。このツアーから 変えたのかな。とにかく甲斐はマイクスタンドをぐるぐる廻し、横に振り廻し、両手で 持ってステップを踏んだ。

 短い「目一杯」宣言に観衆が応え、すぐに曲が続く。

 今日はイントロを飾るきれいな音が印象的や。 
 「電光石火BABY」 
 甲斐はサングラスをはずしている。ステージの前の縁まで出る。客席との間にある あの低いスペースに落ちそうな体勢にわざとなり、バランスを取る振りをしてみせる。 でも、まだ下りない。 
 2番を歌い終えると、「ハーッ」の声。オリジナルよりも早く。 
 3番前のコーラス、今日は前野選手がしていた。 
 やっぱり「体震わせ」と歌ったように思えたな。

 新曲「FIGHT THE FUTURE」 
 バックに回転する羽のような模様が映ってる。 
 繰り返し前の「嵐の中」を、甲斐が入りそこねる。が、すぐに「突き進もう」から 歌っていった。

 「30周年・3時間・30曲」と告げるMC。 
 「今夜は最後まで楽しんで」

 イントロで拍手が起きる。ずっとずっと愛されてる曲やねんな。 
 「裏切りの街角」 
 名古屋で新鮮だった最後の繰り返しを、ふたたびじっくり味わった。

 今夜もあの前奏に歓声が飛ぶ。 
 「東京の一夜」 
 ここからの2曲は、このツアーの大きな見せ場の一つ。泣けるのだ。 
 甲斐の歌を聴き、詞に浸り、演奏に溶け込む。「口にーしたー」、 「それをー愛と呼んだー」に続く「ジャーン」というギターの音色が、切なく沁みる。

 大森信和作品。「くだけたネオンサイン」 
 過去形になる2番の歌詞が悲しい。その中で現在を語る「バラ」のくだりを、 今夜の甲斐はきれいに響かせた。 
 「本気でつくった」からやや間をつめて、「君の曲さーー」と歌う。後奏が 高鳴る。それからもう一度、レコードを思い起こさせる静かな演奏へ。松藤がギターを 弾いている。曲の終わりで、甲斐はおじぎをした。

 ステージが水色に変わる。 
 「シーズン」 
 1番から「痛んだハート」と歌う、ニューヴァージョンの歌詞を 聴くことができた。

 前奏で甲斐がゆったりと身体を揺らしてる。振り返ると、客席後方に波の影。 甲斐はそれに合わせて揺れてるんや。 
 「ナイト ウェイヴ」 
 今日も「ウーウーウーウーウーウーウーウーウー」は中間くらいの長さ。 
 甲斐が左ソデへ消える間奏。キーボードがよく聴こえる。やっぱり右側の席や からなんかな。 
 名古屋とはラストが違ってた。戻ってきた甲斐が蘭丸のマイクでうたったのだ。 
 「ナーーーーイト ウェーーーイヴ」

 「地下室のメロディー」 
 歌入りからは、僕は普通に手拍子する。激しさを増していくJAH-RAHの プレイを感じながら。でも、最後まで「タン タタン」の手拍子で通す人も少なくない。 
 2番を甲斐は「階段を」と歌い出してしまった。間違いに気づき、歌を止めるが、 なかなか本来の歌詞に戻れない。「引き連れ」と歌うが、この詞もまだ早かった。 ギターを弾きながら待ち、「しーてーいるー」から入って歌っていった。

 「港からやって来た女」 
 甲斐が前に出て動く動く。会場じゅうが熱く沸く。 
 3番前の間奏では、甲斐は左にいた。 客席に「静まれ」のジェスチャー。キーボードと ベースを聴かせる。「手拍子はいいぜ」の素振りを見て、オーディエンスが再び手を 打ち始める。甲斐はその中で静かにうたい、「オーレーはー」からまた強く歌っていく。 右へと動いて来ながら。おお、「港」のサビで甲斐が近くに来てくれた感激!もう 思いっきり歌うもんね。 
 左に戻った甲斐は、一段低いスペースへ下りていった。そこで「バイン!バイン! バイン!」「フーーッ!」 
 まだまだもったいぶって終盤までとっとくのかと思ってたけど、ここで初めて 下りるとは。厚生年金会館、ものすごい騒ぎになってるのだ。

