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BBガールズの土曜パームトーン劇場(2018年12月1日)

ステージ右、いつもより前にキーボード。マイクスタンドは右寄りに置いてある。真ん中後方にカホンと小さなシンバル。左はギターのはず。
今日はBBガールズ今年最後の土曜パームトーン劇場。バンド「はんなりディスコボールシャワー」から、ギターとパーカッションのお二人が加わった4人編成だ。


「人生はミラーボール」
いつもと違う編成だからこそ、いつもの1曲目で、違いが際立つ。ギターが思ったより聴こえる。カホンのリズムも気持ちいい。もちろん、カナさんのキーボードとたじさんの歌もしっかり届く。
Cメロの前で、この曲のバンドバージョンを思わせるリズムが顔を見せ、たじさんの手拍子も速くなる。
たじさんが何も言わずに客席にマイクを向けるのがかっこいい。
「BBガールズ!」
たじさんのステップ。カナさんのコーラス。たじさんの声。バンドバージョンの後奏へ突入していく。


前奏だけではどの曲かわからなかったが、ピンクのライトが教えてくれていた。
「苦い林檎酒」
サウンドパークのバンドバージョンもかっこよかったもんね。聴けてうれしい。
ギターをしっかり聴かせてから、それを切るように終わった。


MC。
めずらしく緊張しているというカナさん。
増田雄一さんとふるじゅんさんは革ジャン。BBガールズは、たじさんが絵を描いてカナさんがつくった、BBガールズのデニムワンピース。
来年2月20日に出るアルバム「ラ・ブラバ/LA BRAVA」の告知。


意外と早く、「平成ガール」
でも、こんなふうに最初のMCの後とか、1曲目や最後やアンコールでやるのにふさわしい。新しい武器。
11月の土曜パームトーン劇場、先週のたじさんのライブと、生で聴けるのは3回目だが、毎回アレンジが違って、どれも好き。
「ウォウウォウウォウウォウ」のコーラスは1回目だけ聴こえた。
Cメロの後もためずに疾走。ずっとカナさんのキーボードが彩っていたが、最後はギターだけであのフレーズを繰り返す。


カナさんのソロが始まる。メロディは違うけど、どの曲か伝わる。
「夜明けの月に」
あの月のライト。白い星たちも現れる。


カナさんの鍵盤ハーモニカ。金曜日のラジオ「元祖OPP」 でも「駅」や「ただ君に晴れ」「CHE.R.RY」などのカバーで活躍してる、あの音色。
ふるじゅんさんはオーシャンドラムというのか、波の音をさせる。
「透明な水」
2番からカナさんはキーボード。コーラスも入れてくれる。
ふるじゅんさんは右手で波の音、左手でカホンに。
後奏でもう一度鍵盤ハーモニカが聴けた。


演奏にのせて、たじさんが「待ちに待った」というMC。
クリスマスの話題から「ジングルベル」を歌い出す。後ろでノってるような、ちょっとタイミングをずらしたオシャレな歌い方。
クリスマスソングのメドレーかなと思ったら、何とそのまま「恋してオムレツ」につながる!
「ジングルベル」から続くリズムで、歌詞の入れ方もずらしたり弾んだり間をつめたり。めっちゃオシャレで、原曲とは別のかわいさがある。しかも、2番の「ンー」、3番の「イェイ!」はカナさんの生声。
最高だった。このニューバージョンもアルバムに入れてほしい。


やはり大幅にアレンジされた「クランベリージャム」
11月ともだいぶ違う。演奏もたじさんの声もたっぷり聴けた。


このリズムは「ひらいたトランプ」
最近のライブバージョンの歌い方、特に好き。早くカラオケ復活させてください。


増田さんとふるじゅんさんのセッション。
BBガールズのお二人は姿を消す。
演奏をじっくり見つめながら、これは衣装を変えて出てこられるのではと予想する。

カナさんがやはり上が黒で下がスカートになって、キーボードへ。
たじさんもおそろいの衣装で、静かに「泡のないグラス」
カナさんのピアノでうたうたじさん。増田さんとふるじゅんさんがそこにさまざまな音を加える。この曲の悲しみを表すように。
無音になってから、たじさんが頭を下げる。


「陽だまりの鳥」
こちらも悲しいバラードだが、たじさんがうたい上げるのと、カナさんのコーラスと演奏で、また全然雰囲気が違う。
たじさんが再び深々とお辞儀。


たじさんが右手を上げる。
カホンから始まる「風のファンタジスタ
客席も拳を上げる。カナさんがうれしそう。
今日は鍵盤から手を離すことができないアレンジらしく、カナさんのアクションはなし。でも、いい一体感でした。


通常の流れなら、ここで「まだまだGIRLでいいかしら」だ。しかし、次が12曲目のはず。これまでのCDに入っているのは全部で12曲。しかし、11月のカナさんのコラボコーナーで生まれたばかりの新曲「平成ガール」があったから、まだ歌われていない曲が「まだまだGIRLでいいかしら」以外に1曲あるはず。すぐに思いついた。そして、その曲が始まった。

「ガーディアン・エンジェル」
いちだんとかっこいい。カホンいい。生はいい。
カナさんのソロがまたよかったのだ。

すぐに「まだまだGIRLでいいかしら」
最高潮のたじさん。めっちゃ楽しそうに歌うカナさん。手拍子と振り付けの客席。
わくわく梅小路フェスでの名演があったから、終盤のふるじゅんさんに注目してたら、期待通りの激しさだ。増田さんのギターも暴れ出す。みんな狂ったようにどんどん高まっていってよかった。


アンコール。
まず増田さんとふるじゅんさんが登場。手拍子をカホンに合わせていくの、バンドっぽくっていいな。
BBガールズは2度目のお色直し。BBガールズとはんなりディスコボールシャワーのグレーのパーカーに。
BB大喜利 冬の陣が2月にありそうとか、いろいろ話してくれた。
改めて、増田さんとふるじゅんさんの紹介も。

「境界線はいらない」
ステージ上がミュージシャンだけの「境界線」って久しぶりに見る。
客席の「ラララ」。ふるじゅんさんの高い「ラララ」。増田さんは歌うの拒否。でも楽しかった。


めっちゃいいライブだった。
二部制に分かれてないのも、仕事前に時間に余裕を持って見れるし、ドリンクもむしろ頼みやすい。

ただ、終わった後、急激にさみしくなった。
今年はもう見れないんだな。
また来年!


2018年12月1日 event space PALMTONE

人生はミラーボール
苦い林檎酒
平成ガール
夜明けの月に
透明な水
ジングルベル ~ 恋してオムレツ
クランベリージャム
ひらいたトランプ
泡のないグラス
陽だまりの鳥
風のファンタジスタ
ガーディアン・エンジェル
まだまだGIRLでいいかしら

境界線はいらない