CRY

Twitterには長いやつ

KAI FIVE

1994年1月24日(月) 愛知厚生年金会館

 

 2時に自由の身になった。近鉄猛牛弁当の誘惑を振り切って、新大阪へ。新幹線で名古屋へ向かう。 少しでも早く着きたい。 
 4時1分名古屋駅着。早速「ぴあ」を買うが、何と厚生年金会館の場所が載っていない。あせり つつ、名古屋旅行ガイドみたいなのを見ようと本屋を捜す。しかし、名古屋駅前の本屋を何軒ハシゴして も、厚年の場所の載ったガイドがない。ある本など、東海のコンサートホール全ての電話番号や座席数、 それに座席表までついてるのに、なぜか地図だけはなかった。時間が過ぎて行き、さらにどんどん あせってくる。唯一の明るい光は、その本で自分の席が5列目だとわかったこと。E列25番やってんけど、 京都会館など一番後ろがA列である会場も多いので、後でがっかりしないため、後ろから5列目という 覚悟を決めていたのだ。そのことには飛び上がらんばかりによろこびながら、気はますますせき、もし 間に合わなかったら・・・いや、遅れそうになったらタクシーや、などと頭は想像を広げる。 
 かなりイライラしてきた頃、ついに「中部版 ぴあMap文庫」を発見。ホールの場所もばっちり。 結局ぴあが頼りになった。ありがとう。地下鉄で会場へ急ぐ。

 駅前のモスバーガーでいつも通り、モスバーガーとスパイシーモスチーズバーガーを食べ、腹 ごしらえ。駅から30秒ほどの厚生年金会館に着くと、開場10分前の6時20分。すでに行列ができて いる。 
 頭の中は曲順予想でいっぱい。今回は1曲目が謎なので、そのことにばかり意識が行き、後のことは 考えられない。 
 そのうち6時半を過ぎ、列は駅にまで届いている様子。例によって開場は遅れ、機械の調子のためだ と説明される。

 開場。鞄を持っていたが、「カメラ、テープレコーダーなど持ってないですね?」と、言葉で念を押さ れただけ。九州共立大学とえらい違いやなあ。

 パンフなど新しいものは売ってなかったので、早速会場内へ。 
 「レイン」がかかっている。席は真ん中やった。4列目までがいちばん前のかたまりで、5列目の 前は少し空いている。1列目とステージはすぐそこ。近い!甲斐の姿がしっかりよく見えそう。名古屋では 席にめぐまれる。

 「ナイト トリッパー」、「スウィート スムース ステイトメント」、「ブルー シティ」、 「THANK YOU」、「I.L.Y.V.M.」、「エゴイスト」などが次々と流れる。BGMがソロ の曲なのは、今日の内容とどう関わるのだろうか。 
 なんか、すごくドキドキしてくる。先月の「Act Against AIDS」大阪城ホールの 登場が、すごく長い間の後、さりげなく出てきたからかな。「もうすぐ、もうすぐ」と思うと、いつも 以上に心臓がしめつけられるよう。自分でも「なんで」と思うほど興奮してきた。「このまま心臓がやられ たら、今日のライヴ見られへんやんけ」と大げさながら思うが、実際は大丈夫なのだった。「まだか まだか。もうだいぶ時間過ぎたぞ」と感じるが、BGMはさっきの曲のまま。「あれ。2、3分しか たってなかったんか」そんなことが続く。 
 突然、明るいBGMに変わる。おとなしかった名古屋の観客が沸く。

 メンバー登場。総立ち。みんな叫びだすが、甲斐は今日も後から出て来るようだ。マイクスタンドの 様子からして、1曲目は「絶対・愛」ではないらしい。一瞬、大穴「ランデヴー」かも、とひらめく。 
 ステージが明るくなる。手拍子。やはり甲斐はいない。今か今かとステージ左手に注目してたら、 甲斐はど真ん中の奥から進んで来た。「PARTY」の「レイニー ドライヴ」とおんなじや、と思う。