 蘭丸のギター。大森さんとはまた違った、独自の味を出してる。 
 「嵐の季節」 
 拳をあげて歌うオーディエンス。左ソデでもスタッフが拳をあげている。 「ポップコーン・・・」の時の人やろうな。 
 繰り返し歌うオーディエンス。甲斐は静かになった演奏を完全にとめさせ、俺らに たっぷりと歌わせてくれる。そして、みんなでもう一度バンドと共に歌うのだ。 
 「今は嵐の季節」

 15分の休憩。

 客電が落ちる。ステージのライトがつく。甲斐が左ソデから歩み出てくる。 白のタンクトップ。サングラス。スタッフから、アコギを受け取る。正面を向く。 
 「テレフォン ノイローゼ」 
 「 出会ってーひとつきめどれーほどー」と、歌い出しを遅らせる アコースティックヴァージョン。2番からはオリジナルのタイミングで入る。 
 間奏は甲斐の指の動きに注目しながら。真ん中から上へ。真ん中から下へ。これを 繰り返し、最後は上からいちばん下まで下りてくる。 
 3番のサビ。「暗闇にーーー」と伸ばす部分は、静かにうたった。

 甲斐が松藤を呼び入れる。次にアコーディオンの前野選手も。左から、前野選手、 甲斐、松藤と並んで座る。 
 「甲斐しゃべってー!」とMCを求める声が飛ぶ。 
 しかし甲斐はしゃべらない。「ビューティフル エネルギー」、 「BLUE LETTER」を静かに聴かせてくれた。

 それから今夜初めての本格的なMCに入る。 
 「今回唯一のウリは、休憩があることで」というジョークから。 
 「(休憩後は)ちゃんとわかりやすく、ライトつけて、歩いて出てきた。思いやり だよ。走って出てきたらわからない」と言うと、松藤が「ザカザーン!」とアコギを 鳴らし、「残念!」 
 甲斐は気に入った様子で、「これ、どこかでやろ」

 オリンピックの話。 
 「ヨーロッパ選手権、オリンピック、パラリンピックと、俺はずっと続いてて」 
 「友人がアテネに見に行ってたから、テレビで探したんだけど、見つけられ なかった」 
 その人は野球だけを観戦したそうだ。 
 「みんな若いのに格言とか持ってて、すごいよね。柔道の阿武は「努力は人を 裏切らない」」

 ツアーのリハーサルをやった山梨のロフトが暑くて、開けて涼んでた時に松藤が 言ったという、「(南アルプス市の中学は略して)みなアル中」について、話が広がる。 
 「中学校のホームページに、名前を嫌がってる書き込みがあったりして。俺なら よろこぶけどなあ。”みなアル中 甲斐”って胸にゼッケンつけて。四隅はピンで 留めて」 
 次の瞬間、「お母さんが縫ってくれなかった」と、甲斐と松藤が同時に言った。 このセリフがかぶるとは、めちゃめちゃ息合いまくりやなあ。 
 「(こういう冗談は)やめよ」「やめよ」とお互いに言って、ひと段落。 
 最後に甲斐が、「そのゼッケン、ほんとに作る。スタッフに作らせよ、いつか。 ・・・今夜、打ち上げで」

 蘭丸、JAH-RAH、ノリオが戻り、全員が揃う。 
 「みなさんといっしょに静かにうたう時間が訪れました」「手拍子とかしない ように」 
 「安奈」 
 フルバンドにアコギとアコーディオン。この形で聴く「安奈」は、今回が初めて かもしれない。 
 ハーモニカはなし。手拍子もなし。僕は自分がうたうのがもったいなくて、声 出さないぎりぎりの小ささでささやくようにうたった。「あんなーあ」だけは大きく。

