CRY

Twitterには長いやつ

BBガールズの土曜パームトーン劇場(2019年9月7日)

今月はカバー曲のヒントを聴けなかったが、あらかじめカラオケで秋の曲をいろいろ歌っておいた。明らかに10月11月を描いていたり、秋の終わりから冬の初めにかけてが舞台の曲は除いて。

竹内まりや「SEPTEMBER」

一風堂「すみれSeptember Love」

香坂みゆき「ニュアンスしましょ」

松田聖子「風は秋色」「風立ちぬ

8月の土曜パームトーン劇場の特典CDで、BBガールズのお二人が知っているとほのめかしていた太田裕美「九月の雨」はないはず。土曜パームトーン劇場で毎月歌われる2曲のカバーは、これまでBBガールズが歌ったり演奏したりしたことがなく、難易度が高くて、これをうまくカバーできたら成長になるというお二人への課題でもあるから。

その意味で、いかにもアイドル然としている松田聖子の初期の曲もなさそう。

「ニュアンスしましょ」も、変化球のおもしろさだと思うので、予想から外してよさそうだ。

 

開場時間の13時半になるまでに会場に着く。

入場特典のCDが今月から先着10名限定になったので、油断できない。

 

会場に入ってすぐすかいどんさんに今月のカバー曲のヒントを教えてもらった。

女性ボーカルで秋の曲。1曲は当たるかもしれないが、もう1曲はまず当てられない。難しい方の曲は、いろんな人にカバーされている。

とのことだった。それなら、「すみれSeptember Love」も消える。「SEPTEMBER」しかない。

 

冴沢さんが席に来られて、改めてヒントを伝えてくれた。

「1曲はベタです」と言われたので、「ベタなら『SEPTEMBER』です」と即答する。

冴沢さんは何も言わずに持ち場へ戻られた。

 

難しい方はどの曲だろう?

当てられないのは、はっきり秋の曲ではないからなのでは。8月のさだまさし「しあわせについて」が、夏を示す歌詞はないけれども夏を感じさせたように、そんな感じで秋を思わせる曲。

ふと大橋純子シルエット・ロマンス」が浮かぶ。大橋純子なら、「たそがれマイ・ラブ」もある。黄昏って秋っぽいな。夕暮れとか夕陽とかが入ってる曲かも。

カバーされているという面からしぼってみよう。ゆっくり考え起こしている時間はない。中森明菜「歌姫」シリーズを検索する。収録曲の中で黄昏を感じさせるタイトルは……見つからない。

 

一方で、ステージのチェックも欠かさない。

いつもと違うところはないか? あった。右端にマフラータオルが掛けてある。紫がかった色の。途中で折ってあり、書かれているアルファベットは読み取れない。

さすがに考え過ぎか。タオルはライブに関係ないよね。

 

そのうちBGMの音量が上がる。客電が落ちる。ライトを眺め、ステージに集中していく。

 

「Fai La Brava」が流れる。

カナさんの「シュビドゥビドゥビドゥビ」がよく聴こえる。スピーカーが近いのは、いろんなことに気づけそうでよい。

 

「もっとオールドファッションド」のイントロ。

カナさんの姿が見える前から手拍子をする。他の方も手拍子していて、いきなりいい感じ。

左ソデからカナさんが現れる。「カナーっ!」手拍子をしながら舞台右寄りのキーボードへ。立ったまま左手の拳を上へ伸ばし、右手であのフレーズ。ここで拳を握るのは、確か初めて見たはず。

カナさんの衣装は、上がざっくり肩が開き気味の、大きめの造りに見える白の半袖。下はシースルーのスカートで、スパンコールなのか銀の円がいくつも光っている。

たじさんも登場。「たじーっ!」

初っ端から新しい振り付けが来る。「グッ」「デイ」でそれぞれ拳を上げ、「オールドファッションド」で開いた手を下していく。これは客もいっしょにやるべき動きに違いない。さっそく同じようにやっていく。

「風のファンタジスタ」以外にも拳を上げる曲ができたのもいいな。3月からずっと1曲目に歌われているから、きっと来年2月9日(日)の京都ミューズホールでのワンマンライブでもオープニングを飾るのだろうけど、そのとき常連ファンと拳を上げて始まる景色も素敵だろう。それを見て、初めてライブに来たお客さんたちもやってくれそう。

「風のファンタジスタ」みたいに拳に力を込めるのではなく、手の動きが軽快なのもオープニング感が濃い。これまでたじさんが自由に動いてきた曲で、歌入り前に跳ねたり、逆に銃を向けるみたいにピタッて止まったりする場面も好きだったから、なじんでいっていろんな動きをもし見せてくれたら、またさらにうれしい。

たじさんの髪色が黒に近づいている。長さも短くなったようだ。クレオパトラっぽいと感じる。衣装はカナさんと同じく、白の半袖にシースルーのスカート。同じ白でも、カナさんのは派手に目を引く感じで、たじさんのは可憐な印象。スカートもアクセサリーもキラキラしてるし、左腕のブレスレットは金色で幅が広く装飾も豪華で、ますますクレオパトラだ。

5月に美空ひばり「リンゴ追分」をカバーするとき、たじさんは黒髪にした。クレオパトラっぽいカバー曲って、あるのかな。

客席の手拍子が最初からずっと大きくてうれしい。

シースルーのスカートはめっちゃきれいで、特に好きな衣装がまた増えた。なんて魅惑的なライブの幕開け。

 

「たじーっ!」の声に両手でピースしたたじさんが跳ぶ。

「人生はミラーボール」

「おーっ」と声を出してしまった。以前はよく1曲目に歌われていたが、前半で披露されるのは久々。MUSEのライブをかけた4月以来だ。

「重なるふたりのVOICE」で、たじさんがカナさんと自分を交互に指差す。こういうの大好き。「Are you lady?」ではたじさんが左手を横に振る。カナさんは左手で客席をぐるっと指差す。「まだまだGIRL」

「盛り上がる」でたじさんが肘を曲げた左手を上下させるのも楽しい。

たじさんの歌い方は豊かな声量をあえて抑えて、それでもしっかり伝える表現を狙っている感じ。

「楽しむが勝ちね 人生はミラーボール あなた次第」、僕がTwitterのヘッダーにしているいちばん好きな歌詞のところで、今日いちばん歌声が強くなる。と同時に指差すアクションが最高だ。「あーなたしだーーーーあーーーい ンン」と伸ばす声もハミングっぽく終えるのも素晴らしい。

「もっとほら叫んでー アーー…」もうマイクを客席に向けるだけでいい。カナさんとともに人差し指を出した両手を上げる。「BBガールズ!!」

「回せレインボーーーーー」今日はミラーボールの照明がないが、たじさんがたっぷりとスキャットを聴かせてくれる。その間ずっと上げた左腕を回し続ける。歌い切ると左の拳で宙を打ってステップ。カナさんの音に合わせてキーボードを弾くような仕草とステップ。ちょっと跳んで足首を交差させ、両手を広げて、上体をカナさんの側に傾けた。

 

このまま「ガーディアン・エンジェル」も続けてやってしまうのか。

聴こえてきたのは明るくかわいい前奏。たじさんの振り付けに合わせて、カナさんも体の向きを変えるのがまたいい。

「恋してオムレツ」

1番のカナさんの動き。僕はいつも通り両手を広げたが、カナさんは握った両手をあごの下に当てるポーズ。これまで2番で見せていたものだ。あれ? 両手を広げるのはやめたの? カナさんは「違ったね」みたいなふうに笑っている。

間奏でも、カナさんは体を左右に振って、向きをたじさんに合わせる。

これは2番はどうなるんだ。もう1度両手を握るのか、入れ換えて1番の動きをするのか。きっとこっちだと予想して、本来の2番のポーズを取る。カナさんも2つのグーを口元に持っていき、少し首もかしげて見せる。

間奏のたじさんのMC。「さあ9月の、BBガールズ土曜パームトーン劇場みなさんお越しいただきまして、ありがとうございまーす! 」と左腕を広げながらお辞儀。

「今日も楽しいライブにしていきますので、最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いしまーす!」と両腕を広げてお辞儀。

3番の「イェイ」。カナさんは先月より低めの、頭の上ぐらいの高さでダブルピース。たじさんはカナさん側の左手でピースしながら、今日は右足も上げる。

たじさんは「包んでー」で左手を腰に当てるとき後ろを向き、「んでー」と歌いながら前を向く。これがいつもより目立って見える。カナさんもそこで角度を変えている。「恋してオムレツ」がいっそう楽しくなっていく予感がする。

 

腕を広げてポーズを決めたBBガールズに拍手がわき始めたばかりだけど、もう次の曲が始まっている。

クランベリージャム」

そうか、MCは「恋してオムレツ」の間奏だけにして、前半は突っ走るのだな。

前奏で大きく手拍子するたじさん。先月は浴衣だったから、手拍子も控えめで、体を左右に揺らしながらおすまししていた。

「恋するレシピなら見せてあげる」サビで手を横へ上へと舞い上げるたじさん。これまでもよく見せていた動きだけど、今日はきっちり決めてやっている感じ。と思ったら、たじさんがまわった! 早くも。「フーッ!」

2番でニューバージョンの歌詞とそれに合わせた振り付け。

そして、2番のサビ終わりにもたじさんがまわってくれた! 「フーッ!」これはもうサビごとにまわると決めたのだろうか。

「one more jam one more love」を経て、3度目のサビの繰り返し。たじさんがまたまたまわる。「フーッ!」たじさんもカナさんも笑顔になる。たじさんは声援に応えてダブルピース、と思ったら指3本ずつ出してる? 3回まわったのサインなのかも?

めちゃめちゃ楽しくてなぜか泣けてくる。BBガールズのライブ、大好きだ。

最後の2つのビートで、首を振るたじさん。表情も決まっていてかっこいい。「たじーっ!」

 

一旦表情をくずしたたじさんが、イントロが鳴るとすぐ曲の世界に入る。再び顔を上げたときには、見下ろしてるくらいの顔つきになってる。赤い照明に染められて。

「苦い林檎酒」

やはり今日のたじさんは、声量を抑えたうえで伝えることをテーマにしている気がする。が、後奏のスキャットの入りで「ナナナアアーーーイェーーーーイ イェーーイ」と久々に強く声を張る。圧巻だ。それからまた声を落とし、きれいな高音へ移っていった。

 

先月はリズムを刻むところからだったが、今日はイントロあり。

 「夜明けの月に」

今月も聴くことができた。この夏をともに乗り越えてきた曲。もしもできることなら毎月聴きたい。

1番の後、たじさんが「ラララララーーララ」と一人でうたう。

じっくりひたっていると、「この手のあたたかさぅを~ー」というフェイクが来る。

2番の後は二人で声を合わせて「 ラララ ララ ララララ」

「眠るまで」からたじさんが、左手もそえて両手でマイクを持つ。ハッとする印象的な場面。

3番の後はたじさんの「ラララララーー」とカナさんの「 ラララ 」が二重になり、「ララ ララララ」ってひとつになる。たじさんが最後に伸ばした音が残る。

 

ここでMC。もう1曲MCなしでやって、衣装を変えるまで話さないのかと思ってた。ちょっと意外。もちろん、このあたりで話してくれるのもいい。

 

「みなさんお越しいただきまして、ありがとうございまーす。BBガールズでーす」

 

「けっこう怒濤のね、流れでね、さしてもらって。いや、今日ほんと、『お客さん、来てくれるのかな』って、毎回言ってるけど、思ってましたけど。楽屋にいると、ざわざわざわざわと」

「そうそうそう。たくさん声が聞こえてきて、声だけで『ああ、誰来てくれてるな』ってわかるみたいな」

「すごくうれしかったです。ありがとうございます。マンスリーなんでね。初めて来てくれた人もいはるし。うれしいですよね」

「ありがとうございます」

「ありがとうございます。今日、心をこめて歌っていきたいと思います」

 

夏の終わり。

「夏、楽しかったよね」

淡路島でのライブ「わくわくシティーパーク in 淡路島」の思い出。

草むら。海。ドラクエのところ。

 

明日の「BB大喜利 夏の陣」が終わったら、夏も終わり。

 

今月も前半でカバー曲をやるみたい。予想してなかったけど、この形、いい気がする。

 

カナさんの前奏が変わり、原曲のイントロのフレーズになる。

間違いない。予想が当たった。竹内まりや「SEPTEMBER」

オリジナルより早めのテンポでオシャレ。それに合わせてたじさんの歌入りも少しタイミングを変えている。これがまた、原曲のイメージをくずさず、自分らしさも出し、聴いていて心地いいという絶妙さ。

「クレヨン画」の「が」を若干投げる。

サビの「セプテンバー」はカナさんとともに、短く切り気味で。このアレンジならではで印象強い。

サビの後半では「セプテンバー」と声を重ねた後、カナさんがもう一度「セプテンバー」と輪唱みたいにコーラス。今月も大活躍だ。

「そして九月は」でふいにたじさんが声を弱める。ますます惹き込まれてしまう。

「淋しい」をたじさんは「さびしい」の方で歌う。

「借りていた Dictionary 明日返すわ」抑えた声、落ち着いた雰囲気が実にかっこいい。カナさんの「明日返すわ」が追う。

「それがGood-bye」「Bye-bye」「Good-bye」「Bye-bye」

最後のサビ。たじさん一人の「セプテンバー」。カナさんの「シュビドゥビドゥビドゥビドゥバッパー」が入り始める。

「あたしひとりが 傷つくことが 残されたやさしさねーえ~~」とフェイクを少し。

早めのアレンジでありながら、「トリコロールの 海辺の服も 二度と着ることはない」で悲しみがぐっと伝わってくる。

本来はコーラスの部分だからカナさんが歌うと思ってた「Say good-bye in September」を、たじさんがそのまま高い声に切り替えて歌って驚く。カナさんは「シュビドゥビドゥビドゥビドゥバッパー」の方で行く。なんて見事な。

続けて「ウーーウウウウーウーウーウーウーー ウー」と声を合わせる。

「セプテンバー(シュビドゥビドゥビドゥビドゥバッパー)ランランランランランランラン」ここの「セプテンバー」の語尾が悲しくていてきれい。

「ラララララララ(ウーーウーウ)ラララララララ(ウーウーウーウーー)ララララララララララ」

後奏は短めで終えた。

このハーモニー。このアレンジ。二人でここまでしあげてしまうBBガールズ。

原曲のままたじさんが歌ってもきっと素晴らしかっただろう。逆にテンポを落としてバラード色を強めても、切れるような悲しみが沁みてきただろう。だが、BBガールズにはこの武器もあるのだ。すごいな。やれることが多い。土曜パームトーン劇場を経験するたびに、毎月進化しているんだ。

好きな曲をさらに超えてしまうBBガールズのカバー。もう何曲目だろう。毎月楽しみでしかたない。

 

茜色。カナさんが「赤とんぼ」を奏でる。

やがて哀しみの濃い音色に。さらに曲調が移り、たじさんの歌へ。

「あの日 待ちつづけてた の ほんとよ 沈む 夕陽の 中」

ささやくような声で。

「まさか 同じこの街で」

哀しい微笑み。これは久しぶりに、たじさんが物語を演じるような、ヒロインになり切って歌の中で生きていると感じさせる、入り込む系の名カバーだ。

吐息のような「不思議ね」

一転、「若くはないわ」で声を高める。

サビが過ぎるとまた弱く、あるいは少し強くうたう。そして、強く告げるさよなら「アデュー」が響く。

「深い さみしさに負けて あなたを 忘れたんじゃ ない の よ」

「ないのよ」の「よ」の前に男は無力だ。こんなふうに言われたのなら。

ずっと哀しいカナさんのピアノが間奏で高まっていく。高音も低音も痛切で。音の間隔が劇的に。

もう一度強くうたうたじさん。でも、「すべてを捨てた」は過去形だ。確かに別れてしまう二人。

「あの日 待ちつづけてた の ほんとよ 沈む 夕陽の なか」

初めの詞を、あのときより強めにうたう。万感の想いをこめた「ほんとよ」が心に迫る。このひとことが、「あの日 待ちつづけたの」も「沈む 夕陽の なか」もいっそう哀しく染める。

最後の「なか」で声を弱めたたじさん。手をゆっくりと下げていく。夕陽が沈むように。

カナさんのピアノも弱まっていく。夕陽が力を失うように。

 

じっとおじぎをするたじさん。二人に拍手が贈られる。郷愁を誘うメロディが聴こえてくる。カナさんが立ち上がっておじぎをする。舞台の照明が落ちる。二人の姿が消える。

後に残ったメロディは、先月と同じ曲。これも映画音楽なのだろうか。絶品のカバーの余韻にひたらせてくれる。

このところ松田聖子瑠璃色の地球」、さだまさし「しあわせについて」と、メッセージ性の強い曲がとてつもないスケールで癒してくれた。

それとは別に、BBガールズはこういうカバーもできるのだ。1月の中島みゆき「ミルク32」をはじめとして。あらためて、まざまざと思い出させてもらえた。どこまですごい二人なんだ。忘れられない作品を見た。

 

 カナさんとたじさんの静かな登場。「アデュー」の余韻が深くて、掛け声ができなかった。客席からの声なしで出てこられるのは久しぶりに思える。

あのメロディが消え、ビートが刻まれる。

「ひらいたトランプ」

御色直しに続く後半がもう一度曲で始まるの、いいな。新たなオープニングであり、いろいろ試すこともできそうな気がする。

たじさんの後半の衣装はノースリーブで、白地に模様がたくさん入っている。下は辛子色のゆったりしたスカート。

カナさんは上下逆の色使い。たじさんの上と同じ模様のスカート。辛子色の上は長袖だ。

たじさんの丸いイヤリングが、ライトのかげんか金色に光る。これもクレオパトラだ。でも、前半にもあったっけ? カナさんが付けているのも同じイヤリングに見える。

サビ。Twitterで毎週水曜日にアップされる動画「BBガールズのふたりでできるもん」で繰り返し聴いたから、カナさんのコーラスがしっかり聴こえる。

たじさんのスキャット、今日はいちだんと多彩だ。

「アイ」なしで間奏へ。カナさんのソロも今日の特別。音を弾ませてから高い方へときれいに音階をのぼっていき、そのまま高音を続ける。

たじさんが最後に声を張り、「呼ぶのーーーーーーーーーーーーー」と伸ばす。たじさんならまだ伸ばせると思っていると不意に切る。「ナナナナナナナナナナナナーナ」へ移行。最終盤の「タララッタラッタラッターーィ イーイーイイイイイ~イ~イーーー」も今日ならではだし、めっちゃかっこよかった。

 

たじさんが跳ねる。二人が頭上で手を打つ。

ここでこのカードを切ってしまう。

「ガーディアン・エンジェル」

ノースリーブのためか、たじさんの振り付けがつつましやかに見える。

ここでもカナさんのソロがすごい。特にリズムがかっこいい。跳ねるようで変化もあって絶妙にオシャレだ。

 

MC。

 

今回のカバーは、竹内まりやの「SEPTEMBER」と、庄野真代の「アデュー」。

「SEPTEMBER」をお二人とも知らなかったというのは意外だ。竹内まりやの初期の代表曲だと思ってた。

サビを聴いたことがあるかなというぐらいだった「アデュー」は、庄野真代だったのか。先月ワッツマフィンで「飛んでイスタンブール」が流れたから、カラオケで秋の歌を入れた日にたまたま久しぶりに歌っていた。

「毎月ね、何が来るか楽しみにしていただければと」

「予想をしてください。是非ね」

「思います」

「来週のFMはしもとさんで、この話ちょっとしてるんで。裏話とか。どう思って歌ってたかとか」

うわあ! めちゃくちゃ聴きたい!! そういうのを来場特典CDに入れてほしいなあ。もちろん、お二人が話したいことを話されるのがいちばんだけど。

 

夏の終わりはもの悲しくなるけど、さみしい後にはいいことが待ってる。光が差す。みんなに元気をあげたい。

 

「泡のないグラス」

6月の土曜パームトーン劇場以来だ。「夜明けの月に」と「泡のないグラス」をうたうということは、今月は「透明な水」がないのか。アルバム発売以来、毎回この3曲のうちの1曲がセットリストから外れている。

「誰も 彼もが  まるで  幸せを  きっと  分け合うと いう ように」「屈託もなく 笑ってる」

そんな二人と、「沈む」自分の対比。

たじさんはやはり声を強く張らずにいて、かつていねいに表現していく。

サビ前は2回とも「沈むのよ」と速めにうたう。

「緑の星」は自分と無関係にまぶしく見えたのでしょう。同じ「誰も彼もが」からの詞も正反対だ。

「沈黙 に つつーまれてーーえーぃ」

最後の低い音をたじさんが伸ばした。

完全に音が消えてから拍手。

 

カナさんのピアノが鳴ると、たじさんが顔を上げる。

「透明な水」

おお、聴けた! じゃあ、どの曲がなくなるの? 「離れてもそばにいて」がなくなることある? カナさん作曲だぞ。

たじさんは「夏も終わるわ」の「わ」を下げず、宙に浮かせておく。

2番の「砕けてゆくの」の「の」は下げる。

カナさんの高音が、たじさんの歌のまわりでしずくのように輝く。

歌詞をうたい終えると、「アアーーー」というスキャット。さらに、いちばん最後も「ンンーンンー」とハミングでしめくくる。貴重なバージョン。これもよかった。

 

「離れてもそばにいて」

聴けないかと思った曲が順にうたわれていく。「陽だまりの鳥」がないということ? そんなことはもっとなさそうだけど。

たじさんがかかとを上下させる。無邪気に、あえて子供っぽく甘えるイメージ。「わかっているわ」あたりから落ち着いていく。

カナさんのコーラス。ふと、カナさんの姿と雰囲気でうたったら、また違う歌になりそうだと頭に浮かぶ。でも、もちろんうたうのはたじさん。毎月さまざまな顔を見せてくれる。

「魂だって 夢中になれば この世の果ても 飛んでゆけるわ」が、いつもより胸に残る。

 

MC。

 

「『泡のないグラス』『透明な水』『離れてもそばにいて』ってだんだん光が差してくる感じっていうのを、この3曲でイメージしたかってん。

今あたしの中でそれができたので、みんなにも伝わってればなあと」

「そうやっていつもセットリストを決めるんですよ」

「『泡のないグラス』でつらい恋をしたけど、『透明な水』でちょっといい人できて」

「でも、また別れて」

「でも、『離れてもそばにいて』と思える人ができたという」

わあ、こういう話大好き! どんな考えで曲順を決めたかとか、めちゃくちゃ興味がある。むっちゃうれしい。

 

たじさんが前に出て足を開く。「風のファンタジスタ」だと確信してるけど、もし間違えてたらジャマになってしまうから、まだ手は上げない。

「あたしたちもみなさんに元気を与えられる、そういう人たちでありたいので」

「そうなの。もらってばかりじゃいけないの」

「そうなんですよ。みんな、引き寄せようぜ」

やはりファンタジスタだ。

強く拳を突き上げながら、緑の中で真ん中の2つのライトだけが違う色に変わっていくのを、目の上端に感じる。

最後の「引き寄せて」を強く伸ばすたじさん。ゆったり揺らしたりしつつあくまで強く。「駆け抜けて」も強く伸ばす。さらに「ええーーー」と声の力が増す。これが田嶋ゆかだ。

カナさんのピアノ。たじさんがもう一度手を上げる。同じように手を上げていたい気になる。客席もみんな手を上げて終わるのもいいように思える。だが、拍手を贈らずにいられない。