 「激愛(パッション)」 
 「万感の思いを込めた叫び」の話が頭に叩き込まれていたので、思いっきり叫ぶ。 
 「ウォーウォーウォオオオウォーウウォー」 
 みんなも大合唱。すごい一体感。

 「絶対・愛」 
 前奏の叫ぶ部分で甲斐が本来より早く叫び出したが、みんなそれに合わせて叫ぶ。マイク スタンドを蹴り上げる。歓声。最後のところまでみんなでウォウる。

 急にヤッチが中央のマイク前へ。何かしゃべるのかと思ったら、そのままイントロ。 
 「月に泣く」 
 「ライヴでやったらこの形は盛りあがる」と甲斐が言ってたのに、なんで去年の「嵐の明日ツアー」 でやらなかったのかと思ってたら、ここで。よかったあ。 
 今度は最後、ララる。

 「安奈」 
 前ツアー同様、「今晩は、KAI FIVEです」とひと言。 
 もちろん、安奈る。本当にみんな叫んでいる。 
 前回かなりアップテンポにまで昇りつめた後奏は、ややひかえめか。

 「ポップコーンをほおばって」 
 前回の本ツアーでは、「都会のつらら」を少し歌った。しかし、吉岡秀隆がゲスト出演した東京追加 公演、学園祭、そして今回も「映画を見るーなーらー」で始まる。ソロ時代の「シーズン」の終わりに 「感触(タッチ)」をちょっと歌ったり、こういう仕掛けも好きだ。 
 後奏の例の部分。ヤッチの弾き方が、一郎の大回転弾きほどではないにしろ、「甲斐よしひろ HISTORY」の頃よりハデになってきたように感じる。

 「幻惑されて」 
 イントロの出だしでもちろんすぐにこの曲だとわかったが、驚いた。ライヴの前半でやるのは ファーストツアー以来ではないか。これは、後半畳み掛けあたりの曲順が変わっていると予測される。 一体どうなるのか? 
 終了直前のとこのギターがかっこいい!

 MC。 
 「去年はKAI FIVEを世間に知らしめた」と言うと、左後方から「よかったなー」の声。 「同情されたかねえよ」と笑いながら、「昔だったら傷ついたけど、今はそれほどグサッと刺さらない」。 
 今度は右後方から、やたら気合いの入ったバカでかい声。何を言ってるのか聞きとれない。甲斐が 「全然何言っとるかわからんー」と博多弁で言って、ウケる。

 福岡ドームこけら落としやA.A.A.に出たと報告した後、「いずれにしても今日が今年最初の コンサート、ライヴだということには違いないわけですね」と盛りあげる。 
 「ガンガンとばして、「あっという間に終わったなあ」と言われるのもいいけど、じっくり1曲」 
 「嵐の明日・・・」と言ったところで歓声と拍手が沸く。「・・・「嵐の明日」というアルバムの 中からの曲をやるからね」と、甲斐は笑いながら説明し直した。

 「涙のアドレス」 
 前のツアーでは、割とCD通りという感じやったけど、イントロがちょっと変わったみたい。 
 甲斐が昔から言っていた、「社会が垣間見えるラヴソング」というやつだ。

 「BLUE LETTER」 
 去年の大阪では「裏切りの街角」をやって、「BLUE LETTER」はなかったけど、今日は うたってくれた。学園祭でやって気に入ったみたいやったからなあ。 
 ところが、名古屋の人はこのバラードで手拍子する。それもバッチンバッチン。「いいのかな・・・」 という遠慮も感じられない。俺の周りも、前4列の人々も、めっちゃ大きい音をたてている。3番になって も弱まらず、耳障り。「お前ら、「絶対・愛」とちゃうぞーー」と叫びたくなった。「PARTY」の 大阪城ホール、静まった大きな会場に甲斐の声だけが響く。あの場面に思い入れのある曲なのだ。腹立たし いくらいやった。名古屋の特徴ではあるんやろうけど。