 前野選手と松藤をもう一度紹介し、後ろへ送った甲斐。マイクスタンドの前に 立つ。 
 「最後の夜汽車」 
 白い長袖のシャツ。袖のボタンは留めていないようだ。 
 ラストの繰り返しが、「この夜にさよなら」のアルバムを思い起こさせる。 
 タイミングをずらして「ララララララ」と声をあげた。

 「レイン」 
 美しい前奏に聴き惚れていると、甲斐は下を向いた姿勢で、肘を直角に曲げて 手を打ち始める。トレーニングにも似た体勢や。それを見て僕らも手拍子を始める。

 JAH-RAHの4カウントが聴こえる。いざ、一斉に音の放出。震える。 うねる。尖る。前奏のあのギターで跳ねたくなる。FIVE時代の、身体を前に倒したり 起こしたりしたくなる音とも違う。これが今のアレンジ、今のこの曲。 
 「幻惑されて」 
 間奏でまたひときわ盛りあがる。甲斐もギターを弾いている。 
 サビの繰り返しで甲斐が発する「タブー」の声が、何度も何度もこだました。

 ノリオが回転してる。 
 「三つ数えろ」 
 ギターを放した甲斐の、動くこと。ステージ前にも下りてくるのだ。 
 間奏のピアノが効いてる。その音色に飾られてから、「ワン!ツー!スリー!」 
 甲斐は今日も「路上」と歌う。「ファッションだけが」でタンクトップを触ること はなかった。

 今回特にすごい「氷のくちびる」 
 最後のサビを歌い終えた甲斐が、「アアア アアア アアア アアア アアア  アアア アアア」と声をあげる。そしてファルセットの叫びをあげる。 
 甲斐は時に宙を仰ぎ、時に手を揚げて、ギターを弾く。蘭丸はひたすら弾き まくる。JAH-RAHのビートが高まっていく。

 「翼あるもの」 
 甲斐が歌い方を変えている。「今わあきっとー」「うつろなきょーう」と、途中で 間を取らず早めに歌うのだ。少し前の拍に合わせて。 「たどーりーつーくまでー」は、「り」と「つ」と「で」をドラムの3連打に乗せる ように。 
 間奏。前へ下りるか、横まで来てくれるか、とも思ったが、甲斐はステージ右奥の キーボード台に上った。 
 「さーけびーーい つーーづけるーー」と歌い終えた甲斐。咆哮する。 オーディエンスから拍手が沸き、音が静まる。甲斐はマイクスタンドに戻っていく。 両手を広げる。指を組んで頭上に伸ばす。影が訪れ、その指をゆっくりと上りきった。 甲斐が身体を折り、頭を下げる。それから全ての音が湧き上がる。身体を起こした甲斐が 横殴りのアクションをしたところでフィニッシュ!

 「漂泊者(アウトロー)」 
 ライトがあちこちから次々射しては消えるのが見えた。 
 「爆発!」での腰の落としは今日も浅め。間を置かず「しそうーーっ」で前へ 飛び出していく。

 「冷血(コールド ブラッド)」 
 白。青。赤。壮絶な三つの色が、あるいは冷たく、あるいは強く、曲の世界を 映し出す。 
 甲斐はサビに入る前の瞬間、小さくジャンプして回転する。着地するや片手を 挙げ、「うらんーでもー」と歌って行く。また照明が変わる。 
 後奏ではやはり、腕を払う仕草を見せた。

 「HERO」 
 間奏の甲斐は、蘭丸を目立たせてる感じ。そこからまた、視線を一身に集めて 歌い出す。マイクスタンドを蹴り廻す。動く。マイクを突き出す。吼える。感謝の言葉を 叫び、本編を閉じる。

 すぐに激しいアンコール。盛りあがりの余韻そのままに。すごい手拍子や。

 「ブライトン ロック」 
 「答はどこだあぁ」甲斐が語尾を下げて響かせる。「どこだっ」と突き放さない。 今夜も4回全部歌ってくれた。全てその歌い方やった。

 「風の中の火のように」 
 初めから激しい演奏。激しい手拍子。僕ももちろん手を打ち、歌う。詞をかみしめ ながら。 
 甲斐が叫ぶ間奏から、音がまださらに激しさを増す。客席が、ステージが、 燃えあがっていく。