 

たじさんは手を上げたまま。イントロとともにギターの構えに変わる。カナさんのキーボードといっしょに跳ねる。右のグリッサンド

「平成ガール」

1番のラスト。「いつの間にやら夜みたーーーい アッアーン」と声を入れるのもいい。先月も聴けたし、これは定着していきそうだ。カナさんが左手を置いた位置まで右手でグリッサンドしてるのも盛り上げる。

「Wow Wow Wow Wow」でのカナさんの振り付けも、そこからの隠しコーラスを口ずさむのも全部あり。ますます成長する平成ガール。

さあ今月も後奏がすごいぞ。カナさんの両手の指が鍵盤を駆け上がる駆け下がるまた駆け上がる。後の手が前の手を追い抜いてないのが不思議に思えるぐらいの感覚。ここめっちゃ好き。仕上げは右のグリッサンド。「カナーっ!」の声援。たじさんもカナさんに拍手。

 

カウントが早くも。客席からも手を上げて「1、2、1、2、3、4」

カナさんがあの前奏を生み出す。たじさんは両手を広げ、動きをとめてうつむいている。起こした体をしならせて左手と右足をあげる。「フーッ」この名シーンが代表曲の幕開けだ。

「まだまだGIRLでいいかしら」

カナさんが楽しそうで、こちらもますます楽しくなる。

熱狂のまま「カナーっ!」の間奏から繰り返しへ突入。メロディが変わる「白い足に」のアクセントが見事だ。

後奏のたじさん。強い声を解き放っていく。さらに声を高めると、右手にマイクを持ったまま両手を広げ、そのまま豊かに伸ばしていく。オフマイクで最高の声。これも今日屈指の名場面だ。カナさんの最後の音とともに、両手を広げた姿勢で頭を下げる。「たじーっ!」

たじさんもカナさんも充実の笑顔。満足のいく歌と演奏に、この盛りあがりだもんね。

 

「ありがとうございます」

カナさんの静かな調べのなかで、たじさんの言葉。

「今日もたくさんの人に来ていただけて、『人前でね、歌えることは、演奏できることは、当たり前のことではない』っていうふうにカナちゃんもTwitterに書いてて、『ああ、そうやなあ』と思って。結局、聴いてくれる人がいないと、全然意味がないので」

いえいえ。BBガールズがライブをしてくれるから、僕らは見に来れるのです。楽しませていただけるのです。

 

カナさんも話してくれる。

「毎月こうやって足運んでくれたり、見ていただいたりして、幸せ者よね、ほんとに」

 

たじさんが聴かせてくれる。

「今年も9月になりましたが、10月 ―10月は日曜日になりますが― 10月も、11月も、12月も、また来年も、好きでいてもらえるように、がんばっていきたいなあと、思っているので、今後ともみなさんよろしくお願いします」

客席から温かい拍手が起きる。

 

たじさんのこの真摯な言葉は、心に沁みた。

僕はBBガールズのライブにできるかぎり多く来たいと、特にワンマンライブである土曜パームトーン劇場には毎月来たいと、本当に心の底から思っている。

僕がミュージシャンのファンだと言う場合、それは、発表された曲は全部買い、ライブにもできるだけたくさん行きたいという意味で言っている。

だから、僕がファンなのは、甲斐よしひろとBBガールズだけだ。

甲斐バンドを聴き始めたのは中3で、高1から今までライブに通っている。

BBガールズのライブにもずっと通いたい。

BBガールズと甲斐よしひろの共通点は、何といってもライブがすごいこと。ボーカルの声が好きであること。激しい曲もバラードも素晴らしいこと。ライブで歌詞がしっかり聴こえること。その歌詞がいいこと。BBガールズの場合はさらに、お二人のハーモニーと、カナさんの演奏も、好きなところに加わる。

BBガールズのライブは、感動させてくれ、楽しませてくれ、癒してくれる。最高だ。マイナスのことが何ひとつない。生き甲斐だと感じている。

できるかぎり多く見たいし、一回一回を大切に、すみずみまで堪能したい。

 

「それでは最後の 曲……『陽だまりの鳥』」

やはり「陽だまりの鳥」がないはずはなかった。「まだまだGIRLでいいかしら」で終わらなかった時点で、ラストはこの曲しかない。

心のこもったMCからバラードの名曲へ。たじさんの声もカナさんのピアノも繊細で。これはどうしても泣ける。

カナさんの高いコーラスとピアノにつれて、たじさんのうたが強くなる。

体の底から泣くような声から高いハミング。カナさんの最後のピアノが入ると、さらに高く澄んでいく。

いつもと違う緑のライトとともに、今日の「陽だまりの鳥」はひときわ鮮明に記憶に残るだろう。

 

「カナーっ!」「たじーっ!」

お二人がお辞儀をして舞台を去ったときは「陽だまりの鳥」の余韻で声など出せなかったけれど、短いアンコールで戻ってきてくれたときには声援で迎えた。

 

「ありがとうございまーす」

「や~、やっぱり、名前を呼んでもらえるのって、うれしいな」

「うれしいですね」

「うれしいですね」

「呼んでもいいんだぜ」

「そうなんですよ。みんな、呼んでね」

 

「明日、ここで、BB大喜利 夏の陣、やりますので」

「後でリクエスト聞こか。よかったらリクエスト聞きますね。2DAYS来てくれる人には、そういう特典があってもいいよね。曲、好きなん歌ってもらえる、みたいなね」

やったー! これはめちゃめちゃうれしい企画!

 

10月5日(土)に大阪城野外音楽堂で行われる「サウンドパーク」に、BBガールズはバンド「はんなりディスコボールシャワー」を引き連れて参加する。

そのときにBBガールズのタオルも出る。

もちろんすでに予約している。

 

「2月9日(日)のミューズホール ワンマンに向けて、がんばっていきますので、よろしくお願いします!」

 

「来月はお間違いなく。サウンドパークが第1土曜日にあるので、BBガールズのワンマンは10月の13日、日曜日になります」

 

カナさんが「アンコール、タオル持ってきた?」と聞く。

たじさんは舞台右手を示す。

まさか、開演前にチェックしていたあのタオルに意味があったとは。

「みんな、タオル持ってる人は用意しといてください。せっかくなのでタオルを使った曲を、2曲目でできたらなと思ってますので」

これは予想してなかった。タオルは持ってきていない。

 

今月もアンコールを2曲やってくれるということは、残るはあの曲。

イントロでたじさんがブランコを漕ぐみたいに体を揺らす。リラックスした雰囲気。カナさんのカラフルなグリッサンド。たじさんは半身になって右足左足を交互に出すステップへ移行。再び右のグリッサンドが彩る。

「それはウソじゃない!?」

「声が聞きたくて悶えても」の「ても」をきつく投げ放つ。

サビの前半は体の右側を前にしてのステップ。後半は逆向きになる。カナさんも座りながら体を振る。首もかしげながらの奏法だ。

曲が終わる瞬間、たじさんは左の手のひらで顔を隠した。

ついにこの位置まで来た。7月にわくわくシティーパークでもおろして、今や堂々のアンコール曲だ。

 

たじさんがステージの右端に歩いていく。手に取ったあのタオルは、京都サンガのタオルだった。読み取れなかったアルファベットは「KYOCERA」だったのか。

「ちょっと振ってみようかなと思います。また振る用の曲をつくっていくんで」

「境界線はいらない」

左手にタオルを持って歌うたじさん。僕はハンカチを振るのも茶化してるみたいに映らないかとはばかられ、いつも通り、気持ちを込めて両手を振ることにする。

「ラララ ラララ」客席からも声を強めていく。

「今日はみなさん本当にありがとうございましたー! また来月お会いしましょーう!」とタオルを振ってしめくくる。

タオルを振っての「境界線はいらない」も今日ならではだ。

 

声援に両手を振って、BBガールズは左ソデへ去って行った。

 

今月も素晴らしかった。

「夜明けの月に」も「透明な水」も「泡のないグラス」も聴けて、いつもより1曲多い全19曲。スキャットの曲である「Fai La Brava」と「Fai La Brava(reprise)」を除けば、実にBBガールズのオリジナル曲が全部聴けたわけだ!

しかも、カバーの2曲も本当にめちゃめちゃよかった!

どんな心配事も吹っ飛ぶ最高のステージ。先月あらためて感じた、「いつもすごいBBガールズのライブの中でも、土曜パームトーン劇場は特別すごい」という想いをまた確かに感じた。

何があろうとも、好きなBBガールズのライブに来ていれば間違いない。必ず幸せな気持ちになれる。

 

今日もまた進化を実感させてくれたBBガールズ。来年2月9日(日)のKYOTO MUSE、きっとものすごいライブになるね。

 

 

   ライブのアーカイブ映像はこちらです。

freshlive.tv

2019年9月7日 event space PALMTONE

 

もっとオールドファッションド

人生はミラーボール

恋してオムレツ

クランベリージャム

苦い林檎酒

夜明けの月に

SEPTEMBER

赤とんぼ ~ アデュー

ひらいたトランプ

ガーディアン・エンジェル

泡のないグラス

透明な水

離れてもそばにいて

風のファンタジスタ

平成ガール

まだまだGIRLでいいかしら

陽だまりの鳥

 

それはウソじゃない!?

境界線はいらない

 

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帰ってからのお楽しみ、来場特典のCDを聴く。

今回は何かなと思っていた合言葉、今月はなかった。

そうか、このCDが欲しくて早く来る先着10名にしか渡らないから、もう合言葉も必要ないんですね。

BBガールズの土曜パームトーン劇場(2019年8月3日)

BBガールズのプロデューサー冴沢鐘己さんからのヒントをまとめると、今月のカバー曲は「夏の歌で、男性ボーカルで、シングルになってるヒット曲で、普通ではなかなか思いつかないけど絶対知ってて、イントロを聴いたらわかる」らしい。また、BBガールズはこのライブで浴衣を着るという。BBガールズに合う、浴衣姿に似合うという条件も増えるわけだ。これら全部にかなってる歌、本当にある?
難しかったけど予想してみた。

柳ジョージ&レイニーウッド「青い瞳のステラ、1962年 夏……」
キーボード中心の曲で、イントロも印象的。甲斐バンドが1986年に解散するとき、武道館5日間の後に黒澤フィルムスタジオでの「SPECIAL LAST NIGHT」でカバーした曲。僕のような甲斐ファンならよく知っている、ということを冴沢さんも知っているはず。ただ、どれくらいヒットしたかはわからない。
しかし、何といっても、歌詞に「テネシー・ワルツ」が出てくる。5月の土曜パームトーン劇場でBBガールズがカバーした曲だ。これを絡めてくるのでは。

クリスタルキング「セシル」
コーラスがふんだんに入っているし、「大都会」「蜃気楼」よりも思いつきにくい夏の名曲。

グレープ「精霊流し
1曲はまだ予想できるかもと言われてたので、そちらを当てにいった。実質的な本命。8月だし浴衣だし。ただ、ヒントからすると有名過ぎ売れ過ぎかもしれない。

ラフ&レディ「背番号のないエース」
「You」「ロッカー室の」と掛け合いがあるから、7月の「乙女座 宮」や4月の「traveling」や1月の「中央フリーウェイ」のような名場面が期待できる。夏を示す歌詞はないが、映画版「タッチ」の主題歌で、高校野球がモチーフなので。

吉川晃司「ラ・ヴィアンローズ」
「モニカ」「サヨナラは八月のララバイ」よりは思いつきにくいかなと。冴沢さんがラジオの甲斐バンド特集で「薔薇色の人生」を弾き語りしていたことにも引っかけて。

KUWATA BAND「BAN BAN BAN」
夏を思わせるイントロ。コーラスもたっぷり。たじさんの声で聴くとより感動できそう。去年9月にSuperflyバージョンの「スキップ・ビート」を歌った実績もある。あれは去年のカバーの中で特に大好きだった。

甲斐バンド「東京の一夜」
夏ではないけど夏の曲。新宿の都庁が建つ前、そこの都有地で8月7日に行われた「THE BIG GIG」というイベントで久々に歌われ、そのライブを象徴する曲となった。その音源がシングルカットされたが、シングルでのヒットという感じではないか。

他に考えたのは、はっぴいえんど「はいからはくち」、サザンオールスターズ「Melody(メロディ)」、杉山清貴&オメガトライブ「君のハートはマリンブルー」だが、どれも上記の曲以上に条件に合っていない点が多くて、外した。

予想を7曲にしぼり、会場に入る。
声が出るように喉に油分を与えようと、火曜日と同じから揚げ付きのミニピザを注文。が、売り切れていてカルボナーラに。


2か月ぶりになってしまった「チャーリーズ・エンジェル」のテーマ。
アルバム「ラ・ブラバ/LA BRAVA」の巻頭に入っている「Fai La Brava」が、今月のワンマンライブ開幕を告げる。

「カナーっ!」の声の中、カナさんが頭上高くで手を打ちながら歩いてくる。浴衣姿だからか、たおやかな手拍子だ。キーボードの前に立ち、イントロが途切れた瞬間、左手でピースして右手であのフレーズを弾く。今日のピースは、自分の顔の方に向けて横に倒している。火曜日の浴衣ライブの「花火職人」を意識したバージョンか。スポットを浴びた浴衣は、白地に紺の花の柄。BBカメラとコラボしたときのチェキで見たのかもしれない。
声援に手を振っての、たじさんの登場。たじさんの浴衣には、ピンクと赤の花。全体はこんなに水色だったのか。今週買ったとTwitterにあがったとき、今日のライブ当日まで見ないでおこうとすぐスクロールした。おかげで新鮮に目に映る。
「もっとオールドファッションド」
軽快な曲で、たいていは歌入りで跳ねるたじさんだが、浴衣の今日はそうはいかない。その代わり可憐なステップ。浴衣ならではの名シーン。強い声やキュートな語尾で、歌はもちろんいつもと遜色がない。そのうえに浴衣での情緒が乗ってくる。
たじさんの頬の質感がいつもと違うような。親知らずを抜いた影響とは別な気がする。和服用のメイクとか、日焼け止めとか、そういうことだろうか。
間奏でカナさんを示す仕草も控えめに。と思えば、他の衣装ではないにじり出るような歩の進め方で、意外に速く前に来る。そこからはサビの繰り返し。たじさんの歌にお二人のハーモニーも堪能できる。


「たじーっ!」の声に両手を振りかけたときには次のイントロが始まっている。すぐに曲の世界に入り、交互に肩を入れるようなステップ。
「苦い林檎酒」
お二人の浴衣が真っ赤に染まっている。
淡路島、浴衣ライブ、今日と3回とも聴けたが、全部違う「苦い林檎酒」だ。
ささやきではなく、小さめの声での「カナ」。カナさんはいつの間にか白い光を受けている。舞台左に赤いたじさん、右に白いカナさん。
たじさんのスキャットに遅れた尺八が絡んでくる。きれいな声。あるいは、切なげに大人っぽく。今日は特に澄んだ「アーーイ」が耳に印象的。
美しいスキャットの後に自分の声を混じらせるべきではない。ここは叫ばずに、力一杯拍手した。


クランベリージャム」
たじさんが特によく動く曲のひとつだけど、今日は浴衣で控えめに。そういえば、去年の7月には、浴衣姿でその日だけの特別アレンジで聴かせてくれたのだった。
クランベリージャム」は今日の大きな注目ポイント。この曲で、先月たじさんが初めてまわったのだ。振り付けやアクションが大きい曲はいくつかあるが、たじさんが回転することはまずなかった。定着させるべき素敵な動きだと思うし、まわるのを期待しているとラジオにメールも送った。その後、親知らずを抜いて痛みがあるということで、「歯が痛いのだから無理してまわることないですよ。おだいじになさってください」とラジオにコメントしようと思っていたが、適したタイミングがなくなり、書き込めなかった。浴衣ということもあって、やはり今日はまわらない。それでいいのです。と思ってたらまわった!! サビの繰り返しの後で。すかさず「フーッ!」って声をあげる。たじさんもカナさんも笑顔になった。そりゃあここは声を出して反応するところでしょう。
うれしさいっぱいで最後の「one more jam one more love」を聴く。
ライブのかけがえない思い出が、またひとつ増えた。

3曲終わった時点で、「ガーディアン・エンジェル」は取ってある状態だ。これはアンコールでやるのでは。アンコールを2曲してくれるようになった3月以降、アンコールの1曲目は毎回変わっている。まだそこで歌われていない「ガーディアン・エンジェル」は有力候補だ。


「浴衣で登場しました、BBガールズでーーす!」
最初のMC。
「今日は、前半戦はしっとり、お楽しみいただこうかなと、思っております」
おお、バラードを前にかためるのか。


湧きあがる静かさ。刻まれるリズム。カナさんの透き通った高音が寄せてくる。
「透明な水」
淡路島のアップライトピアノバージョンよりは速いテンポ。
「夏も終わるわ」の下げない感じが胸に残る。
タイミングを後に引き気味にうたっているように思えたたじさんが、「あなたの鼓動にも 届くのに」はスッと切る。この緩急。
後奏でのハミングは今日はなかった。その日ごとの「透明な水」がある。


「離れてもそばにいて」
カナさんのキーボード。一音ずつではなく、片手で押さえた全部の音がかたまって攻めてくるように聴こえる。こういう感覚はめずらしい。
ニューバージョンの歌詞。そこを飾るようなビブラート。
サビの詞は「今はそばにいて」「だけどそばにいて」「もっと抱きしめて」と高まっていくのだな。


「陽だまりの鳥」を前半でうたう展開もあるかと思っていたら、ちょっとアップテンポな曲が来た。
「それはウソじゃない!?」
もうひとつのアンコール候補とも思っていたから、これでますます「ガーディアン・エンジェル」の線が濃くなった。
貫禄を感じさせる強いの、垣間見える弱気、愛くるしく甘い語尾、突き放した歌い方、サバサバした感じ。こんなにも声の色が変わる。しかも「シュビドゥビドゥビドゥバッパー」のハーモニーも楽しめる。ああ、やっぱり「それはウソじゃない!?」が初披露された7月のわくわくシティーパークに行きたかったな。BBガールズの魅力を大いに伝えられる新曲だもんね。
最後のサビ。たじさんはつま先でステージを打つようなステップ。カナさんもキーボードの前に座りながらにして左右に体を振っている。お二人の動きがシンクロしてる。これもいいなあ。毎回の決めにしてほしい。


MCで夏の話。
カナさん「浴衣って、涼しくなるために着るものですね。昔の人はこれを寝巻にして着たはったわけですけど」、すごく暑いらしい。女のひとの浴衣の感じはわからないが、意外と暑いものだとは知らなかった。

カナさんからのお知らせ。「大事なことを言っておきますと、浴衣姿の私たちはここで最後ですので、写真を収める方は収めておいてください。 立とか? 立とか?」
前に出てお二人で並ぶ。「せっかく着たので、撮ってください」とカナさん。
予定になかったみたいだけど、しばし撮影タイムになる。今日はずっと浴衣なんだと思ってた。今月も衣装チェンジあるんですね。
「おそらく、もう浴衣でライブっていうのは、今年はないかなと思いますので」

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「夏らしい曲をいきましょう」「聴いていただきたいと思います」
ここでカバーが来るとは。これまでは毎月ずっと御色直しとMCの後だった。
カナさんが爽やかなイントロを奏でる。たじさんが歌い始める。
知らない曲だった。
やさしめの世界観かな。
サビで「とどけ」「とどけ」「心」「心」と、たじさんに次いでカナさんが歌う。やっぱりこういうの好きだ。あと、この部分は聴いたことがある気がする。
影がよぎる詞もあるが、たじさんの声はカナさんの演奏と同じく爽やかだ。
サビの繰り返し。「時よ」「そっと」で初めてカナさんが先に歌う。
オフコースの「夏の日」という曲らしい。きっとヒットしていたのだろう。僕が知らなかったのは、甲斐よしひろのラジオ「サウンドストリート」で、オフコースの曲をかけないノリがあったからかもしれない。


カナさんが「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬」の「夏の思い出」を弾き始める。僕はもともと童謡や唱歌が好きだけど、カナさんの演奏だとさらに好き。美しい前奏や、飾る音がほどこされて、シンプルな原曲が見違える調べになっている。BB大喜利の表彰式でもそうだ。うまい人が弾くとこうなるのだな。
「夏の思い出」が1番の前半までで終わっていく。すぐにたじさんの歌が入る。高いささやくような声で。
「しあわせですか しあわせですか あなた 今」
さだまさしの「しあわせについて」だ。
意外な選曲だと感じる。夏のイメージはない。しかし、サビの後にカナさんの前奏が入り、たじさんが1番を歌い出すとすぐ、この曲がカバーされた理由がわかった。
「どうぞあやまちは 二度とくり返さずに あなたは必ず しあわせになってください」
戦争で亡くなられた方の思いを歌っている。おそらく若くしてしあわせをつかみきれずに亡くなられた方が、死を前にして僕らに語りかけてきている。自分が今の日本で自由に生きられていることのありがたみ。この状況までつないでくださった方々。そういうところに思いがはせられる。
愛する人と めぐり逢えたら 抱きしめた腕を ゆるめてはいけない」
愛する人とめぐり逢えたにもかかわらず、時代に引き裂かれた方が、教えてくれている。
再びサビが来る。カナさんのコーラスが入る。たじさんが「人を愛するよろこびー」と伸ばした声が豊かだ。生き生きしてる。自分の不幸をうらむ気持ちよりも、みんなのしあわせを願う思いが強く込められた歌だから。
とてつもない大きな愛情に泣けてくる。
「ありがとうさよなら 生まれ変われたならば」
覚悟を決めた方が、来世の望みを告げる。他の人たちのしあわせを自分のことより先に語っていた方の思いが、「しあわせになりたい」であふれる。
「ひとりひとりはみなとてもやさしいのに 何も傷つけ合うことなどないのに」
スケールが広がった。世界じゅうのことへと。先月の「瑠璃色の地球」に続いて、人類愛を感じる。さらに泣けてくる。
「みんなみんなしあわせになれたらいいのに 悲しみなんてすべてなくなればいいのに
しあわせですかしあわせですかあなた今 何よりそれが何よりいちばん気がかり」
ひとりひとりみんなのしあわせを願ってくれる気高く尊い存在。その祈りが、たじさんの声を通して沁み入ってくる。自分もそう祈りたい気持ちになってくる。
僕の悩みなんて、小さなことに思えてきた。嫌なことやつらいと思ってたことがどうでもよく感じられてきた。救われる思いで、もっと泣けてくる。
自分の心を形にしたイメージが浮かぶ。全体に丸みを帯びた、やや横に長いやわらかい物体。「しあわせについて」を聴いているうちに、その心の表面から生えていたトゲが抜けていく、心にプツプツ開いていた小さな穴が全部ふさがっていく。そんな感覚。自分の心が像として見えたことなんて、初めてだ。
最後の詞を歌い終えるたじさんの目は、天を向く。祈りを届けようとしているのか。宇宙に浮かぶ地球という名の船を感じているのか。
浴衣の右と左の袖を体の前で折りたたむようにしてから、たじさんがおじぎをした。
これほどの感動をくれるなんて、BBガールズは最高に素晴らしい。いくら控えめに言ったとしても、僕の好みにぴったりの音楽だ。
今なら、よっぽどのこと以外なら、何でも受け入れられる気がする。