 小さなドラムセットが中央に運ばれてくる。 
 「後でロックンロールもやるけど、今日はいろいろやってみる。バラエティ番組みたいにいろんな コーナーができて、長く続くのもあったり、すぐなくなるのも」 
 この形でやりそうなのは、「破れたハート・・・」かな?しかし、ベースも前に出て来ている。 
 「「Fever」を」 
 周りの女の子が「キャーーッ」と叫び声をあげる。

 「Fever」 
 よかった!こういう編成でも甲斐は思い切り声を絞り出す。みんな一緒に歌う。めっちゃいい 雰囲気。

 「もう1曲、今度はナントカ君にも入ってもらいまーす」 
 「カシオのデジホ。おもちゃみたいだろー。あんなの使う奴はいないよ、一体誰のだ?・・・俺の だ。俺、これ好きなんだよねえ。いつか使える時が来ないかと思ってたけど、やっと・・・。10年 ぐらい眠ってたんだけど。デジホ。デジタルホーン、略してデジホ」 
 その後の甲斐のジョークに対し、また右後方で聞きとれない大声。甲斐は「わからんー」。また みんな笑う。

 「ラヴ ジャック」 
 デジホが活躍。大声で歌う。すごく気持ちいい。デジホのプレイヤーとヤッチの「ラヴジャーック」 というコーラスがほとんど聴こえない。あれはマイクのミスかもしれない。 
 後奏。甲斐叫びまくる。普通の編成でやった「甲斐よしひろHISTORY」や、92年の 「ラヴ ジャック」リリース前の東名阪ツアーに決して引けをとらない叫び。めっちゃ盛りあがる。 こういう形やのにすごい迫力。そのうえ一体感。メンバーみんなが演奏を楽しんでるのが伝わってくる。 小さいドラムのツトムがごっつ楽しそう。

 あまりの盛りあがり様に甲斐は、「KAI FIVEは来年あたりからこの形になったりして・・・。 これだったら、どこへでも行けるぞ。どんなにがんばっても、どんなに売れても呼んでくれない沖縄 だって」 
 うー、わが沖縄のイベンターよ、しっかりしろ!

 「みんな、もっと知ってるのやるから」 
 大歓声。84年にこの言葉の後、久々の「裏切りの街角」を やって以来、甲斐バンドの曲をやる前のフリである。 
 ヴァイオリンも加わる。ついに「破れたハート・・・」やな。 
 めちゃめちゃ勢いがついてて、「この話は切ないはずだったのに、いいのかな、こんな気分で 行ってしまって」と言って、甲斐はほんのちょっとだけインターバルをとる。でも、やっぱりかなり ノッてる感じで歌い出した。曲は「破れたハート・・・」ではなかった。

 「観覧車’82」 
 みんなで大声で歌う。バンドでアンコール1回目のラストにやってたときも大合唱になった「観覧車」 やけど、今回特にすごい。演奏も弾んでいる。後奏の「ウォーウォウォウォオオ ウォーオオオー」なんか、 みんなめっちゃ叫んでる。本当に盛りあがる。 
 俺はもう、「甲斐ーっ!」って叫ぶ声がガラガラになってしもてる。

 メンバーが元の位置に戻った。 
 「都会のつらら」 
 全編ライヴで聴いたのは初めて。 
 例のニューヴァージョンで、「さがってるつららのようにー」のところはずっと、 「ささってる」とうたわれる。