 メンバー紹介。JAH-RAH。前野選手。松藤は「もう一人のキーボード」と 紹介された。ノリオ。蘭丸。 
 前野選手のキーボード、今日はよく聴こえてきた。やっぱり席が右か左かで ちがうよなあ。 
 松藤はギターを弾く曲が多かったな。 
 ノリオが横回転してるの、この角度からはよく見えた。いろんな曲でまわってた ねえ。うれしい。

 「サンキュー。今夜は、熱烈な声援で、こんなにたくさん来てくれて、 感謝してる。サンキュー」 
 甲斐の言葉に、オーディエンスがものすごい拍手で応える。ほんとに並大抵の 叩き方じゃない。心からの、力一杯の、最大限の拍手や。しかも、その拍手はおさまる どころかさらに高鳴っていく。止まらない終わらない。メンバーたちも手を挙げ、 おじぎをし、手を振って応えてくれる。30年間の甲斐に対する感謝と支持の思い。 オーディエンスの気持ちは必ず伝わったはずや!甲斐たちと通じ合えたと実感できる、 特別な時間やった。 
 まだまだ拍手が続いているうちに、甲斐が話し始める。 
 「アルバムを2枚出して。トリビュートアルバムには、高橋克典くんや、 キンモクセイ、ぐっさんたちが参加してくれて。大黒摩季は「HERO」を歌ってて、 (甲斐のツアーと)どっちもギターは公平だっていう」 
 蘭丸にみんなから拍手が贈られる。ピースサインを見せてくれた。 
 「トリビュートだけだと、「今の甲斐は?」ってことになるんで、オリジナル アルバムをぶつけて」 
 「武道館 はお祭り的な色合いも濃くなると思うんで」

 「観覧車’82」 
 間奏で甲斐が舞う。長く。ステージの左前へ、くるくると進んでいく。

 拍手と観覧車の余韻を胸に、2度目のアンコール。場内に残された虹のなか。 右端から振り仰ぐと、二階のあたりはやはりオレンジに染まっていた。

 「ラヴ マイナス ゼロ」 
 甲斐の言葉が一昨日とちがった。 
 「サンキュー30周年。また会おう」 
 これ、最高やったなあ。うん、もちろんこれからも会いに来るで。30周年で 終わるわけじゃ決してないのだ。

 「破れたハートを売り物に」 
 30周年の大阪の夜、フィナーレはみんなで大合唱や。甲斐が歌う。一列に並んだ メンバーと。松藤と。前野と。オーディエンスと。JAH-RAHもカウベルで いっしょに。

 甲斐たちの去ったステージに、「甲斐ーっ!」「甲斐!ありがとーっ!」の声が 飛ぶ。 
 今夜のライヴを思い出すとき、まず浮かんでくるのは、あの拍手。ふつうなら そろそろおさまると思えるところからさらに強くなって続いていくあの感じ。 忘れられへん。ファンの間で語り草になっていくにちがいない。地元大阪でこの夜を 体験できたことが誇らしい。

 

 

2004年9月22日 大阪厚生年金会館

 

ポップコーンをほおばって 
きんぽうげ 
ダイナマイトが150屯 
電光石火BABY 
FIGHT THE FUTURE 
裏切りの街角 
東京の一夜 
くだけたネオンサイン 
シーズン 
ナイト ウェイヴ 
地下室のメロディー 
港からやって来た女 
嵐の季節

 

テレフォン ノイローゼ 
ビューティフル エネルギー 
BLUE LETTER 
安奈 
最後の夜汽車 
レイン 
幻惑されて 
三つ数えろ 
氷のくちびる 
翼あるもの 
漂泊者(アウトロー) 
冷血(コールド ブラッド) 
HERO

 

ブライトン ロック 
風の中の火のように 
観覧車’82

 

ラヴ マイナス ゼロ 
破れたハートを売り物に