おじぎをし続けるたじさん。抒情的なインストが流れ、ライトが落ちると、お二人がもう一度おじぎをする。拍手の中を左手へ歩み去る。
このインストが郷愁を誘うような曲なのだ。「しあわせについて」の情緒が途切れないように配慮されている。僕はずっと目がうるうるしている。「しあわせについて」の歌を演奏を詞を思い返し、ひたり続ける。


マイクスタンドとキーボードに、交互にスポットが当たる。BBガールズを象徴するようなライティング。これ、好きだ。
まさかのイントロ。
「ガーディアン・エンジェル」
アンコールの最初ではなく、ここに持ってきたか。カバーを前半でやるとも思ってなかったし、ライブで予想を裏切られるのは新鮮でわくわくする。
カナさんが頭上で手を打ちながら歩いてくる。たじさんは両手を上で振りつつ走っての登場だ。浴衣とは打って変わっての躍動感。衣装でこうも変わるんですね。お二人とも、斜めに細いラインが入ったノースリーブのワンピース。髪も着物向けのアレンジから戻っている。
間奏に入るところで、たじさんがカナさんに向けて両手を揺らす。ちょうど同じタイミングでカナさんのキーボードが鳴る。わあっと思ういいシーン。
こんなかっこいい曲に乗って手拍子をしながら、僕はまだ泣けていた。どういう感情なんだ。「ガーディアン・エンジェル」を楽しんでいる中でも、「しあわせについて」の祈りと救いが残っているみたい。


「たじーっ!」と叫び終わる頃には次のリズムが始まる。
「ひらいたトランプ」
前奏から聴けるたじさんのスキャット。カナさんのピアノ三連打。コーラスが重なるときめき。強い声を聴かせてきてからの、しっとりとした「呼ぶのー」。間奏へいざなう「アイ」のささやき。背中を向けるたじさん。毎回違ったように聴こえ、いつも心惹かれるカナさんのソロ。「クインさえねじふせてよ~お~」のフェイク。「枯れるわ」のやさしさ。「ナナナ」をはさんでから最後は声を張るライブバージョンの歌い方、今日は「本物の愛をー」で短く切ったと思ったら、「呼ぶのおーーーーーー」と強さと美しさを兼ね備えた声を伸ばす。後奏でも強めたり透き通らせたり変幻自在のスキャット
今日も「ひらいたトランプ」は見せ場がいっぱい。そんな中でも僕はまだまだ泣けているのだった。


今月はここで「長いMC」

浴衣を脱いだ解放感。帯を解いた瞬間の気持ちよさ。「動ける、涼しいー!」

前半でカバー曲が終わるというのは、どうしても浴衣で歌いたかったがため。

「浴衣で激しい曲歌うのなあ」

クランベリージャム」でたじさんはまわるのか問題。「まわってよかった」「しずしずと歌ってたんですけどね」

「夏の日」のコーラスは、「カナちゃん大いそがし」。Twitterの #ふたりでできるもん でも歌ってくれるっぽい。
「冴沢さん、ハモリのたくさんある曲をいっぱい持ってきてくれる」

「歯が痛すぎて、やっと固形物食べた」半熟味付きゆで卵。
カナさんはアメリカンドッグとコールスローが大好き。

「外は暑いんですけれども、しっとりもしつつ、盛りあがりもしつつ、今日は楽しんでいただければなと思います」

BBガールズの「ラ・ブラバ/LA BRAVA」Tシャツ。紫のBB大喜利Tシャツ。

カナさんが拡散している、寝てるときが熱中症になりやすいという情報。
これにはめちゃくちゃ納得している。起きた瞬間、部屋が暑くて頭が痛くて、ということが何度かあった。ラジオ「ダイアンのよなよな」の「津田の未来は明るいぜよ」のコーナーのネタを朝まで、というか次の日の昼近くまで毎週書いていた頃は特に強烈だった。
BBガールズのラジオで、寝る前にコップ1杯の牛乳を飲むのがいいと聴いてから、実践している。おかげさまで快調だ。

こんなふうに、BBガールズがライブのことや曲のことや、他のいろんな話をするのを、聴くのが好きだ。
去年のお正月に、BBガールズのラジオ「まだまだGIRLでいいかしら」を聴き始めたときから、そうだった。


「寝苦しい夜も、この曲を聴いて」
「夜明けの月に」
カナさんが弾き始める前のイントロはなく、カウントから。前奏はキーボードの演奏が2種類聴こえるような感じ。
聴けた! 今いちばん聴きたかった曲が聴けた! 7月の土曜パームトーン劇場のアーカイブで、「乙女座 宮」「瑠璃色の地球」「夜明けの月に」は必ず毎日2回聴いていた。つらいときに寄り添ってくれ、勇気づけてくれる曲。今日の曲目が決まる頃まで、3週続けてラジオにリクエストした。
たじさんは静かめにていねいにうたっているように思える。先月も癒された「歌にのせて」のやさしさ。
「寒い風が吹くから そばにおいで」
「もしひとりになっても 泣かずにいて」
「すぐに朝は来るから 震えないで」
心に沁みてくる。泣けて泣けて仕方がない。このバラードを聴いたなら、当然のことだ。
今月「夜明けの月に」を聴かせてくださって、本当にありがとうございます。


拍手はやんでいないが、たじさんはもう前に出て拳を上げている。緑のライトは芝を表しているのか。
「風のファンタジスタ
これも勇気をくれる曲。先月も「乙女座 宮」「瑠璃色の地球」「夜明けの月に」「陽だまりの鳥」「風のファンタジスタ」でひとセットという並びだった。
今日のたじさんはしゃがみ込んだ後、低い体勢のままアクションを続けてくれる。ライブの定番曲がまた進化していく。
「耳をかすめ」の語尾を蹴り飛ばすのもいい。
僕も強く拳を突き上げてはいるが、やはり泣ける。今日は何を聴いてもずっとうるうるしているのかもしれない。


「恋してオムレツ」
前奏の振り付け。ついクセで右から始めてしまうが、見た目がたじさんと同じ側になるように修正する。
カナさんといっしょに「シュビドゥビ シュビドゥバ」と、人に聞こえないくらいの小ささで口ずさむ。
「ワー」で両手を弧を描くように広げる。カナさんが笑う。僕もしぜんと笑顔になる。
間奏の振り付け。これもたじさんに合わせる。片手ずつだし、カラオケでもやってるから、これは合わせやすい。
2番の「ンー」。カナさんの動きはこのところ片手が定着してきてるから、シンクロさせようと左拳を頬に当てたら、何とカナさんは久々の両手バージョン。握った両手を口元に持っていく、アイドルのようなポーズ。やった後にまた笑顔。僕も笑ってしまった。ああ、めっちゃ楽しい。
3番。「イェイ」でカナさんは両腕を伸ばしてダブルピース。動きが大きいのいいぞ。たじさんはカナさん側の左手でピース。
「優しく 包んで」で、カナさんがイスを振ってたじさんと体の向きをいっしょにしてるのも素敵。
最後はもちろん、たじさんがカナさんのもとへ行って、パーにした手をそれぞれ外へ伸ばす。
いつの間にかうるうるは消えていた。もうひたすら楽しいばかりだ。


カラフルに明滅するライト。しかし曲は始まらない。「たじーっ!」って叫ぼうかと思ったが、歌入りのじゃまになるかもと思って遠慮した。
たじさんが「行くぞー!」と左拳を上げ、ギターが聴こえてくる。ああ、叫べばよかったな。「平成ガール」だ。
歌い出しからたじさんのアクションが大きい。他の曲に負けじと進化していく「平成ガール」
バンドバージョンじゃないけど、「Wow Wow Wow Wow」でカナさんが大きく手を振る振り付け。他の隠れコーラスも口ずさんでる。うれしいな。みんなでやりたいね。
たじさんは「君のルーツも聴かせてーーーエッアーン」と歌い切る。
ギター。カナさんが低音をひとつ響かせる。続けて両手の指が小刻みに鍵盤を駆け上がる駆け下がる。ちょっと前衛寄りの音どもが狂ったように胸を躍らせる。たじさんも髪を揺らしてめったくたにエアでピアノを弾く動作。最後はカナさんの右のグリッサンドが走り抜ける。たじさんも同時に両手を大きく払う。最高だ。僕は「カナーっ!」って叫ぶ。
淡路島での「まだまだGIRLでいいかしら」の間奏を結実させたような演奏だった。こんなにすごいんだぞ。いつも同じだと思ったら大間違いだ。


跳ねるたじさん。
「人生はミラーボール」
めずらしく最初の「歌わせて」をささやくように歌うと、「フーッ!」と高い声を一閃、それから吐息を聴かせる。歌詞の通り自信満々の歌姫だ。
「Are you lady?」でカナさんが、左手の人差し指で客席を横にずうっと示す。これもいい動き。
お二人が視線を交わしてコーラス。こういう瞬間を見るのも、ファンはうれしい。
僕がTwitterのヘッダーにしているいちばん好きな歌詞のところで、お二人の声がクロスする。
「もっとほら叫んで Ahーー」の後、特に合図はいらない。今月のたじさんは客席に任せてくれた。カナさんとともに人差し指を出した両手を上げる。「BBガールズ!!」
ここも最後はいつも通りじゃない。カナさんが高音を連打して曲をしめくくった。


「ワン、トゥ、ワン、トゥ」カナさんが両手を上げてカウントを示す。たじさんは「スリー、フォー」をささやき声にする。
「まだまだGIRLでいいかしら」
「フーッ!」両脚を曲げて高く跳ぶたじさん。とても細かい汗が舞い、ライトに光る。
そこからはもう、ステージと客席が一体となった熱狂へ。この会場event space PALMTONEだってステージが近い。すごい迫力。
サビの繰り返しへ渡す、高くなる「歌っていいかしら」で頭を振るのもいいな。
後奏。強いスキャットを一度いつもより早く切るたじさん。再び声をあげ、伸ばしていく。最後は跳ばずに体をしならせた。またまたいつもと違う動きだ。


短いアンコールから、まずカナさんが帰ってくる。続いてたじさん。

淡路島のライブからもうそろそろ一週間。「一瞬じゃない?」
今日ははるばるその淡路島からのお客さんも来てくださっている。

カナさん「すごい今日、あたしテンション高いと思いません?」
演奏もアクションも最高でした。

浴衣でキーボードを弾くのは実は大変。

たじさんは先月のKYOTO MUSEでノースリーブデビュー。

来年2月9日(日)、バンドを引き連れての京都ミューズホールでのワンマンライブ。
「絶対損はさせませんので、みなさん是非」

来月は7日が土曜パームトーン劇場。翌8日(日)がBB大喜利 夏の陣。

「最後の最後まで、心をこめて歌いたいなと思います。今日はみなさん来ていただいて本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします」


カナさんの高音から。
「陽だまりの鳥」
アンコールが2曲になった3月に、同じように1曲目にうたわれたバラード。
たじさんは弱めの声でうたっていく。はかなげだけど、きれいでしっかり届く。
ふと見ると、たじさんの首元が汗で光っている。
サビの繰り返し前から強まるたじさんの声。カナさんの高いコーラスがともに行く。
後奏のスキャットもきれいに。それがさらに澄んだハミングへと移ってゆく。


「境界線はいらない」
「みなさん、大きく手を振って、最後の曲をフィナーレを、みんなで歌って飾ってくださいませませー」
前奏のたじさんはリラックスしたふうで、「ニャニャンニャン ニャンニャンニャニャンニャンニャン」って口ずさむ。
「誰が勝手に決めたー 隔たるものがあるとぉ決めたんだぁー」強めの声で語尾を投げていく。
浴衣ライブで聴けなかったCメロも、もちろんしっかり聴ける。
「みんな手をあげろ」という必要もない。「ラララ ラララ」両手を振って声を合わせる。たじさんが手を振りながら客席を見てうなずく。「もっと歌っていいよ」の合図だ。「ラララ ラララ」声を高める。たじさんが「来て」と縦に手を振る。「ラララ ラララ」たじさんが耳に手を当ててみせる。「ラララ ラララ」
最後の曲が終幕に向かう。たじさんとカナさんが顔を見合わせる。うれしくてしょうがないという表情。いっぱい準備して、ずっとがんばってきたワンマンライブが、今月も大成功に終わるのだ。
たじさんが手を上げる。「みなさん、今日はどうもありがとうございました。またお会いしましょうー」カナさんも声を出す。
カナさんの最後の音で、たじさんが跳ぶ。「フーッ!」

「たじーっ!」の声援に両手を振り、「カナーっ!」の叫びに両手でスカートをつまんで持ち上げる礼をして、BBガールズが去っていった。


本当に最高のライブだった。
クランベリージャム」でまわるたじさん。8月に聴く「しあわせについて」の大きな祈り。そこからはずっと泣けて。「夜明けの月に」も聴くことができた。「恋してオムレツ」からはとにかく楽しかった。盛り上がる終盤の攻めた感じも大好きだしかっこいい。

BBガールズは他のライブも素敵だし、その日しか見れない演奏も見せてくれるから、どれも行きたい。
でも、土曜パームトーン劇場はやはり特別すごい。段違いだ。BBガールズのお二人にとっても、この毎月のワンマンライブは別格のはず。この日を大切にしている思いが、「これこそが私たちのステージ」という主張が、伝わってきた。

この上なくしあわせな一日だった。
この夏は食欲もなく、すくすくとやせ続け、胃袋もすっかり小さくなってしまったが、今日はおはぎを買った。最高のライブを見れたお祝いだ。
特典CDも、本当に本当にうれしかった。
浮かれてしまって、何をするのもうれしくなる。
僕はBBガールズのファンでよかった。
天国の一日だった。


 ライブのアーカイブ映像はこちらです。


2019年8月3日 event space PALMTONE

もっとオールドファッションド
苦い林檎酒
クランベリージャム
透明な水
離れてもそばにいて
それはウソじゃない!?
夏の日
夏の思い出 ~ しあわせについて
ガーディアン・エンジェル
ひらいたトランプ
夜明けの月に
風のファンタジスタ
恋してオムレツ
平成ガール
人生はミラーボール
まだまだGIRLでいいかしら

陽だまりの鳥
境界線はいらない


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グッデイゾードファッションド

夏だ! 浴衣だ! パームトーン祭り!(2019年7月30日)

カナさんが籾井優里奈さんと「サウダージ

近い席でしっかりキーボードの演奏を見れた。あんなに関節を立てて弾くものなんですね。いろんなところに全部感心してしまう。

「ピアノだけでこの曲をやるのは初めて」ということもあってか、弾きなれたBBガールズの曲みたいに「どうとでも弾きこなしてやるぜ」という雰囲気ではなく、より引き締まった感じに見える。

コーラスも聴けてうれしい。あらためて聴くとやはりいい曲ですね。

 

右にBBガールズ、左にアコースティックギターの伊藤直輝さん。

「カナちゃんがめずらしく、ハンドマイクで歌ってくれます」に拍手。

「Mr.サマータイム

左右のステップを合わせるたじさんとカナさん。こういうBBガールズもいい。

「ハチのムサシは死んだのさ」も生で聴きたいのだ。また「オールリクエスト! ベスト30歌謡曲」やってください。僕の出張がない時期に。

淡路島で聴いてよかったサーカスのカバーがまた聴けるよろこび。一昨日見た印象、わくわくシティーパーク in 淡路島のブログで書いたこと、昨日カラオケでこの曲を歌って気づいたことも頭に残っていて、さまざまなところに注目できたし、それ以前にとにかくよかった。

この曲の伊藤直輝さんの声には夏を感じる。胸に後悔がある分、気だるく切ないあつさ。

 

カナさんがキーボードの前に座って、「あー、安心する」 

たじさんは、次の曲は直輝さんがメイン だからと、カナさんのそばまで下がる。いつもの間奏でもそうだけど、たじさんは他のメンバーを目立たせるために引くこともできるスター。

カナさんがきれいな高音を奏でている。たじさんが曲紹介で「『元祖OPP!』のこの3人のメンバーで」と話し始め、ラジオや3人のことが聴けるかとわくわくしたが、それは叶わなかった。

真夏の果実

この曲の前奏、こんなにきれいな音でいっぱいやったっけ。カナさんのキーボードの高音が本当に素敵。

うたい出しはたじさん。「泣きたい気持ちは」から直輝さんに交代。Bメロも直輝さんがうたい、たじさんの「アーーーー」「ウーーーーウーーーーウーーーー」という美声のコーラスが来る。サビはカナさんも加わって三人のハーモニー。

2番は直輝さんからたじさん。Bメロは直輝さん。

たじさんの「ウォオオ」からCメロへ。

後奏ではたじさんがスキャットを高く低く聴かせ、ハミングで終える。

歌も演奏もコーラスもよかった。

 

 

クイズ大会。

まっすんさんがMCで出題もする。優勝賞品はまっすんさんのギャグ。

直輝さんの第一答で、これはわざと間違える大喜利なのだと知る。

基本、答えるたびにまっすんさんがノリツッコミをしていく。

BBガールズがいい答を言ったときはBBガールズうちわを掲げるという自分ルールもできた。

直輝さんの「ロッケンロール!」という答に、まっすんさんは「オーッ!、バッバッバーッ」とエアギターでノる。全部ノリツッコミしなくてもいいのに、「オーッ!」はさまなくてもいいのにと思えて、めっちゃ笑ってしまった。

特に好きだった答は、カナさんの「レシート」とあきさんの「パンツ」。

たじさんが6問中4問正解して優勝。優勝賞品のギャグは土曜パームトーン劇場でやる必要はないと、僕は思います。

 

休憩後。いきなり「まっすんラップ」

直輝さんもダンサーに加わる全員参加バージョン。

ここに来る電車の中で淡路島の動画を見て振り付けを確認していた。近いあきさんとカナさんを見ながらパラパラを踊ったが、いちばん難しいと思ってた2番のAメロが、やはりうまくいかなかった。まっすんさん越しにときどき見えるたじさんは、見えるたびに表情が全然違っていた。

うちわの2つめの使い道が見つかった。

女性ダンサー4人の上から顔を出すまっすんさんを、長身の直輝さんが隠して終わった。

 

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 

アコースティックギターの直輝さんをはさんで、左にたじさん、右のキーボードにカナさん。

たじさんが手に持っているのは、たぶん「元祖OPP!」でも見てたレモンのシェイカー。

たじさんのシェイカーから曲が始まる。「シェイカー! 田嶋ゆか!」「たじーっ!」

「FLY」

「キーボード、カナ」「カナーっ!」

切れた弦を振り払って演奏し、歌う直輝さん。

「フラーーーーーイ」「スカーイ」でBBガールズがコーラス。直輝さんの「with you」の後にたじさんが「with you」と続けるのも聴けた。

 

カナさん「私たちもこの日だけっていうのがすごい好きなので、今日はBBガールズの曲も、この日だけのバージョンで」

たじさんが引き取る。「だけのバージョンでお送りしたいなと思います。聴いてください、『苦い林檎酒』」

カナさんのキーボードは低め中心。跳ねるような、ときどき少し間を空けるような独特のリズム。おしゃれでかっこいい。これもジャズっぽいと言っていいのだろうか。

浴衣の袖をつかんだりしていたたじさんが歌い出す。今夜の「苦い林檎酒」のヒロインは弱さや深刻さより、ちょっとした余裕を感じさせる。

カナさんの不意の高めの音にドキッとするが、もちろん決してたじさんの歌をうすれさせることなく、胸弾むアクセントになっている。

「あいしてーるー」という生のコーラスが好き。

「カナ…」のささやきからの間奏はなし。サビの繰り返しから、最初の歌詞に戻っていく。後奏に入り、たじさんが強い声を高める。ああ、これは急に「ダッダッ」って切るように曲が終わってしまうのかも。それもかっこいいだろうし、でもそれだといつものたじさんの声が聴けないし。

息をのむように見ていると、後奏は続いた。艶やかで昂るような、ときに気持ちを伝えるためにささやくような、たじさんのスキャットがたっぷり聴ける。やはりここは見せ場だ。

存分に声を聴かせてくれたたじさんが、膝を折ってマイクスタンドの向こうに沈む。

キーボードのみの、今日だけの「苦い林檎酒」、最高だった。

 

「境界線はいらない」の前奏。

 籾井優里奈さん、あきっすん、伊藤直輝さんと、1組ずつ呼び入れていく。

直輝さんたちはサビで手を振ってくれない。まっすんさんはカナさんの隣に行ってキーボードを弾くふり。

祭りのノリがどんどんきつくなっていき、Cメロを聴くことはできなかった。

 

 

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わくわくシティーパーク in 淡路島(2019年7月28日)

BBガールズは「恋してオムレツ」に乗ってオープニングに登場。「ラ・ブラバ/LA BRAVA」の白いTシャツに、カラフルなストライプのスカート。このスカートは特に好きな衣装だ。白、黒、グレー、オレンジに加え、カナさんは赤、たじさんは青のラインが入っている。たじさんのはもっと緑が入っていたような印象があったが、近くで見ると違うのか、他にもう1着あるのか、緑を着られることが多いから記憶が混同しているのか。

淡路島でも、わくわくシティーパークだからトランプを引いて出順を決める。BBガールズは5組中4番だった。

 

 

まずは5組が1曲ずつ歌っていく。

あきっすんが2番目に登場。あきさんはマイクを使わないという声が聞こえた。まっすんさんはサングラスをかけている。

ということで、期待通り「まっすんラップ」!

もちろんBBガールズと籾井優里奈さんもバックダンサーとして参加。客席でいっしょにパラパラを踊るのだが、完全とはいかない。もっと練習しよう。

BBガールズのコーラスがよく聴こえるのもうれしい。

まっすんさんが間奏でピアノを弾き出したのもいい。客席の後ろの方まで行って、子供さんに怖がられるのも今日ならでは。女性ダンサー4人に隠されるラストでは、ピアノの椅子に乗って存在をアピール。

 

 

カナさんが舞台左のアップライトピアノにスタンバイ。ピアノは舞台の左横を向いて置かれているから、カナさんは客席に左半身を見せて真横を向く形だ。

たじさんは会場が和風であることや、小さいお子さんを含めさまざまな年代のお客さんが来ていることから「お正月の集まりみたい」とたとえる。生中継用のカメラにカナさんも映るように舞台の前方で右に寄ってから、曲紹介。

「そんな親せきのみなさんに届ける応援ソングを歌いたいなと思います。みんな、力いっぱい夢をこの手に引き寄せてください」

「風のファンタジスタ

生でBBガールズの曲が聴けるのは、わくわく梅小路フェス以来、実に7週間ぶりになってしまった。やっと聴けたその曲の始まりは、完璧なコーラスから。いきなりBBガールズの魅力をまた実感できた。

白鍵から黒鍵へ移るカナさんの指。こうして縦に動くところを見れるとは。すごく印象的。いつもは横の動きしか見えないから。それに、両手がずっと見えていると、指づかいのなめらかさに感嘆でき、今まさにこの音を出してる感じにわくわくでき、細やかなところまでより意識して聴けるみたいだ。これまでいくつかのキーボードで聴いてきた「風のファンタジスタ」が初めての音色で聴こえる気がする。

たじさんの歌声で届く詞。今日は「それはきっと遠い日々の 君の声と響きながら」が心に迫る。

カナさんが唯一鍵盤から手を離す場面。客席の正面に向き直って、拳を上げてくれる。客席を指差す。もちろんたじさんも拳を上げ続けている。客席のみんなも。

後奏。たじさんの力強い声。伸ばしていく。どこまでもつややかに。

ピアノの音色が終わる頃、たじさんの左手が夢をつかんでいる。

「たじーっ!」「カナーっ!」

 

 

ひと組ずつのステージの前に、カバーコーナーもあるという発表。僕にとってはとてつもない朗報だ! BBガールズによるカバーも聴けるかもしれない!