 「体が冷めないうちにロックンロールをやろう」 
 「甲斐バンド甲斐よしひろの時代、KAI FIVE、全部やるからね」 
 その言葉にみんな狂喜。 
 「どっちみち俺のもの」 
 ツトムのドラムがこの曲の前奏だとわかった瞬間、感激。大声で歌った。81年の武道館ライヴを テープで聴いててよかった。生で聴くのは85年暮れ以来2度目。 
 すごくロック。甲斐もめっちゃノッている。 
 メドレーで次の曲へつながっていく。 
 「夜にもつれて」 
 サビから入って2番へ。2番の「いーたみをやわらげーる」と「崩れる前にヤツは」の後に入るあの 音が好き。 
 「ランデヴー」 
 やった!10年前の感動再び。オープニングではなかったが、大穴がやって来てくれた。やはり 84年-94年説は正しかった。アルバム出した後のツアーじゃないからね。 
 あのギターの前奏で「オーオーッ!」って叫んでしまった。2つ左横の兄ちゃんも同じように 叫んでいた。僕の周りでは、その兄ちゃん、俺の左の女の人、俺、右隣りのモッズ風リーゼントの10代 男の4人が特に盛りあがっててんけど、女の人は「FEVER」「ラヴ ジャック」で特別よろこんでた からFIVEからのファンらしく、10代男はなんせ若いので、俺と兄ちゃんがこの時は飛び抜けて わめいていたのだ。 
 叫び続けているうちに前奏は進む。歌い出し前の「キュア~~ン」という音のところで、俺は 甲斐がかつてやってたように両腕を突き上げた。とにかくうれしかった。そして、みんなで 「カ~ンナの花のかーおり」と大合唱。 
 1番が終わると、甲斐とオーディエンスで「Ahーーー」の掛け合い。みんな目一杯叫ぶ。 すごい、ほんまに。 
 そして3番へ。歌詞は今回、1・3番ともに「闇の中さ~け入ってー行くー」やった。 
 「報酬」 
 この曲のイントロでは飛び跳ねてしまう。なんか、そうさせるリズムやろ? 
 KAI FIVEライヴ初期の代表曲の1つ。「甲斐よしひろHISTORY」以降では初めてで、 早くも、いい意味で、なつかしい。これからラインアップに復活するかも。

 「氷のくちびる」 
 もちろん大合唱。今回は、2番の前に甲斐とヤッチが左右入れ代わることはなかった。 
 最後のうなり声もみんなで歌う。その後の高い声のところ、久々に甲斐は長く大きく叫んだ。

 このまま「きんぽうげ」「翼あるもの」「漂泊者(アウトロー)」へ突入やな、「幻惑されて」は もうやったし。そう思ってたら、また裏をかかれた。

 「風の中の火のように」 
 A.A.A.の大阪城みたいにアコースティックでやるんかなと思ってたけど、あれはあの時の スペシャルやったんかな。アコースティックを予想してた分、バンド演奏に強いパワーを感じた。実際、 前半も静かな感じではなく、けっこうノッた「風の中・・・」やった。 
 今日は近いから、細かいところまで甲斐ばかり見てる。正面の甲斐を見てるとヤッチが視界に 入らないくらいの近さ。それが証拠にというか、ヤッチがエレキに持ち代えるところを見ていない。 久し振りに近くで見た甲斐は、顔が小さい、いつもより男前やった。やっぱり前はいい。ソロのとき、 大阪城ホール4列目というのがあったけど、あそこは1列目とステージが遠く、ステージも高い。今日は いろいろ新たな発見がある。 
 「ラララーラ」も、「激しいー叫びおしかくーし」の後の「Ahー」も、全部大合唱。でも、 むっちゃ盛りあがるから逆に不安も1つ生じた。なんか、この感じではこの曲が最後かもしれない、と。 終わったら「サンキュー」とか言って引っ込んでしまうんちゃうか、と。

 でも、そこでは終わらなかった。 
 「今年はもっと踏み込んだことをやる」というMCの後、「最後の曲になります」

 「嵐の明日」 
 さすがに手拍子はなく、じっくり聴くことができる。 
 マイクスタンドを廻す前に、甲斐がタイミングをはかっているのもわかった。

 アンコールは「甲ー斐、甲ー斐」一色。すごくまとまってる。大阪では、「甲ー斐」派と「アンコール」 派がおるんやけど。 
 われら4人組は、「甲ー斐」の後ろの部分を担当して声を張り上げた。

 すぐに出て来てくれた。かなりでかい声やったから、そのおかげなのか。こんなに短い間隔で 出て来るのは初めて。

 前奏では何の曲かわからない。もしかして、オープニングのBGMの曲かなあとも思う。 ひょっとして、「100万$ナイト」か? 
 「嵐の季節」 
 びっくりした。うれしいなあ。万感の思いを込めて叫べる曲や。甲斐も、そのために選曲したんや と思う。 
 甲斐の「今」の「嵐の季節」は、以前より速いテンポでの演奏やった。これが1994年1月24日 時点での最高の「嵐の季節」なんや。