 

望み通り、BBガールズが出てきてくれる。

しかもしかも、生で聴きたかった念願の「瑠璃色の地球」!

土曜パームトーン劇場のアーカイブで毎日2回ずつ聴き続けてきた、このうえない名カバー。

今日は「たなばたさま」に続く形ではなく、カナさんは「瑠璃色の地球」の前奏から弾き始める。これが絶妙な演奏で、もううるうる来てしまう。

「夜明けの来ない夜はないさ あなたがポツリ 言う」

自分が救われ、癒された、いちばん好きな詞が、たじさんの歌で届くと、もうだめだ。本当に涙が出そうになる。

土曜パームトーン劇場とはまた歌い方の違う「瑠璃色の地球」。あれから考えたことや今この瞬間の感覚が込められているのでしょう。今日ここでしか聴けない「瑠璃色の地球」。最高だ。

サビで高まるたじさんの歌。カナさんのピアノの音は静かに。

「泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙」

悩んだ日が過ぎ、哀しみにくじけそうな時を耐え、夜明けが来た瞬間。

「争って傷つけあったり 人は 弱い ものね」

人間の性質を歌っているが、一人ひとりのことを言っているようにも聴こえる。何十年ぶりぐらいに深く落ち込み苦しみ胸が締め付けられ続けた時期のことが思われる。傷つけるのは弱い者のすることだ。僕は誰も傷つけたくない。生きてる以上そんなことは無理かもしれないが、少なくともわざと傷つけるようなことはしたくない。誰にも認められなくても、報われなくても、いい。仕方ない。真面目に正直に生きたい。誠実でいたい。本当に強い人は優しい。僕なんて全然人間ができていないが、少しでもそう近づけるように。僕をいたぶるようなそんな奴のやり方の真似なんかしない。

再び高まるたじさんのサビ。今度は強まるカナさんのピアノ。それでいて、たじさんの歌の強弱に合わせるように、カナさんの音も変化する。

土曜パームトーン劇場と演奏が違うように思えるところは、ピアノの特性を生かしてはるのか。最後のサビに入るところは、7月6日よりシンプルに。

たじさんの声がさらに力強くなる。そして、後奏へ。この終わり方、大好きだ。本当に素晴らしい。BBガールズによる名作。

 

カナさんがピアノを離れ、マイクを持って立つ。伊藤直輝さんがギターで加わる。今度は3人によるカバーだ。

「夏らしい曲を」と、サーカスの「Mr.サマータイム

たじさんの歌。カナさんの声。直輝さんのささやくような低い声がまたいい。アコースティックギターとこの声だけで夏の切ない熱が伝わってくる。

たじさんの歌を追う二人の声。次いで、三人の声が重なる。

「ウーウウーウウーウウーウウーウ、ウー」もいい。

詞は取り返しのつかないことをした後悔と、消えることのない罪の意識を嘆く。

2番では強く重なるたじさんとカナさんの声。それに続く直輝さんの声が追いついてくる。

転調も素敵だ。つらく切ない暑さはそのままに、盛りあがっていく。

最後はたじさんが強い声から伸ばしていき、高音のカナさんと低音の直輝さんを待って一つになった。

このお三方は去年まで「元祖OPP!」というラジオ番組をいっしょにされていた。生歌コーナーでリクエストを受け付けてくださって、鍵盤ハーモニカの見せ場がありそうな竹内まりや「駅」、たじさんの声で聴きたかったYEN TOWN BAND「swallowtail butterfly ~あいのうた~」、低音のたじさんを知りたくて中森明菜「TANGO NOIR」、切なくて青いヨルシカ「ただ君に晴れ」をカバーしていただけた。お時間のない中、大変だったでしょうに。なんてぜいたくな企画だったことか。あらためまして、ありがとうございました。

 

舞台の転換や曲の合い間になると、ひとりでに「瑠璃色の地球」の感慨がよみがえってくる。こみ上げてくるものがある。それを抑えるのが大変だ。抑えるのがもったいないという気持ちさえわいてくる。余韻がすごくて、ずっと泣きそうだ。

 

 

BBガールズのステージ。

たじさんは敷居の前まで出て、右の方にマイクスタンドを置く。

イントロ。カナさんのピアノがオシャレでかっこいい。音も手の動きも。

「苦い林檎酒」

近い。2メートルもない先でたじさんが歌ってる。客席との段差もない。この会場「なごみ工房 ~笑む」にはあると聞いて期待していたピアノも、この距離で横から見れる。不思議な感覚がしてくる。今日って、BBガールズが売れてから伝説になるイベントなのでは。

たじさんが「カナ」と示す。温かい拍手が起きる。ここのソロがまたいい。

その間奏をはさむたじさんの自由なスキャット。これを多くの人に聴いてもらいたい。

BBガールズのお二人の魅力がつまった曲だと、今日もまた思わせてもらえた。

 

最初のピアノの高音三つでハッとした。

「透明な水」

ピアノを生かす選曲だ。今日ならではじゃないか。どうして予想できなかったのか。

次第に高鳴るカナさんのピアノ。それに負けるようなたじさんのボーカルじゃない。ピアノと歌が調和している。「透明な水」の世界にもなっている。コーラスで合わさる声も美しい。

サビの繰り返しに入る前、カナさんのピアノがテンポを緩める。それとぴったり寄り添うたじさんの歌。最後のコーラスが終わる。「あなたをこんなにもーーーーー」しぜんでさりげないビブラート。そこでゆっくりと高く上っていくピアノ。優しいタッチの後、ピアノが消える。「愛してーーるーーーーーー」たじさんの声だけが聴こえ、その後にあの三つの音が帰ってくる。それからカナさんの右手が鍵盤を泳ぐ。やさしい波が寄せるような、ゆっくりときれいな高音。それに乗せてたじさんはハミングからスキャット

素晴らしい。今日あれだけよかった曲がたくさんあって、まだこんなにすごいのが聴けるなんて。生ピアノだけでの「透明な水」。今日だからこその。聴けてよかった。

 

たじさんがいつの間にかスタンドからマイクを抜いている。ビート。お二人とともに客もカウントを数える。

「まだまだGIRLでいいかしら」

会場の特性に合わせてなのだろう、たじさんのマイクの音量がいつもより小さい気がする。もちろんそれでもしっかり歌は届く。そして、それだけではなく、近い会場の前の席の特権として、マイクを通した声と生の声が両方聴こえてる感覚がある。これもファンにはめっちゃうれしいやつ。

いつ聴いても気持ちいいサビに突入するリズム。

淡路島でも客席に巻き起こるサビの手振りの渦。

間奏。「イェー、オン・キーボード、カナーっ」「カナーっ!」

カナさんは両手で交互に叩くように鍵盤を低く下りていく。最も低いあたりも響かせる。アバンギャルドという単語が浮かぶ。何も難しいことはない。このハジケっぷり。カナさんもたじさんも笑ってる。ああ、楽しい! 今日の名場面がまた増えたぞ。

「白い」「花の」で「ダダッ」って弾くのも大好き。たじさんが最後の繰り返しの歌い方。カナさんはグリッサンド。もう一度グリッサンドが来る頃には、たじさんの力強いスキャットだ。その声を伸ばし、上げていき、さらに震わせる。BBガールズが視線を合わせ、たじさんが跳んで「フーッ!」って着地した瞬間に最後の音。

「たじーっ!」「カナーっ!」

司会をさえぎってしまった感があるけど、ここで叫ばずいつ叫ぶのだ。

 

 

すでにポンポンが行き渡っている。フィナーレは山下圭志さん「虹色のパレード」

masaeさんとともに、BBガールズ、あきさん、籾井優里奈さんもダンサーとして参加。カナさんとたじさんはそれぞれマイクを持っている。生コーラスが聴けるのだ。この曲はBBガールズが入るといっそう心地よくなる。

正面のカナさんをお手本に踊る。これもまだ練習が要る。

サビのコーラス。歌詞があるところはもちろんのこと、BBガールズが「フッ フッ」って入れるだけでこんなにも豊かになる。

客席に入って歌うKCさん。「友達になれるから」のところで僕の体を揺する。今日もいろいろと気にかけてくださって、とてもありがたい。

最後に「コーラス、BBガールズ」って言ってくださったのもうれしかった。

 

 

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BBガールズの土曜パームトーン劇場(2019年7月6日) アーカイブ視聴

行きたかったですが、どうしても行けなかったので、FRESH LIVEのライブ中継アーカイブを見て、2019年7月のBBガールズ 土曜パームトーン劇場の感想を書きます。いつもより簡易的な書き方になってしまいますけれども。

 

七夕前日ということで、宇宙の星々や銀河がプリントされた衣装。カナさんはワンピース。たじさんは上が白の半袖で、下が宇宙のスカート。目に入っている範囲では、たじさんのスカートの方が明るい色使いに見える。

 

「もっとオールドファッションド」

たじさんの1番の歌い方がいつもよりサバサバした感じ。

間奏でリズムに乗らずに動きを止めるのも珍しい。

 

「それはウソじゃない!?」

カナさんが楽しそうに弾き始める。座りながらでも曲に合わせて向きを変えるのもいいな。

僕ならもっと手拍子して聴きたい感じ。

たじさんはかわいくとか色っぽくとかいたずらっぽくとかではなく、貫禄を感じさせる歌い方。低音を利かせている。「シュビドゥビドゥビドゥバッパー」の前に吐息をはさむの好き。3つめの「シュビドゥビドゥビドゥバッパー」から高い声を使い出してハッとさせる。

 

「ガーディアン・エンジェル」

お二人ともステージに出ているのに、いや、たじさんが後から登場する形のときを含めても、「ガーディアン・エンジェル」のイントロでBBガールズが手拍子しないことってあっただろうか。最近すっかり定着しているから僕が忘れているだけか。それとも、新しい演出か。客席の方が先に手拍子を始め、それからたじさんも手拍子。

6月の土曜パームトーン劇場で生まれ、わくわく梅小路フェスを経て洗練された、守護天使の羽の振り付け。

 

MC。

今日のカナさんはセクシー宣言。

 

「離れてもそばにいて」

カナさんのピアノが他の楽器より目立っている。いいなあ。

たじさんは久しぶりに、アメリカのショーでスポットライトを浴びている歌姫のイメージ。余裕を持って客に微笑みかけていく。歌唱力に自信があるからこそ、と映る。

この曲はじっくり聴き入りたいところ。

 

「苦い林檎酒」

「離れてもそばにいて」からの流れで、カナさんのキーボードがいつも以上にしっかり存在感を持って耳に流れ込んでくる。

たじさんは「小さな優しさで酔えるけど」の「け」で、kの音を発音しないような歌い方を見せる。

間奏でのたじさんのスキャット。急にテイストを変えて澄んだ高音にする。こういうのを聴くと、「二度と同じ演奏はない。同じ曲でも毎回違う。ライブは生き物だ」と改めて痛感する。やはりBBガールズは生で聴きたい。そう思えるライブができるお二人なのだ。

また後奏のスキャットの素晴らしいこと。たじさんの歌の力を強くアピールできる見せ場だ。聴いていて元気が出てきた。

 

「透明な水」

白い円に浮かんだカナさんが前奏をつむぐ。たじさんは赤い照明に染まったシルエットになって揺れている。カナさんの前奏の最後から二番目の音でたじさんにスポットが当たり、最後の音でカナさんのスポットも明るさを増す。

「心を知りたくて」の「て」が、歌のヒロインの心の揺らぎを表しているようだ。

 

「ひらいたトランプ」

お辞儀をした姿勢のままでいたたじさんが、リズムに乗り出す。これくらいの切り替えはもうお手の物だ。

カナさんは丁寧に弾いている感じ。コーラスもいっぱい聴ける。カナさんのピアノとお二人のハーモニーを印象づけられる曲だ。

そして、たじさんは強気に男をなじる詞を体現するボーカル。

後奏の英語詞もスキャットもまたもや素晴らしく、それをカナさんのピアノがさらに魅力的にしている。これもまさにBBガールズ。

 

7曲目が終わったところなので、お二人は衣装を変えに行く。ここは大声援で送り出したいところ。

 

インターバルの照明に新たな工夫があった気がする。右と左を交互に照らす。カナさんとたじさんの居場所を示しているようで印象強い。

 

 「長いMC」

 

新しい衣装でのお出まし。わくわく梅小路フェスのブースに出展されていたという、紫が基調で緑も大きめに入ったノースリーブのドレス。お二人のイメージカラーでもある。たじさんは下に白のTシャツを着ている。もしお二人ともノースリーブのまま着られたら、ユニットの形態は違うけれど、映画の「ドリームガールズ」みたいにいっそうステージで映えるかもしれない。

生で見れていたら、カナさんの髪や耳飾りの様子ももっとわかったことでしょう。

 

七夕のお話。

 

たじさんが「そろそろ息合うかどうかちょっと試してみてもいいですか?」と客席に語り掛け、カナさんは高いきれいな音を弾いている。ここは即座に拍手で応えたいところ。

 

カウントから入って「フッ フー フッ フー」と声を合わせるお二人。それがもっと続くと思いきや、早く切ったたじさんが「私 ついて行くわ」と歌い出す。「ほんと」とカナさん。カラオケで歌うとき( )付きで書かれている部分の詞をカナさんが歌い、かけ合いになるのだ。BBガールズがカバーするのにふさわしい。

「乙女座 宮」

原曲は山口百恵

「今から旅に 出ようとあなたが もしも誘ってくれたら」

最後の「たら」をたじさんが実に優しくかわいく歌う。これにはやられてしまった。もうこの時点で原曲を超えている。BBガールズの曲で近いのは、「恋してオムレツ」か。かわいくて幸せな曲。

「幸せを探しにゆくの」と下げた語尾の響きの豊かさ。

「さーああー 流星に乗ってーーー」からのサビ。カナさんが細かく奏でるきれいな音が、星のきらめきを表しているようだ。

「銀河大陸ぅ」のつやつやした語尾がまた素敵。「星のぉーっ」もまたまたいい。

間奏のカナさんもまたたく星の世界。

僕の今月のカバー曲予想は、「乙女座 宮」と、小林泉美の「Dancing Star」だった。めずらしく1曲当たった。星ですぐ思い付いたいい曲だし、ラジオ「BBガールズのまだまだGIRLでいいかしら」でたじさんが「マイドンさんが浮かぶ」とおっしゃってたから。マイドンさん、獅子座の化身っぽいもんね。

とにかくこれは名演! 数あるBBガールズによる名カバーの中でも特に大好き。いつか絶対生で聴きたい!

 

カナさんが「ささのはさらさら」の「たなばたさま」を弾く。過去に何度かあったように、曲はそこからまたしても見事な変身をとげる。

 「瑠璃色の地球

「夜明けの来ない夜は無いさ」

この歌い出しだけで一気に泣けてきた。今の僕の心にはいちばん刺さる。

ついさっきまで「乙女座 宮」で幸せな気分だったのが、一気に「瑠璃色の地球」の世界だ。その中に僕がいる。

松田聖子のカバーだけれど、僕が好きなボーカリストが僕が好きな声で歌っているから、歌詞が何倍も素直に心に入ってくる。深く沁みてゆく。

僕が好きなボーカリストは、壮大な天から見つめる聖母のように、あるときは地球を代表する凜とした女性のように、かと思えば「あなた」に寄り添う身近で大切な存在のように、声の表情を変えてゆく。ほんのちょっと前、「ささのはさらさら」を聴いているときはおさない少女のような顔をしていたのに。

やがて僕が好きなピアニストによる後奏。宇宙を感じさせるような、生命を思わせるような、時間が続いてゆくことを教えているような、繰り返し。

何ということだ。もう1曲のカバーもとてつもなくすごいじゃないか。これもいつか生で聴けたらな。「悩んだ日」や「哀しみにくじけそうな時」、このカバーを思い出せばいい。ありがとうございます。

 

高いきれいな音。ここはこの曲しかない。

「夜明けの月に」

BBガールズのオリジナル曲。希望の歌。

お二人の声が重なる。「この胸の愛しさを 歌に乗せて」

「歌に乗せて」の優しさが、心をほどく。そこから何もかもがあたたかく感じられる。ホーンの音も。背景の星は青くても。「もしひとりになっても」

「すぐに朝は来るから 震えないで」

朝は来るんだ。夜は明けるんだ。そう勇気づけてもらえた。

 

カナさんのピアノが高音を奏でる。そして、前奏へ。

めずらしく、曲紹介なしでの「陽だまりの鳥」

今の僕にとって、「夜明けの月に」「陽だまりの鳥」という並びは最高だ。BBガールズのラジオにも、この2週、この順番でリクエストを送った。

カナさんのピアノだけで、カナさんのコーラスも入って、この曲が聴けるありがたさを、あらためて感じる。

「あなたの背中が 浮かんで消え たぁ」かすらせた弱いたじさんの声が哀しい。

少し前に、この曲の「あなた」は恋愛の対象にかぎらないと、気づかせてもらえた。亡くなった大事な人かもしれないし、もう会えなくなった友達かもしれない。

湧き上がる繰り返し。カナさんは今月は高い方でコーラスだ。たじさんの語尾に泣き声が混ざる。「あーーーなたのーせーなかがーあ~あ」というフェイク。このところ変化している最後のスキャットは、全身で泣くような太い声からなめらかに「ンーーー」というハミングに移り、さらに「ウーーーーーーーー」という澄んだ高音になる。これだけ伸ばして弱めていっても、声はきれいなまましっかり届く。このボーカルのすごさよ。

 

たじさんの影が左手を上げている。

「風のファンタジスタ

「陽だまりの鳥」に続く王道の並び。今日久々の力強い曲になっていく。

カナさんがソロを少し変えた気がする。

この後奏もすごい。強い声を長く長く伸ばし、自由自在に揺らすし上げるし。

最後はカナさんの調べに合わせて曲線的に体を動かしていたたじさんが、ひきよせた夢を掲げるように左の拳を上げていく。

 

終盤に入る短いMC。

「たじちゃんは?」「スター」

「カナちゃんは?」「天才」

というコール&レスポンス。

そんなことは言えといわれなくても、ずっと心の中で思っている。

圧倒的なボーカルで惹き付けるたじさんは、僕のスター。まぎれもないスター。

キーボードとコーラスはもちろん、作曲も編曲もこなすカナさんは、天才。普通じゃできないことをやってのける。僕の音楽の知識は乏しいけれど、僕が知るかぎり編曲(アレンジ)とは、前奏や間奏をも含むはず。あのフレーズも、そのメロディも、この盛りあがりも、カナさんがつくっているのだ。

だからこそ、口にするときは気持ちを込めて言いたい。形式的な決まり文句にしたくない。だから僕は、万感の思いを込めて、自分がここぞと思うタイミングで、全てを二文字に託して叫ぶ方が好きだ。

「たじーっ!」

「カナーっ!」

 

クランベリージャム」

こんなに後ろで歌われることはめったにない。

おしゃれに軽やかに歌うたじさん。壮大な曲とはまた違う魅力。本当にどんな曲でも、その曲に合ったやり方で歌いこなしてしまうのだ、このスターは。

ステップも手振りも軽快に。わあ、たじさんが回ったぞ! これは是非、定番にしてほしい動き!

「朝が来て醒めてしまうもの~おー」とフェイクもはさむ。カナさんの音色もグリッサンドも本当に好き。たじさんの腕の動きの美しさ。

「one more love love love love」と、いつもよりloveがひとつ多いのが今日のレシピ。

 

「人生はミラーボール」

いつもより落ち着いた感じ。たじさんが客席にレクチャーするような動きでノせていく。

かと思えば、「あなた次第」を伸ばすところで「あーなたしだーーーーーーーーーあ~あ~い」とフェイクを入れる。間奏のカナさんに注目させるために退いていた舞台左後方から、おどけてペンギンみたいなちょこまかした動きでセンターに帰ってくる。

たじさんが客席に知らせて煽って「BBガールズ!」

声を合わせるところでカナさんは鍵盤から両手を離し、人差し指を出して上げる。そこから自然な動きでグリッサンドに続く。こういうところにも天才を感じる。

 

「ノっていきましょう! 『平成ガール』!」

カナさんの前奏がいつも新鮮だ。わくわく梅小路フェスのバンドバージョンを見たからというだけではない気がする。毎回どこかは変えてるんじゃないだろうか。

シンバル?を含んだようなビートが目立つ。「いつの間にやら夜みたーあーぃ」に「アー」と付け足したたじさんの声が繰り返し響く。

バンドではないので、「Love Love Love Machine」からのカナさんのコーラスは控えめ。と思ったら左の駆け上がるグリッサンドだ。

たじさんの最後の「アーイ」がまた響いて後奏へ。カナさんの左手が低音を加える。この後奏、タイムマシンのイメージを感じる。明治 大正 昭和 平成を飛び越える歌だもんね。

 

「ワン トゥ ワン トゥ」のカウントからカナさんの前奏。

「まだまだGIRLでいいかしら」

本編の最後に帰ってきた。あまり慣れていないお客さんへの配慮も感じさせていたたじさんが、2番からアクションが大きくなる。たじさんが客席をノせているのか。客席がたじさんをノせているのか。

全部ひっくるめた迫力。その中でも「おおっ!」と思わせるカナさんの彩りがある。

 

アンコール。

今日この後にある京都ミューズホールでのライブ、明日のゼスト御池わくわくシティーパーク、来年2月9日(日)の同じくMUSEでのライブの告知。

 

「恋してオムレツ」

今月取ってあったのは、この曲。アンコールで歌われるのは、僕が初めて見に行った去年3月以来だ。

1番の「ワー」でのカナさんの振り付けが、静止バージョンで復活。

間奏での言葉。「毎月毎月このイベントは続いていきますので、よかったらみなさん毎月の楽しみにしていただければなと思います。今日はありがとうございましたー!」

3番の「イェイ」。カナさんはもちろんダブルピース。たじさんもその場で、左手だけでなくマイクを持った右手でもピース。

最後にたじさんがキーボードのそばへ寄り、お二人が片手ずつを上げるあのポーズ。

 

「ラジオを通じて、ネットを通じて、どこへでも飛んでいけるよっていう思いでつくった『境界線はいらない』という曲でお別れしたいな、と思います」

たじさんが客席を引っ張りつつ、丁寧に歌っていく。

たくさんの手が揺れていたはず。今日もいいライブになった。

 

いや、今日のライブはいつも以上にすごかった。カバーも最高に素晴らしかった。僕の心にしっかり残る。

 

こんなにすごいライブを、生で見れなかったなんて。

本当は7月6日と7日でBBガールズのライブに3つ行く予定だった。ものすごく悔やまれる。でも、どうしても無理だったのだ。

このライブ映像を見て元気になれたし、もう見逃さないようにまたライブに通おう。

 

 ライブのアーカイブ映像はこちらです。

freshlive.tv

観た映画リスト

  

 

あーす

ああ独身

Aardman Collection

ああ爆弾

アイアン・シーク

アイアン・ジャイアント

AIKI

愛されちゃって、マフィア

愛してる、愛してない…

アイズ ワイド シャット

アイデン&ティティ

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

愛と青春の旅だち

愛の嵐 <ノーカット完全版>

愛のコリーダ 2000

愛の新世界

愛のメモリー

逢いびき

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング

I love ペッカー

アウトレイジ

アウトロー

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青い珊瑚礁

青い自動車

青い春

青いパパイヤの香り

青 chong

赤い航路

赤い風船

赤毛のアン

赤ずきんちゃん

赤ちゃん教育

赤ひげ

明るくなるまでこの恋を

アキラ AKIRA

悪魔のいけにえ

悪魔の水車小屋

悪魔の毒々モンスター

悪名

アサシン

あしたのジョー

明日に向って撃て!

アタック・オブ・ザ・キラートマト

アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン

アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ

アタック・ナンバーハーフ

頭山

アダムス・ファミリー

アダムス・ファミリー

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熱いトタン屋根の猫

アトランティック・シティ

アナスタシア

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あなたが寝てる間に…

あなたにも書ける恋愛小説

アナと雪の女王

アナライズ・ミー

アニバーサリーの夜に

アニマルマン

アニー・ホール

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

姉のいた夏、いない夏。

あの頃ペニー・レインと

あの子を探して

あの娘と自転車に乗って

アバウト・ア・ボーイ

アバウト・タイム 愛おしい時間について

網走番外地

暴れん坊兄弟

アパートの鍵貸します

アヒルと鴨のコインロッカー

アビス

アフター・アワーズ

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アマデウス

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荒ぶる魂たち

荒武者キートン

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歩いても 歩いても

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ある天文学者の恋文

アルナーチャラム 踊るスーパースター

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暗戦 デッドエンド

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アンナマライ

アンブレイカブル

 

 

  

 

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伊賀忍法帖

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生きる

生きるべきか死ぬべきか

イコライザー

イコライザー

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イヌとイタリア人、お断り!

犬の生活

イノセント

イヴの総て

イマジン ジョン・レノン

いまを生きる

妹の恋人

イリュージョニスト

イル・ポスティー

イン&アウト

イングロリアス・バスターズ

インサイド・ヘッド

インターステラー

インディ・ジョーンズ 最後の聖戦

インデペンデンス・デイ

インテルビスタ

イントレランス

インファナル・アフェア

インビジブル

 

 

  

 

ウィスキー

ウェイクアップ! ネッド

ウェインズ・ワールド

ウェインズ・ワールド2

ウエスト・サイド物語

ウェディング・シンガー

ウェディング・プランナー

ウォーターボーイ

ウォーターボーイズ

ウォータームーン

ウォールフラワー

ウォレスとグルミット 危機一髪!

ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー

ウォレスとグルミットのおすすめ生活

ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

うさぎとかめと花火合戦

うずまき

うたかたの日々

歌ふ狸御殿

宇宙人ポール

宇宙大戦争

ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう

うなぎ

ウホッホ探険隊

生まれてはみたけれど

海の上のピアニスト

海辺の家

海辺のポーリーヌ

裏窓

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

麗しのサブリナ

ウンタマギルー

運動靴と赤い金魚

運命じゃない人

運命の逆転

 

 

  

 

永遠のマリア・カラス

eiko

栄光のスタジアム 大リーグへの道 

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ

エイトメン・アウト

エイプリルの七面鳥

エイミー

エイリアン

「A」

A.I.

エーゲ海に捧ぐ

エグゼクティブ・デシジョン

SF新世紀レンズマン

エスケープ・フロム LA

エステサロン ヴィーナス・ビューティ

エターナル・サンシャイン

XYZマーダーズ

Hな彼女の見つけ方 マシューの童貞卒業物語

エデンの東

江戸川乱歩劇場 押繪と旅する男

江戸川乱歩劇場 恐怖奇形人間

エドtv

エネミー・ライン

エノケンの猿飛佐助

エノケンのざんぎり金太

エノケンのちゃッきり金太

エノケンのどんぐり頓兵衛

エノケンの法界坊

エノケンのホームラン王

エバー・アフター

江分利満氏の優雅な生活

エベレスト

エマ

エマニエル夫人

エリザベス

エリン・ブロコビッチ

LAコンフィデンシャル

エル・スール

エルフ ~サンタの国からやってきた~

エンジェルス

エンジェル、見えない恋人

エンゼル・ハート

エンド・オブ・デイズ

エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?

 

 

  

 

オアシス

お熱いのがお好き

おいしい生活

黄金

黄金狂時代

黄金の王様

牡牛のフェルディナンド

王手

狼と赤ずきん

大阪極道戦争 しのいだれ

大阪ハムレット

オースティン・パワーズ

オースティン・パワーズ ゴールドメンバー

オースティン・パワーズ デラックス

OH!タカラヅカ

オーバー・ザ・トップ

OPEN HOUSE

オープン・ユア・アイズ

オール・アバウト・マイ・マザー

ALWAYS 三丁目の夕日

オール・ザット・ジャズ

オールド・ルーキー

おかえりなさい、リリアン

おかしな奴

丘の家のジェーン

沖縄を変えた男

奥様は魔女

鴛鴦歌合戦

おしゃれ泥棒

オズの魔法使

恐るべき子供たち

お茶漬の味

夫たち、妻たち、恋人たち

おっぱいとお月さま

おっぱいバレー

オテサーネク

おとぎ王国

男たちの挽歌

男と女

男のゲーム

おとなのけんか

大人は判ってくれない

踊る大走査線 THE MOVIE

踊るニワトリ

踊れトスカーナ

鬼火

お引越し

お風呂なんて大嫌い

オペラハット

溺れる魚

おまけつき新婚生活

おもひでぽろぽろ

親指スターウォーズ

親指タイタニック

オリエント急行殺人事件

オリバー ニューヨーク子猫ものがたり

オルフェ

俺たちに明日はない

俺達に墓はない

俺たちフィギュアスケーター

女ガンマン 皆殺しのメロディ

女と男のいる舗道

女番長  野良猫ロック

お笑い捕物帖 八ッあん初手柄

女の賭場

On Your Mark

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

 

 

  

 

Curve

ガープの世界

カーラの結婚宣言

ガールズ&パンツァー 劇場版

ガールファイト

ガールフレンド:ストラトス

外人球団

海賊版=BOOTLEG FILM

怪盗ブラックタイガー

怪盗ルビイ

カイロの紫のバラ

カウガール・ブルース

帰ってきたMr.ダマー バカMAX!

帰らざる河

蛙になったお姫さま

隠し砦の三悪人

陰日向に咲く

風花

カサブランカ

カサンドラ・クロス

樫の葉が落ちるまで

カジュアリティーズ

カスケーダ

数に溺れて

ガス人間第1号

風と共に去りぬ

風の谷のナウシカ

家族ゲーム

家族シネマ

かぞくのひけつ

片腕マシンガール

カタクリ家の幸福

語るべきか、あるいは語らざるべきか

カッコーの巣の上で

勝手にしやがれ

河童のクゥと夏休み

悲しきヒットマン

カニ

彼女が水着にきがえたら

彼女は最高

カフカ 田舎医者

カポーティ

窯岡刑事

蒲田行進曲

カミーユ・クローデル

紙ひこうき

紙屋悦子の青春

髪結いの亭主

ガメラ 大怪獣空中決戦

ガメラ2 レギオン襲来

ガメラ3 邪神覚醒

カメラを止めるな!

カメラを止めるな! リモート大作戦!

仮面ライダー THE NEXT

かもめ食堂

花様年華

カラー・オブ・ハート

カラオケ

カラスが多すぎる

硝子の塔

ガラスの動物園

カラヴァッジオ

ガリヴァー旅行記

カリフォルニア・ドールズ

ガルシアの首

カルテット

華麗なるギャツビー

華麗なるヒコーキ野郎

ガンガ・ディン

歓喜の歌

完全なるチェックメイト

カンゾー先生

神田川淫乱戦争

カンニング・モンキー 天中拳

がんばっていきまっしょい

がんばれ! ベアーズ

がんばれ! ベンチウォーマーズ

カンフーハッスル

 

 

  

 

キートンのカレッジ・ライフ

キートンのセブン・チャンス

キートンの探偵学入門

黄色い涙

黄色い風土

飢餓海峡

きかんしゃ やえもん D51の大冒険

菊次郎の夏

喜劇王

喜劇 とんかつ一代

危険な関係

危険な情事

キサラギ

木更津キャッツアイ 日本シリーズ

岸和田少年愚連隊

岸和田少年野球団

奇人たちの晩餐会

キスより簡単

奇蹟の輝き

ギター弾きの恋

キタキツネ物語

気狂いピエロ

鬼畜

キック・アス

キック・アス ジャスティス・フォーエバ

キックボクサー

キッズ・リターン

キッド(1921年)

キッド(2000年)

きっと、うまくいく

軌道からの帰還

ギフト

ギブリーズ episode2

希望の街

君がいた夏

きみに読む物語

君の名は。

君も出世ができる

逆噴射家族

キャスパー

逆境ナイン

キャッチボール屋

彼奴を逃すな

キャノンボール

キャノンボール

キャプテン

キャプテン・スーパーマーケット

ギャラクシー・クエスト

キャリア・ガールズ

キャリー

ギャング・オブ・ニューヨーク

キューティーハニー

キューティ・ブロンド

キューティ・ブロンド ハッピーMAX

CUBE

凶気の桜

教祖誕生

きょうのできごと

巨星ジーグフェルド

キラー・クイーン 舌を巻く女

キラーコンドーム

嫌われ松子の一生

ギリーは首ったけ

桐島、部活やめるってよ

霧の旗

キリン

キリング・ミー・ソフトリー

斬る

ギルバート・グレイプ

キル・ビル

キル・ビル Vol.2

きれいなネコにはトゲがある

疑惑

銀河鉄道999

キンキーブーツ

金魚の一生

キング・オブ・コメディ

キングピン ストライクへの道

禁じられた遊び

キンダーガートン・コップ

銀のエンゼル

金融腐蝕列島 呪縛

 

 

  

 

クイーン・コング

クイック&デッド

空気人形

空中レヴュー時代

クール・ランニング

グエムル 漢江の怪物

グッドフェローズ

グッドモーニング

くノ一淫法 百花卍がらみ

グミ・チョコレート・パイン

雲の上団五郎一座

蜘蛛巣城

クラークス

クライ・ベイビー

暗くなるまで待って

暗くなるまで待てない!

クラッシュ(1996年 カナダ)

クラッシュ(2003年 日本)

クラッシュ(2004年 アメリカ ドイツ)

クラム

グラン・トリノ

グラン・ブルー <オリジナル・ヴァージョン>

クリード 炎の宿敵

クリーン,シェーブン

グリーンマイル

クリスティーナの好きなコト

クリフハンガー

グリマーマン

クリミナル・ラヴァーズ

クリムゾン・タイド

グレアム・ヤング毒殺日記

クレイジー・イングリッシュ

グレイスランド

グレイテスト・ショーマン

クレイドル・ウィル・ロック

クレイマー、クレイマー

クレージー大作戦

グレート・ブルー

クレしんパラダイス! メイド・イン・埼玉

紅の豚

グレムリン

クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲

クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん

クレヨンしんちゃん 爆発! 温泉わくわく大決戦

クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝

黒い画集 あるサラリーマンの証言

黒い十人の女

グローイング・アップ ラスト・バージン

黒蜥蜴

クロモフォビア

 

 

  

 

刑事物語

KT

軽蔑

競輪上人行状記

激突!

激突! 殺人拳

けっこう仮面

結婚哲学

月世界旅行

ゲット・ア・チャンス!

ゲット・オン・ザ・バス

ゲット・スマート

月曜日のユカ

ケロッグ博士

けんかえれじい

県警対組織暴力

建築家の腹

現金に体を張れ

現金に手を出すな

 

 

  

 

恋する遺伝子

恋する女たち

恋する惑星

恋に唄えば♪

恋におちたシェイクスピア

恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ

恋は五・七・五!

恋は邪魔者

恋はデジャ・ブ

恋は負けない

恋人たちの予感

こいびとのみつけかた

恋人よ帰れ! わが胸に

GO

go

絞殺魔

河内山宗俊

校長先生とクジラ

幸福の鐘

荒野の七人

荒野のストレンジャー

荒野の用心棒

ゴージャス

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊

ゴースト ニューヨークの幻

ゴーストバスターズ

ゴースト・ワールド

コーヒー&シガレッツ

ゴールデン・ボンバー

ゴーレム パイロット版

コーンウォールの森へ

コーンヘッズ

五月のミル

小熊物語

門島

極楽特急

地上より永遠に

心と体と

50回目のファースト・キス

ゴジラ

ゴジラ2000 ミレニアム

ゴジラVSビオランテ

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦

ゴジラメカゴジラ

ゴジラ FINAL WARS

ゴジラモスラキングギドラ 大怪獣総攻撃

五線譜のラブレター

蝴蝶の泉

コックと泥棒、その妻と愛人

ゴッド・アンド・モンスター

ゴッドファーザー

ゴッドファーザー PARTII

子連れ狼 三途の川の乳母車

孤独のススメ

琴と少年

子どもの形而上学

子猫物語

この愛の物語

この世界の片隅に

この窓は君のもの

この森で、天使はバスを降りた

(500)日のサマー

500ページの夢の束

瘤取り

コブラ

コミック雑誌なんかいらない!

ごめん

子守歌

御用金

コヨーテ・アグリー

コリン・マッケンジー もうひとりのグリフィス

殺しのドレス

殺しの烙印

殺し屋1

こんにちはチェブラーシカ

 

 

  

 

サークル・オブ・フレンズ

search サーチ

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最強のふたり

サイコ

最高の人生の見つけ方

最後の盗み

最後の一葉

最後の誘惑

サイコ・ビーチ・パーティー

最終絶叫計画

SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~

サイボーグ

サイモン・バーチ

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ザ・インターネット

サウスパーク <無修正映画版>

THE 有頂天ホテル

サウンド・オブ・ミュージック

酒井家のしあわせ

佐賀のがばいばあちゃん

ザ・カンニング アルバイト情報

櫻の園

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酒とバラの日々

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さざなみ

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ザ・シークレット・サービス

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殺人狂時代 (1947年 チャップリン

殺人狂時代 (1967年 岡本喜八

殺人の追憶

ザッツ・エンターテイメント

ザッツ・エンターテイメント PART2

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サディスティック・ミカ・バンド

座頭市

里見八犬伝

ザ・ドリフターズの極楽はどこだ

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「さよなら」の女たち

さらば箱舟

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サラリーマン手帳 坊ちゃん社員とぼんぼん社員

ザリガニの鳴くところ

猿と満月

猿の惑星

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

ザ・ロック

ザ・ワン

残酷・異常・虐待物語 元禄女系図

三国志 第一部 英雄たちの夜明け

三国志 第三部 遙なる大地

三国志 第二部 長江燃ゆ!

三十九夜

三十四丁目の奇蹟

サンセット大通り

サンタのプレゼント

サンドイッチの年

三匹の子ぶた

秋刀魚の味

三文役者

 

 

  

 

THE ICEMAN 氷の処刑人

幸せになる彼氏の選び方

幸せの1ページ

幸福の黄色いハンカチ

幸せのポートレート

Gガール 破壊的な彼女

GTO

シー・デビル

ジーパーズ・クリーパーズ

ジェネシス

ジェネックス・コップ

シェルブールの雨傘

視角の外

シカゴ

死刑執行人もまた死す

死刑台のエレベーター

地獄

地獄に堕ちた勇者ども

地獄のデビル・トラック

地獄のバスターズ

地獄の黙示録

シコふんじゃった。

醜女の深情け

シザーハンズ

仕立て屋の恋

七人の侍

七年目の浮気

シックス・センス

シックス・デイ

16ブロック

6ixtynin9

知ったこっちゃない

シド・アンド・ナンシー

死に花

死ぬまでにしたい10のこと

SIVA

死への逃避行

シベリア超特急

シベリア超特急 <ディレクターズカット アメリカ版>

シベリア超特急

死亡遊戯

市民ケーン

ジム・キャリーはMr.ダマー

下妻物語

ジャイアン

ジャイアント・ピーチ

シャイニング

シャイン

蛇鶴八拳

社葬

ジャック・サマースビー

ジャッキー・ブラウン

ジャニス リトル・ガール・ブルー

シャブ極道

しゃべれども しゃべれども

シャム猫

Jam Films

Shall we ダンス?

Shall we Dance?

シャロウ・グレイブ

ジャングル・ジョージ

ジャングル・ブック

ジャンヌ・ダルク

ジャンプ

シュア・シング

13日の金曜日

17歳のカルテ

十二人の怒れる男

12人の優しい日本人

18歳の“やっちまえ”リスト

14歳の栞

ジュエルに気をつけろ!

シュガーベイビー

シュガー・ラッシュ

シュガー・ラッシュ:オンライン

十階のモスキート

JUNO

ジュマンジ

ジュラシック・パーク

ジュラシック・パーク III

修羅雪姫(2001年)

シュリ

手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖

シュレック

純喫茶磯辺

蒸気船ウィリー

情熱

少年と自転車

少年メリケンサック

ショウ・ボート

上流社会

少林サッカー

勝利への脱出

少林寺

昭和残侠伝 死んで貰います

照和 My Little Town / KAI BAND

ジョーカー

ショーシャンクの空に

ジョーズ

ジョー・ブラックをよろしく

ショーン・オブ・ザ・デッド

食神

ショコキ!

ショコラ

女囚さそり けもの部屋

女囚701号 さそり

処女の泉

ジョゼと虎と魚たち

女優フランシス

ションベン・ライダー

地雷を踏んだらサヨウナラ

知らなすぎた男

白雪姫(ベティ・ブープ

白雪姫(ディズニー)

シリアル・ママ

知りすぎていた男

死霊のはらわた

死霊のはらわたII

シルビーの帰郷

白い風船

白黒フィルム

新幹線大爆破

仁義なき戦い

仁義なき戦い 広島死闘篇

シング・ストリート 未来へのうた

シングルマン

シン・ゴジラ

ジンジャーの朝 ~ さよなら、わたしが愛した世界

シャーロック・ホームズ おかしな弟の大冒険

新・仁義なき戦い

新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に

人生劇場 新・飛車角

人生劇場 続・飛車角

人生劇場 飛車角

人生劇場 飛車角と吉良常

人生は長く静かな河

シンプル・シモン

シンプル・プラン

シン・レッド・ライン

 

 

  

 

スイート・スイート・ビレッジ

スイート・ムーンライト

スイス・アーミー・マン

スウィート・ノベンバー

スウィンガーズ

スウィングガールズ

スーサイド・スクワッド

ズートピア

スーパーサイズ・ミー

スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!

スーパーマリオ 魔界帝国の女神

ズーランダー

ズーランダー No.2

スカーフェイス

スカウト

図鑑に載ってない虫

好きにならずにいられない

SKIN 短編

スクール・オブ・ロック

スクリーム

スクリーム2

助太刀屋助六

スケバン刑事

スコット・ピルグリム VS.邪悪な元カレ軍団

スコルピオンの恋まじない

洲崎パラダイス 赤信号

スター・ウォーズ <特別編>

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス

スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

スター・ウォーズ ジェダイの復讐 <特別編>

スター・ウォーズ 帝国の逆襲 <特別編>

スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち

スタンド・バイ・ミー

スティル・クレイジー

ステイン・アライブ

スティング

スティング ブルー・タートルの夢

ステューピッド・イン・ニューヨーク

ストーリー・オブ・ラブ

ストップ・メイキング・センス

ストレイト・ストーリー

ストレンジャー・ザン・パラダイス

ストロベリーショートケイクス

スナッチ

砂の器

スネーク・アイズ

スパイダーマン

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

素晴らしき哉、人生!

素晴らしき日

スピード

スペース・カウボーイ

スペーストラベラーズ

すべては海になる

すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

スモーク・シグナルズ

スモール・ソルジャーズ

スライディング・ドア

スラップ・ショット

スラムドッグ$ミリオネア

スリーパーズ

スリープ・ウィズ・ミー

スワロウテイル

 

 

  

 

セイ・エニシング

成功争ひ

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

西部戦線異状なし

セーラー服と機関銃

世界中がアイ・ラヴ・ユー

世界で一番パパが好き!

世界にひとつのプレイブック

世界にひとつのロマンティック

セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ

セックス・アンド・ザ・シティ

セックスと嘘とビデオテープ

切腹

瀬戸内少年野球団

瀬戸内少年野球団 青春編 最後の楽園

セプテンバー

ゼブラーマン

セブン

セレブリティ

セレンディピティ

007 カジノ・ロワイヤル

007 ダイ・アナザー・デイ

1999年の夏休み

戦国自衛隊

戦場のメリークリスマス

全身小説家

潜水服は蝶の夢を見る

セント・エルモス・ファイアー

千と千尋の神隠し

セントラル・ステーション

千年の恋 ひかる源氏物語

戦慄の絆

善良な兵士シュヴェイク1 コニャックの巻

善良な兵士シュヴェイク2 列車騒動の巻

善良な兵士シュヴェイク3 堂々めぐりの巻

 

 

  

 

草原の唄

双生児 GEMINI

続・赤毛のアン アンの青春

続・荒野の用心棒

卒業

その場所に女ありて

空飛ぶネズミ

空飛ぶゆうれい船

Saltburn

それ行けスマート 0086笑いの番号

孫文の義士団

 

 

  

 

ダーク・スター

ダークマン

ターザン

ダーティ・メリー クレイジー・ラリー

ターミネーター

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン

タイ・カップ

第三の男

第十七捕虜収容所

大丈夫日記

タイタス

大脱走

タイタニック

タイタンズを忘れない

大統領の陰謀

ダイナマイトどんどん

大日本人

ダイ・ハード

ダイ・ハード

台風クラブ

大冒険

大菩薩峠

タイムトラベラー きのうから来た恋人

ダイヤルM

ダイヤルMを廻せ!

大誘拐 RAINBOW KIDS

太陽

太陽がいっぱい

タイヨウのうた

太陽の塔

太陽の墓場

太陽を盗んだ男

対話の可能性

ダウン・バイ・ロー

タキシード

タクシードライバー

たそがれ清兵衛

タッカー

タップ

楽しい復活祭

Wの悲劇

TAMALA 2010 a punk cat in space

タランティーノ 映画に愛された男

誰かがあなたを愛してる

誰にでも秘密がある

誰も知らない

タワーリング・インフェルノ

丹下左膳餘話 百萬兩の壺

ダンサー・イン・ザ・ダーク

ダンシング・ヒーロー

探偵シュペイブル

探偵物語

ダンボ

タンポポ

 

 

  

チアーズ!