 「漂泊者(アウトロー)」 
 超でかい声で歌う。俺はもう、声の調子が悪かったことなんか忘れている。いつも以上のでかい声を 張り上げた。最高。 
 甲斐は最後、ドラムスの段に上ろうとしたがタイミングが合わず、代わりにマイクスタンドを 振り廻した。

 2度目のアンコール。 
 再びごく短い間隔で出て来てくれる。

 「翼あるもの」 
 もちろん超大声で歌う。本当に今日は今までで最高に歌ったし叫んだ。周りの人はうるさかった かもしれんけど、この曲の最後のとことか、静かにするべきところではちゃんとしてるのだ。

 めちゃめちゃ盛りあがった。いつものようにメンバー肩を組んで挨拶してくれたけど、「これならもう 1回アンコールに応えてくれるのでは」と期待。 
 深々と御辞儀するヤッチを最後にメンバーが消える。「破れたハートを売り物に」が流れる。 と、何とみんな急いで帰ってしまうのだ。平日やし電車なくなるんかなんか知らんけど。残って 「破れたハート・・・」を歌う者は少なく、終わって拍手したのも数えるほどやった。 
 名古屋は前もこうやった。「OH MY LOVE」のテープを最後まで聴こうと残ってたら、 係員に出て行けと言われ、曲も途中で切られた。 
 味気ない。もっと余韻を楽しみたいやん。掛け値なしに、今までで最高に声を出して歌い、叫び、 アンコールで甲斐を呼んだ、充実したライヴやったけど、「BLUE LETTER」の手拍子と、 最後の観客のあっけなさだけは残念。

 このツアーのテーマはやはり、「万感の思いを込めた叫び」やなあ。「激愛(パッション)」、 「観覧車’82」、「嵐の季節」という選曲からもそう思う。

 ついに、「甲斐よしひろHISTORY」以外の昔の曲も聴けた。FIVEになってから 「らせん階段」とか「昨日鳴る鐘の音」とか、「ガラスの動物園」の曲が重用されてきたけど、今回は 「破れたハートを売り物に」やったな。このアルバムは、甲斐バンドが変化する時期の重要なもので、 「もっと売れてもよかった」と甲斐がサンストで言うてたなあ。85年暮れ以来の、このアルバムの曲が 目立ったライヴやった。

 全体的にも、FIVEの曲が中心にどっしりあって、昔の名曲、びっくりさせる曲がちりばめられて あって、いつもそうやけど構成もよかったと思う。前回がFIVEの曲と以前の曲を混ぜた入門編なら、 このツアーからが本編。「甲斐よしひろHISTORY」では排したマニアックな選曲も復活し、 KAI FIVEはまた一段階発展した。

 あと、今日の流行語は「わからんー」。 
 「Fever」「ラヴ ジャック」と続いたから、「甲斐さん、エッチ!」という女の声が飛んだ けど、その時にも言っててウケた。

 名古屋駅に戻ってからから気付いてんけど、メンバー紹介がなかった。全く違和感なかったな。 こんなことは、史上初めてではないか。

 とにかく、盛りあがって叫んだライヴで、すごく興奮した。 
 今日のライヴで、本当に甲斐以外は何もいらいない、甲斐のステージをずっと見続けられる生活を して行こうと、改めて真剣に感じた。

 

 

1994年1月24日 愛知厚生年金会館

 

激愛(パッション) 
絶対・愛 
月に泣く 
安奈 
ポップコーンをほおばって 
幻惑されて 
涙のアドレス 
BLUE LETTER 
Fever 
ラヴ ジャック 
観覧車’82 
都会のつらら 
どっちみち俺のもの 
~夜にもつれて 
~ランデヴー 
~報酬 
氷のくちびる 
風の中の火のように 
嵐の明日

 

嵐の季節 
漂泊者(アウトロー

 

翼あるもの