小さな家

チート

チェイシング・エイミー

チェブラーシカと怪盗おばあさん

地下鉄のザジ

地球は女で回ってる

地球防衛軍

チキンラン

チキン・リトル(1943年)

父親たちの星条旗

血とバラ

父の初七日

地中海殺人事件

ちはやふる 上の句

ちびのヘラジカ モリス

ちびまる子ちゃん

チャーリーズ・エンジェル

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

チャイニーズ・オデッセイ Part1 月光の恋

チャイニーズ・オデッセイ Part2 永遠の恋

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー

チャック&バック

チャップリンの移民

チャップリンの成功争い

忠臣蔵外伝 四谷怪談

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

蝶蜻蛉は虹の夢を見る

蝶の舌

直撃! 地獄拳

直撃! 地獄拳 大逆転

チョコレート

チョコレートドーナツ

チンピラ

沈黙の陰謀

沈黙の戦艦

 

 

  

 

追悼のざわめき

ツインズ

月の輝く夜に

月のひつじ

月はどっちに出ている

つぐみ

椿三十郎

妻は告白する

釣りバカ日誌

 

 

  

 

DOA デッド・オア・アライブ

ディープ・インパクト 

ディープ・ブルー

ティガー・ムービー プーさんの贈りもの

帝都物語

ティム・バートンのコープスブライド

デイライト

デート・ウィズ・ドリュー

刑事まつり

手紙

敵、ある愛の物語

テキーラ・サンライズ

テキサスの五人の仲間

デスプルーフ in グラインドハウス

デスペラード

鉄男 TETSUO

鉄コン筋クリート

鉄道員

DEAD END RUN

DEAD OR ALIVE 犯罪者

デッドマン・ウォーキング

鉄腕投手 稲尾物語

デトロイト・ロック・シティ

てなもんや東海道

デヴィッド・バーンのトゥルー・ストーリー

デビルマン

手袋

手袋の失われた世界

デブラ・ウィンガーを探して

デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?

テルマ&ルイーズ

テルミン

田園交響楽

田園に死す

天空の城ラピュタ

DENGEKI

転校生

転校生-さよなら あなた-

天国と地獄

天国の駅

天国の日々

天国までの百マイル

天山回廊 ザ・シルクロード

天使ガブリエルと鵞鳥夫人

天使行動2

電子頭脳おばあさん

天使とデート

天使にラブ・ソングを…

天使のくれた時間

天使の涙

デンジャラス・ビューティー

デンジャラス・ビューティー

天井桟敷の人々

電送人間

転々

天然コケッコー

 

 

  

 

トイ・ストーリー

トイ・ストーリー

トイ・ストーリー

トイ・ストーリー

トイ・ソルジャー

12モンキーズ

20センチュリー・ウーマン

トゥームレイダー

10日間で男を上手にフル方法

東京画

東京上空いらっしゃいませ

東京ハレンチ天国 さよならのブルース

東京物語

灯台

塔の上のラプンツェル

逃亡者

トゥルーマン・ショー

トゥルー・ロマンス

遠い声、静かな暮らし

トーク・レディオ

トータル・リコール

トーチソング・トリロジー

都会のアリス

ドカベン

時の香り リメンバー・ミー

時をかける少女(1983年)

時をかける少女(2006年)

徳川いれずみ師 責め地獄

独裁者

読書する女

ドグラ・マグラ

独立愚連隊

独立愚連隊西へ

時計じかけのオレンジ

年をとった鰐

どついたるねん

ドッジボール

突然炎のごとく ジュールとジム

どっちにするの。

とっとこハム太郎 ハムハムハムージャ! 幻のプリンセス

とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険

トットチャンネル

トップガン

トップ・ハット

どですかでん

となりのトトロ

となりの山田くん

ドニー・ダーコ

トニー滝谷

ドライビング Miss デイジー

ドライブ・マイ・カー インターナショナル版

ドラえもん のび太と鉄人兵団

ドラえもん のび太の恐竜

ドラゴン怒りの鉄拳

ドラゴン危機一発

ドラゴンボール 神龍の伝説

ドラゴンボール

ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険

ドラゴンボール 魔神城のねむり姫

ドラッグストア・カウボーイ

トラック野郎 御意見無用

トラフィック

ドラムマンz バチがもたらす予期せぬ出来事

トランザム7000 VS 激突パトカー軍団

ドリームガールズ

ドリーム・ゲーム 夢を追う男

ドリーム・スタジアム

ドリフターズですよ! 特訓特訓また特訓

トレインスポッティング

トレマーズ

トロピック・サンダー 史上最低の作戦

泥棒成金

とんかつ大将

冬冬の夏休み

ドンマイ

トンマッコルへようこそ

 

 

  

 

ナイアガラ

ナイトウォッチ

ナイト・オン・ザ・プラネット

ナイトエンジェル

ナイトホークス

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

ナイルの娘

奈緒

長靴をはいた猫 80日間世界一周

眺めのいい部屋

ナチュラ

ナチュラル・ボーン・キラーズ

夏子と、長いお別れ

NANA

ナビィの恋

ナポリの饗宴

なまいきシャルロット

浪商のヤマモトじゃ! 喧嘩野球編

NARUTO-ナルト- 木ノ葉の里の大うん動会

NARUTO-ナルト- 大活劇! 雪姫忍法帖だってばよ!!

 

 

  

 

ニキータ

肉弾

肉屋

ニコ・イコン

虹の女神 Rainbow Song

25年目のキス

26世紀青年

2001年宇宙の旅

二代目はクリスチャン

日本以外全部沈没

日本一の裏切り男

日本一の男の中の男

日本一のゴマすり男

日本一のゴリガン男

日本一のショック男

日本一の断絶男

日本一のホラ吹き男

日本一のヤクザ男

日本のいちばん長い日

ニッポン無責任時代

ニッポン無責任野郎

担へ銃

ニノチカ

2番目のキス

200本のたばこ

日本暴力列島 京阪神殺しの軍団

ニューオリンズ

乳酸菌飲料販売員の女

ニュー・シネマ・パラダイス

ニューヨーク1997

ニューヨーク・ストーリー

N.Y式ハッピー・セラピー

摩天楼はバラ色に

ニワトリに何をしたか

人魚

人魚の踊り

忍者武芸帳

忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動! の段

 

 

  

 

抜き射ち二挺拳銃 

 

 

  

 

猫の恩返し

寝ずの番

ネバーエンディング・ストーリー

ネバーセイ・ネバーアゲイン

ネバーランド

眠狂四郎 無頼剣

眠るパリ

眠れる森の美女

粘土

 

 

  

 

ノアの箱船

ノートルダムの鐘

ノスタルジア

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

のど自慢

能登の花ヨメ

昇り竜鉄火肌

飲みすぎた一杯

野良犬

のらくら

のら猫の日

典子は、今

 

 

  

 

ヴァージン・ハンド

ヴァージン・フライト

ヴァーチャル・セクシュアリティ

バーディ

PARTY7

パーティで女の子に話しかけるには

バード

ハード・キャンディ

Bird Becomes Bird

ハートブレイカ

バートン・フィンク

ハーピア

PERFECT BLUE

バーフバリ  伝説誕生

バーブ・ワイヤー ブロンド美女戦記

パーマネント野ばら

パーマネント・バケーション

バーレスク

π

バイオハザード

灰とダイヤモンド

ハイ・フィデリティ

ヴァイブレータ

House on a Frozen Lake

ハウルの動く城

バウンティフルへの旅

バウンド

博士の愛した数式

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

バカヤロー! 私、怒ってます

バクステール

白線秘密地帯

バグダッド・カフェ

バグダッド・カフェ <完全版>

バグダッド・カフェ <ニュー・ディレクターズ・カット版>

博奕打ち 総長賭博

白昼の死角

博徒

博徒斬り込み隊

幕末太陽傳

パコと魔法の絵本

橋の上の娘

はじまりのうた

はじまりはヒップホップ

蓮池の赤ん坊たち

ハスラー

バタアシ金魚

パターソン

裸の銃を持つ逃亡者

裸の島

裸のランチ

裸足のピクニック

バタフライ・エフェクト

パダヤッパ いつでも俺はマジだぜ!

働き子ぶた

八月の鯨

八月のクリスマス

八月の濡れた砂

87分の1の人生

8人の女たち

バック・トゥ・ザ・フューチャー

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3

バックドラフト

はつ恋

初恋スケッチ ~ まいっちんぐマチコ先生

初恋のきた道

パッション・フィッシュ

初体験 リッジモント・ハイ

パッチ・アダムス

バッテリー

Pat&Mat 雨どい

Pat&Mat 生け垣

Pat&Mat ウィンドサーフィン

Pat&Mat 運動

Pat&Mat 大掃除

Pat&Mat 鍵

Pat&Mat 家具

Pat&Mat ガレージドア

Pat&Mat 金庫

Pat&Mat サイクリング

Pat&Mat 芝刈り機

Pat&Mat 洗濯

Pat&Mat ドア

Pat&Mat 遠出

Pat&Mat 泥よけ

Pat&Mat パンク

Pat&Mat ビスケット

Pat&Mat ビリヤード

Pat&Mat へま

Pat&Mat 幌つき自動車

Pat&Mat 模型

Pat&Mat 屋根

Pat&Mat 寄せ木細工

Pat&Mat レンガ

Pat&Mat ワイン作り

バッド・デイズ

バットマン

バットマン リターンズ

ハッピー・フライト

ハッピィブルー

バッファロー’66

鳩の翼

波止場

バトルランナー

バトル・ロワイアル

バトル・ロワイアル 特別篇

花いちもんめ

花とアリス

花と蛇

花のお江戸の無責任

HANA-BI

ハニーランド 永遠の谷

パニック・ルーム

パパ・カルロ劇場

パプリカ

パペット大騒査線 追憶の紫影

バベットの晩餐会

ハムナプトラ 失われた砂漠の都

ハムナプトラ2 黄金のピラミッド

パラダイス

薔薇の名前

ハリー・ポッターと賢者の石

ハリー・ポッターと秘密の部屋

ハリケーン・クラブ

張込み

巴里のアメリカ人

パリの恋人

巴里の恋愛協奏曲

ハリマオ

春が来れば

遥かなる甲子園

パルコフィクション

パルプ・フィクション

ハロルドとモード 少年は虹を渡る

バロン

ハワイアン・ドリーム

バンクーバーの朝日

バング・ザ・ドラム

パンダコパンダ

ヴァン・ダム IN コヨーテ

パンチドランク・ラブ

バンデッドQ

ハンニバル

ヴァンパイア 最後の聖戦

バンビ

 

 

  

 

HERE WE COME THE 4 SOUNDS

ヒア・マイ・ソング

ビースト 獣の日

ピースメーカー

ピーター・パン

ピーター・パン2 ネバーランドの秘密

ビー・バップ・ハイスクール

ピーピー兄弟

ヒーローインタビュー

ピオネールに入りたい

光と闇の伝説 コリン・マッケンジー

PIGGY ピギー

非情城市

美女と液体人間

美女と野獣(1946年)

美女と野獣 <ラージ・スクリーン・フォーマット>(1991年)

HYSTERIC

ヒストリー・オブ・ザ・ビートルズ

陽だまりの庭で

ビッグ

ビッグ・ダディ

ビッグ・ビジネス

羊たちの沈黙

PITY ある不幸な男

ビデオゲーム THE MOVIE

人でなしの恋

人のセックスを笑うな

ビニール袋の夜

陽のあたる場所

ピノキオ(1940年)

ピノキオ(1996年)

ピノキオ√964

火の鳥 鳳凰

火の鳥 ヤマト編

非・バランス

ビフォア・サンセット

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)

ビフォア・ミッドナイト

緋牡丹博徒 お竜参上

ヒマラヤ杉に降る雪

ひまわり

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~

秘密と嘘

ひみつの花園

101匹わんちゃん

百万長者と結婚する方法

百万弗の人魚

ヒューゴ・プール

病院坂の首縊りの家

評決

秒速5センチメートル

漂白剤

漂流街

ビヨンド・サイレンス

ビリー・ザ・キッド 21才の生涯

昼下がりの情事

ビルとテッドの地獄旅行

ビルとテッドの大冒険

火を噴く惑星

ピンク・フラミンゴ <特別編>

ヴィンセント

ヴィンセントが教えてくれたこと

瓶詰め地獄

ピンポン

 

 

  

 

ファーゴ

ファイト・クラブ

ファイナル・プロジェクト

ファスター・プシィキャット! キル! キル!

ファニー・ページ

ファミリービジネス

ファロウ ずっと一緒に

ファンシイ・ダンス

ファンタジア

ファンタジア2000

ファンタスティック・プラネット

ファントム・オブ・パラダイス

フィールド・オブ・ドリームス

フィガロクレオ

フィフス・エレメント

フィリックスオランダへ行く

フィリックスと海の王様

フィリックスと金のガチョウ

フィリックスのロミオとジュリエット

フィンガー5の大冒険

風雲 ストームライダーズ

風車小屋のシンフォニー

フェイカーズ 4日間で借金を返す法

フェイス/オフ

Famous Fred

フェティッシュ

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

フェラーラ物語

フェリスはある朝突然に

フェリックス・ザ・キャットの五里霧

フォーエバー・ヤング 時を越えた告白

フォー・ザ・バーズ

フォード・フェアレーンの冒険

FALL フォール

フォレスト・ガンプ 一期一会

プカドン交響楽

ブギーナイツ

福田村事件

フグとペンギン

袋小路

ふしぎの国のアリス

不思議惑星キン・ザ・ザ

武士の一分

二つの霜

二人が喋ってる。

ふたりにクギづけ

ふたりの男とひとりの女

普通じゃない

普通の人々

復活の日

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

フットボール

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

不滅の恋 ベートーヴェン

不夜城

フューリー

芙蓉鎮

プライベイトスクール

ブラインド・フューリー

フラガール

BROTHER

ブラス!

プラダを着た悪魔

ブラック・ダリア

ブラック・レイン

フラッシュダンス

ブラッド・スポーツ

フラットワールド

PLANET OF THE APES 猿の惑星

プラネット・テラー in グラインドハウス

フランクリン物語

フランケンシュタイン

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

フランスの想い出

フリークス

ブリグズビー・ベア

ブリジット・ジョーンズの日記

プリティ・リーグ

ブルース・オールマイティ

ブルースが聞こえる

ブルースチール

ブルース・ブラザース

プルートで朝食を

プルートのひな鳥教室

プルーフ・オブ・マイ・ライフ

ブルーベルベット

プルガサリ 伝説の大怪獣

フルメタル・ジャケット

フル・モンティ

フルヴィーネクのサーカス

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

ブレイズ

PLAY BALL

ブレインデッド

ブレーキダウン

ブレードランナー

ブレードランナー <完全版>

ブレードランナー <ディレクターズカット 最終版>

フレンチ・キス

ブロークダウン・パレス

フロム・ダスク・ティル・ドーン

プロメア

文学賞殺人事件 大いなる助走

風櫃の少年

文明からのレポート

 

 

  

 

ヘアスプレー

平成狸合戦ぽんぽこ

兵隊やくざ

ヘイトフル・エイト

ペイネ 愛の世界旅行

塀の中の懲りない面々

ペイバック

ベイビー・ドライバー

ベイビーわるきゅーれ

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー

ペイ・フォワード 可能の王国

ペーパー・ムーン

ベガスの恋に勝つルール

北京原人 Who are you?

北京的西瓜

ヘザース ベロニカの熱い日

ベスト・フレンズ・ウェディング

ベストフレンド

ベティ愛の勝利

ベティと陽気な音楽隊

ベティ日本へ行く

ベティのシンデレラ

ベティのダイエット

ベティ・ブルー 愛と激情の日々

ベティ・ブルー <インテグラル 完全版>

ペット・セメタリー

ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

ヘラクレス

ペリカンとしぎ

ベル・エポック

ベルベット・ゴールドマイン

ベルリン・天使の詩

ペンギン

ベンゴ

ベン・ハー

 

 

  

 

冒険者たち

冒険大活劇 黄金の盗賊

暴走特急

暴力教室

暴力脱獄

ボーイズ・ドント・クライ

ボーイ・ミーツ・ガール

ホームドラマ

ホーム・フォー・ザ・ホリデイ

ポーラX

Born to be ワイルド

ポカホンタス

ボギー! 俺も男だ

牧笛

僕の彼女を紹介します

ぼくの名前はズッキーニ

北北西に進路を取れ

ぼくらと遊ぼう お魚の話

ぼくらと遊ぼう カブの話

ぼくらと遊ぼう 出会いの話

ぼくらと遊ぼう 冬眠の話

ぼくらと遊ぼう ビーバーの話

ぼくらと遊ぼう ヒョウの話

僕らのミライへ逆回転

ボクらはいつでも恋してる! 金枝玉葉

ポケットモンスター ミュウツーの逆襲

星占いで大災難

ポセイドン・アドベンチャー

火垂るの墓

北海ハイジャック

ホット・ショット

ホット・チック

ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!

ボディガー

ボディガード牙

Body Beautiful

ホテル・ニューハンプシャー

ポネット

ボヘミアン・ラプソディ

ボリショイ・バレエ 2人のスワン

ポリス・ストーリー3

ポリス・ストーリー 香港国際警察

ホリデイ

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男

ホワイトアウト

ポワゾン

ホワット・ライズ・ビニース

香港クレージー作戦

香港国際警察 NEW POLICE STORY

ボンテージ・ゲーム

ポンヌフの恋人

ボンベイ

 

 

  

 

マーサの幸せレシピ

マーサ・ミーツ・ボーイズ

麻雀放浪記

マーズ・アタック!

まあだだよ

マイク・ザ・ウィザード

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

舞妓Haaaan!!!

舞妓はんだよ全員集合!!

マイスモールランド

マイ・ネーム・イズ・ジョー

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

マイ・フェア・レディ

マイ・プライベート・アイダホ

マイ・プレシャス・リスト

マイ・フレンド・フォーエバ

マイライフ・アズ・ア・ドッグ

マカロニ

マキシマム・リスク

マグノリア

魔女の宅急便

マスク

マダム・スザーツカ

町でいちばんの美女

まちにいってしまったもぐらくん

街の灯

松ヶ根乱射事件

M★A★S★H

マッチ工場の少女

マッチポイント

マッドマックス

マッドマックス2

マッドマックス 怒りのデス・ロード

マッハ!!!!!!!!

祭りだお化けだ全員集合!!

マトリックス

マネキン

魔の刻

瞼の母

魔法にかけられた島

魔法の森のお菓子の家

幻の湖

ママ

間宮兄弟

真夜中のカーボーイ

真夜中の舞踏会

まらそん侍

マリリン 7日間の恋

マルクス一番乗り

マルクス兄弟 オペラは踊る

マルクス兄弟珍サーカス

マルクス兄弟デパート騒動

マルクスの二挺拳銃

マルコヴィッチの穴

マルタの鷹

(秘)色情めす市場

満員電車

マン・オン・ザ・ムーン

満月のくちづけ

満月の夜

マンハッタン・ラプソディ

マンボ! マンボ! マンボ!

 

 

  

 

ミートボールマシン

ミーン・マシーン

右側に気をつけろ

右曲がりのダンディー

ミクロキッズ

ミシシッピー・バーニング

みすゞ

ミスター・アーサー

Mr.インクレディブル 

Mr.ディーズ

Mr.マグー

ミスター・ルーキー

ミステリー・トレイン

ミスト

ミス・ポター

未知との遭遇 <特別編>

ミッキーのがんばれサーカス

ミッキーの巨人退治

ミッション・インポッシブル

M:I-2

ミッション・クレオパトラ

ミッション・トゥ・マーズ

三つ数えろ

ミッドナイト・ラン

mid90s ミッドナインティー

ミツバチのささやき

ミトン

みにくいあひるの子(1939年)

MIFUNE:THE LAST SAMURAI

耳に残るは君の歌声

耳をすませば

ミモラ 心のままに

宮城野

宮本武蔵 巌流島の決斗

未来世紀ブラジル

ラクルマスター 七つの大冒険

ラクル・ワールド ブッシュマン

ミリイ 少年は空を飛んだ

ミリオンダラー・ベイビー

ミリオンダラー・ホテル

みんな~やってるか!

みんな元気

みんなのいえ

みんなのしあわせ

 

 

  

 

ムーラン

ムーラン・ルージュ

息子の部屋

無責任遊侠伝

ムトゥ 踊るマハラジャ

 

 

  

 

メアリーの総て

メイキング・オブ・明日に向って撃て!

名探偵コナン から紅の恋歌

メイド・イン・ヘブン

めがね

女神の見えざる手

めぐり逢う朝

メジャーリーグ

メジャーリーグ

メジャーリーグ

メジャーリーグをぶっ飛ばせ!

メッセージ

メッセージ・イン・ア・ボトル

地下鉄に乗って

メビウス

めまい

メメント

MEMORIES

メラニーは行く!

メリーに首ったけ

メリー・ポピンズ

メルシィ! 人生

メル・ブルックス 新サイコ

メロディ

メンフィス・ベル

 

 

  

 

もういちど逢いたくて 星月童話

燃えよドラゴン

殯の森

もぐらくん、ちかてつでぼうけん

もぐらくんとおんがく

もぐらくんとじどうしゃ

もぐらくんとテレビ

もぐらくんとはるのおまつり

もぐらくんとひよこのたび

もぐらくんとまいごのうさぎ

もぐらくんとマッチばこ

モスの消防隊

モスラ

モスラ対ゴジラ

モダン・タイムス

もっとしなやかに もっとしたたかに

もっともあぶない刑事

最も危険な遊戯

モテキ

もののけ姫

モハメド・アリ かけがえのない日々

桃尻娘

桃尻娘 プロポーズ大作戦

桃尻娘 ラブアタック

森の音楽会

ロッコ

モンキー・ボーン

モンキー・リーグ 史上最強のルーキー登場

モンスターズ・インク

 

 

  

 

かまし村の子どもたち

かまし村の春夏秋冬

野球狂の詩

極道渡世の素敵な面々

やさぐれ姐御伝 総括リンチ

優しきライオン ランバート

ヤジャマン 踊るマハラジャ

野獣死すべし

山猫

ヤング・アインシュタイン

ヤング≒アダルト

ヤング・フランケンシュタイン

 

 

  

 

由緒正しきネコ

誘拐犯

ユー・ガット・メール

勇敢な王様

勇敢な機関士

U-571

ユージュアル・サスペクツ

優駿 ORACION

遊星からの物体X

郵便配達は二度ベルを鳴らす

雄弁家

U.M.A レイク・プラシッド

誘惑のアフロディーテ

雪に願うこと

雪の女王

ゆきゆきて、神軍

油断大敵

ユニヴァーサル・ソルジャー

夢を生きた男 ザ・ベーブ

夢野久作の少女地獄

ゆれる

 

 

  

 

八日目

妖女の時代

用心棒

浴室

ヨコハマBJブルース

ヨコハマメリー

汚れた英雄

汚れた血

よしもと新喜劇映画 商店街戦争 SUCHICO

よっちゃんロシア 残りもの

世にも怪奇な物語

世にも憂鬱なハムレットたち

蘇る金狼

夜の蝶

歓びを歌にのせて

弱き者たちの聖夜

48時間

40歳の童貞男

 

 

  

 

ライオン・キング

ライオンと歌

life

ライフ・イズ・スウィート

ライフ・イズ・ビューティフル

ライフ with マイキー

ライフマン

ライフマン’97

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー

ライムライト

ライラにお手あげ

楽園の瑕

ラジュー出世する

羅生門

ラストサマー

ラスト・サムライ

ラスト・ショー

ラストソング

ラスベガスをやっつけろ

ラジオ・デイズ

ラヂオの時間

ラッシュアワー

ラッシュアワー

ラットレース

ラブ・アクチュアリー

ラブ&ポップ

ラ・ブーム

ラ・ブーム

ラブ・オブ・ザ・ゲーム

ラブゴーゴー

ラヴソング

ラブソングができるまで

ラヴレース

らぶれたあ

Love Letter

LAMB ラム

ラ・ラ・ランド

Laundry

ラン・ローラ・ラン

 

 

  

 

リアリティ・バイツ

リーサル・ウェポン

リーサル・ウェポン2 炎の約束

リービング・ラスベガス

リーマン・ジョー

リオ・ブラボー

リトル・ダンサー

リトル・ニッキー

リトル・ビッグ・フィールド

リトル・ヴォイス

リトル・マーメイド

リトル・ミス・サンシャイン

リトル・ランナー

リトル・ロマンス

リバー・ランズ・スルー・イット

REVIVAL OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版

リメインズ 美しき勇者たち

リメンバー・ミー(2000年)

リメンバー・ミー(2017年)

掠奪された七人の花嫁

理由なき反抗

リュミエールの映画のはじまり

猟奇的な彼女

竜馬暗殺

旅情

リリイ・シュシュのすべて

りんご作りのジョニー

リンダ リンダ リンダ

 

 

  

 

ルーカスの初恋メモリー

ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション

ルームメイト

ルパン三世

ルパン三世 カリオストロの城

ルビー&カンタン

 

 

  

 

レイジング・ブル

レインマン

レオン

レオン <完全版>

レザボア・ドッグス

レス・ザン・ゼロ

レスリー・ニールセンの2001年宇宙の旅

レックス・ザ・ラント

レッド・オクトーバーを追え

RED SHADOW 赤影

レッド・スコルピオン

レディ・バード

レディ・プレイヤー1

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

レネットとミラベル 四つの冒険

レプリカント

レベッカ

恋愛小説家

恋愛適齢期

連合艦隊

連弾

RENT

恋風

 

 

  

 

ロイビーン

ローカル・ヒーロー

ローズ家の戦争

ロード・オブ・ザ・リング

ロード・トゥ・パーディション

ロープ

ローマの休日

ローレル&ハーディの極楽危機一髪

ローレル&ハーディのリバティ

鹿鈴

ロザリー・ゴーズ・ショッピング

ロザリンとライオン

ロジャー・ラビット

ロシュフォールの恋人たち

ロスト・チルドレン

ロスト・ワールド

ロッキー

ロッキー2

ロッキー3

ロッキー4 炎の友情

ロッキー・ホラー・ショー

ロックアップ

ロック、ストック&トゥー スモーキング バレルズ

ロックンロール・ストリップ

ロッタちゃん はじめてのおつかい

ロッタちゃんと赤いじてんしゃ

ロボコップ

ロボコップ

ロマンス

ロミー&ミッシェル

ロミオ&ジュリエット

 

 

  

 

ワーキング・ガール

ワー! マイキー リターンズ!

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

ワイルド・パーティ

ワイルドバンチ アルバム・イン・モンタージュ

ワイルドバンチ <オリジナル ディレクターズ カット>

ワイルド・マン・ブルース

我輩はカモである

わが緑の大地

惑星ソラリス

WASABI

忘れられない人

私が愛したグリンゴ

私がウォシャウスキー

わたしが美しくなった100の秘密

私の愛情の対象

私は好奇心の強い女

私は告白する

私は小鳥が生まれるのを待っている

私をくいとめて

私を野球につれてって

笑の大学

悪いことしましョ!

悪い奴ほどよく眠る

187

ワン・カップ・オブ・コーヒー

once ダブリンの街角で

ワンダー・ウォール

ワンダー 君は太陽

ワンダーランド駅で

ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国

わんわん物語

 

わくわく梅小路フェス 2日目(2019年6月9日)

昨日より早く着くことができたが、BBガールズのリハは終わっていたのか元々なかったのか、見れなかった。

「BBガールズの『まだまだGIRLでいいかしら』」の番組ブースに行く。昨日着ていたのは新しい衣装だと教えていただけた。来年2月9日(日)の京都ミューズホールでのBBガールズワンマンライブチケット購入特典である、サイン色紙もいただけた。

バリアフリー大喜利の回答用紙をもらってから客席へ。最前列ど真ん中に座る。今日は最後まで見ることができる。フェスだから、10時から16時過ぎまで途切れずにステージが続く。誰かのときに席を離れるというのは苦手なので、ずっとここにいることになる。昨日のあきっすん「アスノテンキ」によると京都市の天気はくもりのはずだったが、かなり日差しがきつい。

 

今日も最初はパームトーンメドレーだと思い込んでいて、BBガールズは「恋してオムレツ」を歌うと予想していたが、メドレー自体がなかった。楽しみはとっておきたくて、発表されているスケジュールもBBガールズの出演時間しか確認していない。だからこういうこともある。

 

その代わり、「虹色のパレード」が2日目の口火を切る。

山下圭志さんと、masaeさんを含むPALMTONE RECORDSのメンバーがステージにそろう。

全編振り付けがあり、KCさんの後ろでみなさんがやっている。僕もBBガールズをお手本に踊ってみる。まだ全部は覚えられない。いい歌だし、何といってもBBガールズのコーラスも入る曲なので、完璧にしたいところだ。

BBガールズは、白のBBガールズTシャツ。たじさんが青がかった緑のスカート。カナさんはピンクのスカート。たじさんは黒のコルセットベルトもしている。

 

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(一旦、中略。後からちょっとずつ書き加えます)

 

安部美香さん

カナさんが昨日と同じ2曲でキーボードを弾く。髪の先の方にパンダの飾りが付いている。

静かな「いのりの唄」を終えると、美香さんはカナさんを振り返って、「気持ちいいな。お外で『いのりの唄』は気持ちいいですね」

2曲目の「静けさという時空」で、カナさんは繰り返される「私らしく 貴方らしく」をコーラス。間奏に入ると、「万木嘉奈子です。やっ!」と紹介された。

カナさんを送り出した後、美香さんは恋の歌謡曲、爽やかな歌、恋の歌謡曲という感じの3曲。「ぃやっ!」と気合を入れるのも印象的。

 

(一旦、中略。後からちょっとずつ書き加えます)

 

 BBガールズとはんなりディスコボールシャワー

ステージの左前にコンガが置かれた以外は、昨日と同じ配置。右前にカナさんのキーボード。右後ろにギターのたかしさん。真ん中奥のふるじゅんさんのドラムをはさんで、左にもう一人のギター増田雄一さん。さらに左にベースのかじさん。

 

たじさんがカナさんに近づく。お二人で手を振ってカウントを数える。

「シュビドゥビドゥビドゥビドゥバッパッパッパラッパッパヤッパー」

まさかの幕開け。やられた! アカペラの「Fai La Brava」でスタートするとは! どの楽器も音を出さず、BBガールズのハーモニーと観客の手拍子だけが梅小路公園の風に乗る。初めて生で聴けたよろこびに、意外な場面でやってくれたうれしさも加わって最高だ。

「わくわく梅小路フェス最後まで盛りあがって行こーーう!」

たじさんが手を上げてそう言うと、ドラムが叩き出される。カウベルらしき音もする。たじさんとカナさんは頭上で手拍子。ギターが入る。もう間違いない。ベース。カナさんのキーボード。たじさんは新しい振り付け。先週の土曜パームトーン劇場からも少し変わっている。天使の羽の動きを減らして、左右交互に半身になるステップを基調にしてる。「Hi-Fiな囁き…」お二人の声が重なる。

「ガーディアン・エンジェル」

アルバム「ラ・ブラバ/LA BRAVA」のオープニングの流れをライブでやってくれている。これはたまらない。

間奏に入る。たじさんが「カナ」と囁く。カナさんが生み出す音が高まっていく。たじさんは「イェー、オン・キーボード、カナー!」

 

「たじーっ!」の叫び、拍手と歓声の中、たじさんは「カモン、かじさん」

かじさんのベースから曲が始まる。去年の「クランベリージャム」の特別なアレンジもすごかったし、この形ならかっこいいに違いないと確信する。

「苦い林檎酒」

サウンドパークのメドレーでの名演も記憶に残る曲。今日も、歌入りの瞬間とかいいなあ。たじさんは強めに歌っている感じ。バンドによるリズムがあるから僕らも手拍子をしていて、そこもBBガールズお二人でのライブと違う。カナさんのコーラスは控えめか。

間奏のカナさんがすごい。高音から不思議な音色で降りて行き、すぐに高く駆け戻る。

後奏のスキャット。いつもは高くきれいな声を存分に聴かせるところで、たじさんは低めの声であくまでも力強く歌い切った。 

 

今度は「ヘイ、カモン、たかし!」

たかしさんのギターだけで始まる前奏。ついに来た! 今こそバンドで聴けるのだ! リズムが加わる。カナさんの細かい連打。たじさんが高らかに宣言する「平成ガール!」

歌入りから少しの間、カナさんは手拍子してる。カナさん自身の編曲で、「キーボードの見せ場がなくなった」とおっしゃっていた。「ギターロックにした」とも。まさにそういうことなのだろうか。とにかくギターがかっこいい。

たじさんは譜割りを1か所変えたかも。バンドだからか、サビの手振りが助走から合わせやすくて気持ちいい。

1番が終わると、たじさんの「たかしーっ!」

たかしさんが目を引く一方、雄一さんの「ギュイーン!」もかっこいい。僕は見た。

間奏でたじさんがたかしさんの元へ行く。たかしさんの隣で跳ね続ける。たかしさんが前に出てきてくれたらいいのに。客席のみんな大歓迎でしょう。でも、ファンにはわからない事情やたかしさんのこだわりもあるのかもしれない。

「たかしっ!」と叫んでからたじさんが前へ。平成の名曲をよみがえらせるコーラス、今日はカナさんが生でしっかり歌ってくれる。僕もいっしょに「ウォウウォウ」手を上げたりして歌う。

「ウォーイェーーーーーーエーーイ」で湧き上がるバンド。リズムもかっこいいこと。最後に跳ねる音4つ。4回跳んだたじさんがサビへ。

後奏。さらなるたかしさんのギター。カナさんの両手が二重三重に踊るように音の階段を下りていく。わあ、キーボードの見せ場あるじゃないですか。

たじさんが腰に手を当て、首を振ってポーズを決めた瞬間に曲が終わる。

僕は「たじーっ!」「カナーっ!」「たかしーっ!」と叫び、少し待ってからもう一度はっきり「たかしーっ!」って叫んだ。たかしさんがにっこりしてくれてよかった。

もう全員の名前を叫びたい「平成ガール」だった。

 

この前奏は、「境界線はいらない」

「BBガールズとはんなりディスコボールシャワー、最後の曲となってしまいました」

「えーーっ!」

この曲も、僕がバンドで聴けるのは初めて。うれしいことだ。テンポは速めか。

間奏に入るとすぐにたじさんが「これ、めっちゃバリアフリーの歌じゃない?」と、このフェスのテーマ「心のバリアフリー」に合致してることを「歌いながら気づいた」

サビの繰り返し。たじさんといっしょに手を振る。きっと後ろでは数多くの手が揺れているはず。でも、僕はステージから目を離したくないから、振り向かない。

後奏の最後は高いスキャット。そして、バンドの終わりとともに跳んで「フーーッ!」

カナさんが客席に両手を振る。たじさんも両手を振り、投げキッスもしていた。手応えのあるライブだったのだろう。

BBガールズとはんなりディスコボールシャワー、こういうステージを見せてくれるのだから、来年2月9日(日)のKYOTO MUSEも盛り上がる。必ず楽しめる。

 

(つづく)

 

わくわく梅小路フェス 1日目(2019年6月8日)

梅小路公園に入って芝生広場と水族館の間を進んでいくと、たじさんの歌声が聴こえてきた。ちょうどその部分に来たので「BBガールズ」と言いながら急ぐ。「人生はミラーボール」だ。

野外の会場に着くと、リハーサルはもう終わるところだった。これは1曲目だけリハをしたということかな。

真ん中には早いファンの方が座ってらしたので、最前列の端に席をとる。リハを終えたたじさんに早速「チケットください」と申し出る。来年2月9日(日)の京都ミューズホールでのBBガールズワンマンライブの、今日がチケット手売り解禁日。来週6月14日(金)からは、ぴあ、ローソンチケット、イープラスでも発売される。

 

次にPALMTONE RECORDSのブースに行き、あきっすん初のアルバム「ミックスナッツ大作戦」を予約。お金を払って、後は15日のあきっすんの土曜パームトーン劇場で受け取るのみ。

 

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席に戻って、いよいよ2日間にわたる「わくわく梅小路フェス」が開幕。

まずは、PALMTONE RECORDSの所属アーティストによるパームトーンメドレーだ。

 

あきっすん「そんなアホな」

猫みたいな振り付けをしながら聴くコミックソングが全体の1曲目。

あきさんの力を抜いた「みーたーら」や、「そんなアホな」のさまざまな言い方がおかしみを増す。

昨夜のBBガールズのラジオ「まだまだGIRLでいいかしら」で、最初のメドレーはショートバージョンと聴いていたけど、1番とサビの繰り返しだけとかではなくて、想像してたよりしっかり聴かせてもらえるみたい。

 

コンクリートの舞台には、大きな黄色いバルーンアーチ。赤い字で「わくわく梅小路フェス」と書いてある。

その左にラジオブースが作られていて、fm GIGのパーソナリティがお二人座っている。BBガールズのイベントにも来てくださる占い師の水野優希さんも、BBガールズTシャツで参戦だ。

 

安部美香さん「紅の空の下」

3月の北山かなんさんのデビューライブで受付をなさっていたが、歌が聴けたのは去年10月、大阪城野外音楽堂の「サウンドパーク」以来。

 

伊藤直輝さん「Hello!」

ここでライブの定番曲が聴けてしまうとは。後のご自身の出番は「Hello!」なしなのだろうか。

 

籾井優里奈さん「甘やかな微熱」

声が出てはるような印象。

 

そして、いざBBガールズ!

「ガーディアン・エンジェル」のイントロで、まずカナさんが登場。「カナーっ!」鮮やかなピンクのBB大喜利Tシャツに、黒か濃紺のスカート。頭上で手を打ち、舞台右のキーボードへ。

カナさんの演奏が始まると、両腕を広げたたじさんがやって来る。「たじーっ!」同じBB大喜利Tシャツに、ゆったりしたやわらかな花柄のズボン(たぶんもっとオシャレな呼び方があるのだろうけど、僕にはわからない)。前奏の間は歩いてきていたから、天使の羽をイメージしているという新しい振り付けは歌入り後、「逃れられないわ」「ガーディアン・エンジェル」のところから。

ショートバージョンのため、カナさんのソロが聴けない。2番の後にサビを2回繰り返す形で、間奏と「赤いカードの裂け目で」からの部分が省略されている。伴奏自体もいつもと違うような気がする。

リハの通り今日の1曲目が「人生はミラーボール」なら、「ガーディアン・エンジェル」のフルバージョンが明日の1曲目最有力候補だろう。

 

TIME FOR LOVE「夜明けのムーンシャイナー」

BBガールズのコーラス入りで聴くことが多いので、冴沢さんと伴さんのステージでも、頭の中にたじさんとカナさんの声がする。

明日は初めて金狼さんも見れるそうで、さらに楽しみ。

 

山下圭志さん「虹色のパレード」

このフェスの、というか、PALMTONE RECORDSのイベントのテーマソング。今日も最後に歌われるから、一度お披露目しておくという意味もあるのでしょう。

メドレーに出た全員がバックで踊る。masaeさんも加わる。客席もいっしょに踊る曲だから振り付けを覚えたい。BBガールズの動きを真似てみるが、隣のまっすんさんとか、個人でアレンジしてる方もいて、まだ完璧にはいかない。

 

心配されていた雨が降ってきた。すぐにかなり強くなる。傘を差して最前列を離れ、後ろの屋根の下に行く。

 

北山かなんさん

デビューLIVEの白のイメージから一転、黒っぽいワンピース。

スピーカーに白いカバーがかけられていく中、まずデビューシングル「gift」。カナさんが編曲なさった曲。

2曲目は、サポートとして伊藤直輝さんがアコースティックギターで参加。デビューLIVEでもあった場面。歌われるのはたじさん作曲、直輝さん編曲の「ツムギウタ」。BBガールズのお二人をコンプリートできた。

今日もやさしい声でした。

 

midoさん

早くも雨がやむ。

カバーを2曲。ユーミンの「やさしさに包まれたなら」と、レベッカの「フレンズ」。

どちらもよく知ってる曲で、今は「やさしさに包まれたなら」が特に好き。

 

ねこびより音楽部さん

「fm GIGアカデミー賞」でも見た、アコーディオンの女性。今日は着物。

アコーディオン世界旅行」というラジオをされているだけあって、世界中のいろんな曲を聴かせてくれた。MCは淡々と。

このフェスでは、fm GIGの各番組とPALMTONE RECORDSがブースを出している。「BBガールズの『まだまだGIRLでいいかしら』」のブースでは、KYOTO MUSEのライブチケット、たじさんのイラスト、カナさんのアクセサリーなどが買え、大喜利も投稿できる。

ねこびより音楽部さんはおにぎりを売っているというMCがあった。食べ物のブースがあって助かった。後で買いに行こう。

 

GourDollS

2週間前「わくわくシティーパーク」で見たグルメアイドル4人組。

あのときと違って、今日は多くのファンの方を後ろから見る形。アイドルファンの方にもいろんなタイプがいらっしゃるようだ。最大限の声を出す、予測できない動きで盛り上げる、しっかりステージを見て振り付けはできる範囲でする、写真に収める、それぞれの応援の仕方。何年か前、アニメのものまねが得意な芸人さんのイベントに来られていた、有名なアイドルファンの方もいらした。

「今夜はあたしと食い倒れ」という詞はやはりインパクトがある。「薄味とあなどるな」も。ビリケンさんの振り付けもあった? 最後のポーズの後のセリフがおもしろい。

 

おにぎりのブースへ。何とミックスナッツのおにぎりがある。初めて見た。これは買うしかない。ミックスナッツとチーズおかかのセットとお茶を購入。

おにぎり2個の他にサラダとウインナーも入っていてうれしい。おにぎりもめっちゃおいしい。ミックスナッツがこんなにおにぎりに合うなんて。これは素晴らしい。

 

takachoさん

野外だからか、最初はのびやかな曲。その後は激しくかっこいいギターが続く。

最後はラジオ「ちょい飲み手帖presents”音楽食堂”」の仲間、dooさんとGourDollSの飯田まいねさんも合流。takachoさんも「わくわくシティーパーク」で見ていたから、「ちょい飲み手帖を知ってる人?」「ちょい飲みの歌を知ってる人?」「ちょい飲みの歌の踊りを知ってる人?」という呼び掛けに全部応えることができた。

 

和田全孝さん

アコースティックギターとハーモニカで、とにかく熱い熱い思いを真っ直ぐぶつける。

社会派の曲もあって驚きました。

 

安部美香さん

最初の2曲はカナさんがキーボードに入る。「カナーっ!」と叫びたい気持ちを抑える。

カナさんのお顔が少し赤く見える。日焼けなさったのだろうか。急に晴れたし。体力を奪われてないといいのだけど。あ、もしかしてビールを飲まれたのかも。そう思って勝手に安心しました。

カナさんは曲中に音響の方に何か伝えたそうだけど、ずっと両手が鍵盤の上にあるから難しそうだ。でも、やがて無事に伝わった。

ゆったり静かに始まって高まっていく曲と、おしゃれな曲とコーラス。素敵な演奏が聴けた。BBガールズの出番が増えてとてもうれしい。

安部美香さんお一人になってからも、去年「サウンドパーク」で聴いて印象に残っていた蝶の歌など楽しませていただきました。

 

(一旦、中略。後からちょっとずつ書き加えます)

 

あきっすん

臨時ニュースから「アスノテンキ」。気になる京都市は、明日くもりの予報らしい。

まっすんさんが事故でケガをしたというMC。おだいじになさってください。

「CASUAL」

あきさんからまっすんさんに「面白い話をする準備はできましたか?」の無茶ブリ。

「まつげボーン」、ハリセンはおしりに。

あきさんが「いつもはこの『まつげボーン』で終わるんですが、電光石火の新曲を持ってきております」と発表。

BBガールズと籾井優里奈さんがバックダンサーに入って、「まっすんラップ」

あきさん、たじさん、カナさん、籾井さんが、カナさんが振り付けを考えたというパラパラを踊る。僕も席に座りながら同じ動きをしてみる。パラパラ初体験。

「まっすんラップー」という豪華なコーラスも頭に残る。

「ラップンまっす」という遊んだ詞も楽しい。

跳ねるまっすんさんの姿が、前に出てきた女性4人に隠されて、ズーンで終わる。

BBガールズによるコーラスの仕掛けもあるそうで、アルバムで聴くのが楽しみだ。

 

(一旦、中略。後からちょっとずつ書き加えます。)

 

BBガールズとはんなりディスコボールシャワー。

カナさんのキーボード。たかしさんと増田雄一さんのツインギター。かじさんのベース。ふるじゅんさんのドラム。各楽器がスタンバイし、音を出して確認していく。カナさんも合図されてキーボードを鳴らす。マイクも試せという指令が出ているみたいだが、カナさんは気がついていないよう。「もうライブ始めるぞ」という感覚に入ってはるのか。

BBガールズは衣装に着換えている。初めて見る衣装。カナさんがクリーム色がかった白、黄色の帯。たじさんは緑で、赤の帯。帯があるから最初は着物っぽい印象も受けたが、半袖で、つなぎっぽい感じもあり、上半身にはシャツみたいにボタンがある。お二人とも、小さめの柄がいくつも入っている。

 

バンドが音を出す前にたじさんが第一声。

「みんなお待たせ、行くぞーっ!」

ふるじゅんさんのシンバルが3度鳴ると、カナさんのグリッサンド。たじさんが跳ぶ。

「今夜も始まった 人生はミラーボールーー うーたわせてーーーーーー フーッ!」

たじさんが最初からめっちゃノっている。Aメロ前のドラムがもうかっこいい。

バンドだし、それに野外というのもあるのか、たじさんがいつも以上に声を出す。すごいすごい、さすが。

後奏のスキャットもとても力強く、しかもつやがある。その声を伸ばしていく。

さらにここからがバンドバージョンの「人生はミラーボール」最後の見せ場。まだまだ後奏が続いていく。バンドの楽しさ。その音を彩るカナさんのキーボードも自由できれいで軽やかで。今日は楽譜立てにFRESH LIVEの中継を確認するタブレットを置いてないから、鍵盤の上の両手の動きが全部見えるのもいい。その間たじさんは青いタンバリンを揺すり叩いている。そして、バンドの音が一瞬途切れると、ハジケた声で「わくわく梅小路フェッスー」と言い、再び湧き上がる音に乗せて太く迫力あるスキャットを伸ばす。最後の音とともに「フーッ!」

 

「たじーっ!」「カナーっ!」って叫ぼうとしたけど、ドラムがまだ続いている。

そのまま「ひらいたトランプ」へ。

やってくれると思ってた。Facebookのバンド練習配信で、「クランベリージャム」はやらないと言ってたから、それならと。

あの3連打の音が全部の楽器で強化されてる感じ。たじさんの声の出し方も強い。

間奏はキーボードが目立つようになっている。たじさんもカナさんを見てよと示す。

この曲でも長めの後奏が楽しめる。たじさんの声。その裏でこんなにもギターが鳴っている。最後も他の楽器がブレイクし、ギターだけが曲を奏で、再び全員で3連打して果てた。

 

たじさんがもう右手を上げている。それを見たふるじゅんさんが手早く態勢を整えてリズムを叩き出す。

「風のファンタジスタ

たじさんは最初の「ひきよせて」の語尾を伸ばしていき、フェイクも入れ、さらに「アーアーー」というスキャット。「何も傷つけずに」に入るまでが長めになるバンドバージョンならではか。

サビの繰り返し前、たじさんは「きせーきは 光るよー~」の「か」を上げて「る」を詰めるフェイク。

続くサビでカナさんは鍵盤から手を離さない。いつもであれば「夢を君の手に」で客席を指差していくところ。その代わり、たじさんが「手に!」にアクセントを付けて軽くジャンプする。

最後のサビから後奏へ、バンドがどんどん激しくなる。ギターのうなり。たじさんの歌も強くなる。しなやかでいてたくましい、この伸びゆく声を聴いてくれ。

 いちばん最後はカナさんの静かなピアノだけになる。たじさんが右手を上げる最初の形に戻る。

 

カナさんの妖しく魅惑的な低音が独特のタイミングで響く。やっぱりいきなりこの前奏で入るの大好き!

「まだまだGIRLでいいかしら」

でも、たじさんはまだ歌わない。バンドでの「まだまだGIRLでいいかしら」をバックに客席に呼び掛け、MUSEのワンマンライブの告知をし、再び客たちに声を掛ける。手を打ち、跳びはね、最後に「ヤーー」と言って歌い始める。

リズムもギターもかっこいい。ボーカルとキーボードは言わずもがな。シンバルが入るのも気持ちいい。聴く者をしびれさせるハーモニー。

たじさんの歌を追いかけるギター。カナさんのソロ。膝を曲げずに足を上げるたじさんの動き。「オン・キーボード、カナーーーーっ」に続く「カナーっ!」の叫び。

去年に続いて後奏のドラムがすごい。一打一打強烈な音が倍加して襲ってくる。たじさんも強く深い声を放ち続けてる。鍵盤もギターもベースも高ぶり連打される。リズムが爆ぜ、カナさんのグリッサンドが締めくくる。

これがBBガールズとはんなりディスコボールシャワー。すごいんだぞ。

 

(つづく)

 

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BBガールズの土曜パームトーン劇場(2019年6月1日)

京都行きの電車が途中で停まった。停まる予定のない駅に、ドアは開けず停車だけしたりして、最大で7分遅れ。だが、僕の目的の駅にはなぜか予定より2分早く着いた。ありがとうございます。

 

今日の客席にはど真ん中の席がなく、右寄りに座ることになった。この角度から見るのはめずらしい。

急いでカルボナーラを食べ終えたときには、いつものオープニングBGMが流れていた。

続いて、「Fai La Brava」。

そして、今月もあのイントロが始まる。カナさんが姿を見せる。「カナーっ!」

カナさんは立ったまま、左手の人差し指を伸ばし親指を立てて客席にピストルを向けるようなポーズ、同時に右手で最初のフレーズを弾く。

ステージの左端にたじさんが見える。「たじーっ!」

たじさんもピストルの形にした左手をセットしてから、歌い出す。

「もっとオールドファッションド」

4か月連続1曲目。僕がBBガールズのライブに通い出してから最長記録だ。もう完全に最初に歌われるイメージ。軽快だしお二人らしさが冒頭から出せる好きな曲。

お二人とも上は白。下は縦のストライプのスカートだが、色も縞もそれぞれ違う。たじさんのは紺と黄緑?の細いラインが斜めにも走っている。ベルトは赤。カナさんはピンクとグレーのしっかりした縞。髪に巻いているのは、スカートとセットみたい。

カナさんの感じがいつもと違う。これまでと逆の角度から見ているからか。それとも、あえてクールに演奏してはるのか。前にもそういうことはあった。

たじさんは最初の歌入りの動きを変えた流れか、今日はこの曲では跳びはねない。スカートをつまんで揺らしたりする。間奏のスキャットは高音が多めか。そこがすごくきれいで心地いい。カナさんのピアノも、歌に戻る前の、高音の2音ずつが印象的だった。

 

「たじーっ!」の声ににっこりしてから、「恋してオムレツ」

いい感じで続くなあ。先月は3曲目だったし、3曲目が合うなら2曲目にもぴったりなのかも。

「白いチーズを混ぜて」でのたじさん。決めた動きをきっちりやるでも、ねらって腕の力を抜くでもなく、音楽の中で自然体で動いているように感じられた。

1番の「ワー」で、カナさんの振り付けはなし。あれ? もうやめることになったのかな。好きだったから残念だけど、お二人が決めたことなら受け入れる。

間奏。たじさんと同じ側の腕を振ることにしてみた。客席から見ると、この方がきれいに感じられる。これからこれでいこう。

2番の「ウーン」でカナさんの振り付けが復活。よかった。さっきの心配はいらなかった。左手に右肘を置いてほおづえをつくポーズ。最近はこっちのバージョンが多いから、これも合わせていきたい。

次の間奏。たじさんが「今日も目一杯楽しんでってください!」 の言葉。偶然なんだと思うけど、この「目一杯」という表現は、甲斐よしひろが最初の短いMCでほぼ必ず言うものだ。BBガールズのライブでたじさんの口から聴けて、めちゃめちゃうれしい!

3番の「イェイ」。カナさんはダブルピース。たじさんも左手でピース、今日はカナさん側に傾けてはる。

最後のお二人で手を広げるポーズまで、ずっと楽しい。ここでファンも両手を広げるのもいいな。

 

「たじーっ!」と叫ぶ間もなく、「クランベリージャム」

恒例のこの入り方も、6月8日(土)・9日(日)のわくわく梅小路フェスでは、バンド編成だから変わる可能性が高いかな。

たじさんは左手にマイクのコードを通し、左右にステップを踏む。

サビの「恋するレシピなら」で、しなやかに手で弧を描く。演奏に合わせて横に縦に手を振り、「愛まで誘うなら」で弧を描く動きに戻る。

間奏では左手でスカートを持ったりする。

左右の肩を交互に前に出すようなステップもある。

最後は音が果てるとともに首を振って横を向く。

どれも素敵でさまになっている。

 

 MC。

カナさんがキーボードの楽譜立てに置いているタブレットで、このライブの「FRESH LIVE」での中継を見ようとして、トラブルがあったらしい。

改めて感謝の言葉を言ってくださってから、曲へ。

 

たじさんもカナさんも頭上で手を打つ。いつの間にかカナさんの手が鍵盤に近づいている。いきなりグリッサンド

「ガーディアン・エンジェル」

前奏でたじさんは左手を上に、続けて向かって右に伸ばす。これまではエアキーボードのようにカナさんの演奏に合わせて両手を動かすことが多かったところ。新しい振り付けだ。

サビからは「逃れられないわ」と「ガーディアン・エンジェル」のところで左手の振り付けを見せるたじさん。

カナさんのソロ。高音を多く使い続けるところがかっこいい。右の席からだから、両手の見え方も違う。「オン キーボード、カナ」「カナーっ!」

たじさんは曲の最後で、直線的に斜めに腕を伸ばす。前は手で曲線を描いていた。

4月から定番になりつつあった「人生はミラーボール」「ガーディアン・エンジェル」の黄金の並びをあえて崩してきた。また新しい別の活かし方を探している。だからこそ成長が止まらないBBガールズ。

 

たじさんが両手を広げて下を向き体を縦に揺らす。

「それはウソじゃない!?」

たじさんの新しい振り付けがこの曲でも。「これがもう恋なんて」でカナさん側を向くように半身になり、ビートに合わせて右足を前に出す。「信じたくはないけど」で逆の半身になり、左足を出していく。「それはもうウソじゃない」はまたカナさん側を向いて。

最後のサビでは繰り返しの分だけこの動きが増えた。

軽快さを感じさせる「それはウソじゃない!?」。来年2月9日(日)の京都ミューズホールでのライブに向けて、見せ方にも重きを置こうという取り組みにも思えた。初めて来る方、まだBBガールズをよく知らない方でもすぐに夢中になるショーへ向けて。

 

ここでバラード。

「透明な水」

4月以来で聴くことができた。

曲は静かで、もどかしさもあるけれども愛情を感じる詞。

「透明な水の中 ふたりで飛びこめば 透き通る心だけ キラキラ溶けあってゆくかしら」が胸に沁み込んだ。

 

「泡のないグラス」

バラードが続く。最も重い悲しみを伝える曲。

たじさんの瞳から光が消えて、うつろな茶色に見える。曲の世界の絶望感を体現しているようだ。と思うと、また光が戻ってうたい上げる。

カナさんが奏でるピアノの高音。琵琶の響き。ウィンドチャイムらしき音。

うたい終えると、たじさんは深々と頭を下げた。

そのままお二人が引きあげる。

先月は「泡のないグラス」の後に、イメージの違う「それはウソじゃない!?」を続けたけど、今日はここで前半を終える。

甲斐バンドの音響スタッフが、ライブの最後を重たく終わりたいと思っていて、「100万$ナイト」で初めて実現できた、という話を思い出した。

BBガールズも力があるから、バラードの余韻を重く残したままインターバルに入れるのだろう。

 

衣装を変えたお二人が戻ってくる。

「泡のないグラス」の余韻が残っているので、叫ばず拍手だけで迎えた。

たじさんが黒いハットをおしゃれにかぶっている。上の白はお二人とも変わらずか。スカートは色違いのヒョウ柄で、たじさんが白、カナさんがヒョウの色。カナさんが右肩に下した髪は、先が結ばれていて、白い花やピアスとおそろいの真珠のような飾りもほどこされている。

 

この後のカバー曲が何なのかのヒントも出てくる「長いMC」

プロデューサーの冴沢͡鐘己さんによると、「今月のカバーは先月と180度違う」という。

先月カバーされたのは、「リンゴ追分」と「テネシー・ワルツ」。この2曲、特にたじさんが髪色を黒にした「リンゴ追分」と逆のイメージって、どんな曲だろう。いろいろ予想して、僕は激しいロックなのではという結論に達した。

しかし、トークのキーワードは「色気」。そうか、「リンゴ追分」の青森の純朴な女の子と正反対ということか。

BBガールズのキャッチフレーズは、「大人の恋を知ってしまったあなたの恋愛バイブル」。色気のある曲はお手の物。いやらしい意味ではなく。

 

杉本彩主演の映画「花と蛇」の話も出た。映画なら何でも見に行ってた頃、なんばの年季の入った映画館で見た。こちらはいやらしい内容だった。が、いい映画だった。なぜか途中でトイレに向かう男性客がやたら多かった。

 

カナさんが静かにピアノを奏で出す。オシャレで雰囲気があって、隙間を多めに空けてる感じ。

「シャワーのあとの 髪のしずくを 乾いたタオルで拭きとりながら」

山口百恵だ。「イミテイション・ゴールド」

カナさんのリズムが変わる。ジャズっぽい。そこに原曲のフレーズが加わる。さらにたじさんのボーカルだ。かっこいいぞ。

「アン アン アン イーミテーションゴ~~ルド」

山口百恵の「アー アー アー」とは変えている。たじさんの歌い方、好き。

「ほくろが違う」と歌った後のカナさんのピアノ、3回鳴らすのだが最後の音だけ弱めでやさしい。そこへ「ごめんね」のたじさんの声。素晴らしい。

2番。「パックのままの牛乳かかえ」という詞が出てくる。ああ、昨夜のラジオ「まだまだGIRLでいいかしら」で、ウシという単語が出たときに明日のカバーのヒントになると言ってはったのはこのことか。カラオケで歌うとき、いつもここで「歌詞に『牛乳』って出てくる歌ってめずらしいな」と思うのに。惜しいことをした。映画の「真夜中のカーボーイ」「カウガール・ブルース」「スペース カウボーイ」とかを思い起こして、今月カバーしそうな曲はないなとか思ってた。

サビの繰り返しでカナさんのコーラスが入る。

後奏は短く終えた。

 

「フウフーーーー フウフーーーー」

お二人の声が重なる。「蘇る金狼のテーマ」を連想する。

たじさんが歌い出して気づいていく。もしかして、中森明菜なのか。

「Fin」

キーボードだけ、お二人だけのアレンジで、またもやいいカバー。雰囲気がある。そして、たじさんの静かめの声の出し方が素敵。

詞も印象づくように届いてくる。

「でもその手は 美しい人を いつか抱 く わ」

「女なんて 待ってるだけ 男より孤独なピエロよ」

「百の罪も一輪の薔薇で 許せ る の よ」

それにあの「手でピストル真似」る仕草だ。

もしかして今日の1曲目のポーズは伏線になっていたのかもしれないな。

たじさんが背中を向ける場面もあり、かなり短くしたという後ろ髪も見えた。

去年、BBガールズと伊藤直輝さんがやっていたラジオ「元祖OPP」の生歌コーナーに、中森明菜の「TANGO NOIR」をリクエストして歌っていただいたことがあった。あのときも感激したが、練習を重ねてワンマンライブで本格的にカバーしてくださるのは格別だ。

 

ステージが赤に染まる。たじさんはステージ左のマイクスタンドに黒いハットを掛けた。

「苦い林檎酒」

BBガールズの色気のあるオリジナル曲のひとつ。カバーの2曲から連動してる。3月に甲斐バンド「きんぽうげ」の後に歌われたときもそうだった。

「あいしてーるー」というカナさんのコーラスが今月も心地いい。

後奏。たじさんがずっと高音のスキャット。ひたすらきれいで、澄んで伸びて、時には語尾を弱め、いろんな音を使っていて、惚れ惚れした。

 

「ひらいたトランプ」

カナさんの低音3連打。今日特に感じるそれに続く部分の魅力。ピアノが生み出すリズム。手拍子できる感じ。たじさんの豊富なスキャットグリッサンド。たじさんとカナさんのハーモニー。「饒舌ないたわりも 目の前を過ぎてゆくだけ」という今日胸に飛び込んできた詞。サビの最後の語尾を弱める歌い方。間奏へいざなうたじさんの吐息。カナさんのソロ。細かく高音を叩き続ける見せ場。「ゆるがない男なら クインさえねじふせてよ」の詞。「ねじふせてよ~お~~」と震わせる声。はさみ込まれる「ナナナ」。「何もかもーうばいあーえる本物 の愛をーー 呼ぶのーーーーーーー」と強く張り上げるフェイク。後奏のスキャットは低く情熱的に、音に乗せて思いを込め、高く清らかに。

これらが全部つまってた。

 

恒例になってきた後半2度目のMC。

色気がテーマのカバー曲の裏話。

着換えたスカートのはき方を間違えてるかも。

6月8日(土)・9日(日)は、わくわく梅小路フェス。

来年2月9日(日)は、京都MUSEでライブ。

この2つのイベントは生バンド編成だ。しかも、わくわく梅小路フェスでMUSEライブのチケット前売り開始。手売り特典もあり。ローソンチケットでの前売りもあり。

BBガールズのバンド「はんなりディスコボールシャワー」のギターの1人・増田雄一さんがやせたとの情報。

「『風のファンタジスタ』は女神目線」というたじさんの言葉。アーティストご本人から曲の見解が聴けるのは、ファンにとってとても貴重でうれしい。

 

オレンジの灯とカナさんのピアノをバックに、特別な曲紹介。

「まずは、この曲を聴いていただきたいなと、思います。BBガールズで、『陽だまりの鳥』」

弱めのうたい方。いつもながら、それでもつやのある声は伸びて通る。言葉が届く。時には悲しみをそそぎ込む。

最後の「ああーー」からの声に、いつもよりやや余裕を残していると感じる。すると、そこから「ウーー ウーーーー」とさらに二段階きれいな高い声を聴かせてくれた。さすがたじさん。まさに今日だけの、今しか聴けない「陽だまりの鳥」。これぞライブ。

 

真っ先に手を上げる気になっていたが、「風のファンタジスタ」ではなかった。

「離れてもそばにいて」

ここで静かめの曲を続けるとは意外。

女性がかわいく甘えている。その根本とも言うべきテーマが今日は特に真っ直ぐ迫ってくる。タイトルからしてそうやもんね。

 

たじさんがもう左手を上げている。リズムとともにその手に力がこもる。

「風のファンタジスタ

強く、時に優しく、やはりまた力強く女神が呼び掛ける。その声に応えて、拳を上げる。握った手をひきよせる。

たじさんの声は伸びてまだ伸びて、変化をつけてさらに伸びていく。圧巻だ。

 

「人生はミラーボール」

やっぱりこの曲大好き! 自分は自由だ。好きにやらせてもらう。

カナさんも歌ってる。ああ、楽しい。いやなことなんか吹っ飛ぶ。

「こんなもんじゃないでしょ」たじさんが客席を指差していく。「まだまだやれるはずなの もっとほら叫んでー Ahーーー!」カナさんがグリッサンド、左拳を上げる。たじさんは何も言わずマイクを客席へ向ける。初めて客電がつく。みんなで「BBガールズ!!」

今まででいちばんかっこよかったと思う。これからもこれでいってほしい。きっと浸透していくはず。客席から全力で叫ぼう。

 

「さあ、最後の曲、行くぞ!」という言葉に驚く。本編まだ2曲あると思ってた。

始まったイントロにまた驚く。最後に持ってきたのは「平成ガール」!

これはもう、「わくわく梅小路フェスは生バンドですごいぞ!」という宣言でしょう。

すごくロックでめっちゃ燃える。ここに はんなりディスコボールシャワーの4人が加わるなんて。ドラムスにベースにギター2本。初めて生のたかしさんが弾く「平成ガール」が公開される。最高に期待してしまう。

 

熱く短いアンコールでカナさんとたじさんが帰ってくる。名前を呼ぶ声に迎えられて。BBガールズTシャツへの着換えはなく、そのままの衣装だ。

ビートが始まる。お二人が手を上げてカウントを数える。客席も一緒に手を上げる。カナさんがあのフレーズをつくり出す。たじさんが跳ぶ。「フー!」

「まだまだGIRLでいいかしら」

たじさんが左右交互に斜めに跳ねる。スカートを持って振る。サビの振り付け。跳ねる跳ねる。カナさんのソロ。「カナーっ!」の声が集中する。カナさんの視線は客席後方へ向いていく。後ろで立って踊りまくってる人たちがいるのだろう。

たじさんが最後の声を伸ばしていく。伸ばしてさらに高く上げてその音も伸ばす。本当にすごい!

アンコールでの「まだまだGIRLでいいかしら」、盛り上がらないはずがない。最高に沸いた。

 

すぐにイントロが始まる。前奏に乗せて感謝の言葉、来週のわくわく梅小路フェスと来月7月6日の土曜パームトーン劇場の告知。最後のMCをなくして、前奏の間に全部伝えた。これも新しい形。すっきりして、プロらしくてかっこいい構成だと思う。後半2度目のMCでも多めにしゃべってくれたし。

「境界線はいらない」

今日は今日でまた違った感じ。自然体で歌い演奏する、たじさんとカナさん。僕らも一緒に手を振る。声を合わせる。

今回のライブも素晴らしい。この幸せな感覚。

「たじーっ!」「カナーっ!」

 

終演後は曽我未知子さんのお誕生日をフルーツケーキでお祝い。

たじさんはあれだけ歌ってくれたのにまだまだ余力があるようで、めっちゃ元気で素晴らしい。

 

今日のライブにもいろいろな試みがあった。

新たな振り付けの数々。「ガーディアン・エンジェル」を「人生はミラーボール」と切り離す。「泡のないグラス」で前半を終える。今月のカバーもまたすごかった。MCのバランスの変更。本編最後に歌うことが多い「まだまだGIRLでいいかしら」をアンコールへ。

すべてはさらにいいライブへ向けて。ひいては2月9日(日)京都ミューズホールのライブを目指して。

試しているといっても、確証のない実験ではなく、ましてやその日のライブをおろそかにしているのでは決してない。ライブは毎回充実している。これもできるはずだ、この形でも盛りあがるはずだと考えて準備して、それを実現させていく。すごいことだと思う。そうやって使いこなした武器が増えていく。次もその次も期待でわくわくさせてくれる。

たじさんも最後の曲で言っていた。

「また毎回毎回パワーアップしたBBガールズをお見せできるように、私たちがんばっていきますので、みなさんこれからも応援よろしくお願いします」

きっとご本人たちにも、パワーアップしてる実感があるのだ。

 

第一、難しいことは抜きにして、BBガールズのライブはとにかく楽しい! 見事な歌と演奏。お人柄がにじみ出る微笑ましいトーク。初めて見る人も楽しませてくれる。

僕は今日実感した。いやなことやしんどいことがあったとしても、全部吹っ飛ぶ。

 

ライブ後にはファンサービスもしてくれる。

入場特典として、たじさんがイラストを描いたポストカードと、お二人のトークと毎月のカバー曲の事前収録バージョンが入ったCDがもらえるおもてなしぶり。

 

今回のポストカードの背景は紫陽花。この土曜パームトーン劇場というライブは毎月あるから、カレンダー風の絵になっている。傘を差したカナさんが立っていて、レインコートのたじさんがしゃがんでいる。かたつむりやカエルでも探してるのかと思ったが、お二人の間の地面から双葉が伸びている。成長していくBBガールズを表しているようだ。

 

CDもめちゃめちゃよかった。

初めてお二人が別々でトークを録っている。カバー曲を仕上げる過程の裏話が聴けるだけでもうれしいのに、顔を見てなくて照れずにすむからとお互いのいいところをほめ合っている。こういうの、特に好きなのです。毎月すごく楽しみ。

 

BBガールズの土曜パームトーン劇場はまた来月。第1土曜日。

 その前に、京都の梅小路公園である「わくわく梅小路フェス」でライブが見れるぞ!

 

2019年6月1日 event space PALMTONE

 

もっとオールドファッションド

恋してオムレツ

クランベリージャム

ガーディアン・エンジェル

それはウソじゃない!?

透明な水

泡のないグラス

イミテイション・ゴールド

Fin

苦い林檎酒

ひらいたトランプ

陽だまりの鳥

離れてもそばにいて

風のファンタジスタ

人生はミラーボール

平成ガール

 

まだまだGIRLでいいかしら

境界線はいらない

 

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わくわくシティーパーク(2019年5月25日)

昨夜はBBガールズのラジオにおじゃまさせていただいた。楽しかったし、BBガールズのうちわまでいただいた。「風のファンタジスタ」のリリース時、2016年にJリーグ・京都サンガのスタジアムで配布されたグッズらしい。今日のライブでうちわを掲げるチャンスはあるのだろうか。ちょっと照れるな。

 

泊まったビジネスホテルはめっちゃよかった。広めで、客のことを考えられていて、京都らしさもある。これで東京のほぼ半額とはお得。

このタイミングでひげそりが壊れたことだけが誤算。会場のゼスト御池に向かう途中でひげそりを買う。

 

ゼスト御池河原町広場に着くと、カナさんとあきっすんのあきさんが関係者席に座っていた。

このまま最前列を確保してリハーサルも見たかったが、ひげそりのためにまだ何も食べていない。ゼスト御池の店でとんかつを食べる。ほんのわずかであっても、伝わるはずがなくても、ゼスト御池にお金を落とす。「BBガールズが来たら客が増える」ってなりますように。

 

河原町広場に戻る。前の席はもう埋まっている。できるだけ前に座る。

伊藤直輝さんの前説に続き、MCの曽我未知子さんとmasaeさんが登場。

曽我さんが、BBガールズTシャツを着たファンが何人か来ていること、BBガールズのライブが最近ますます白熱していることを紹介し、「今日も熱い声援が飛ぶかもしれません」と言ってくれた。今日ももちろん「たじーっ!」「カナーっ!」と叫んでいいという意味だ。おかげでやりやすくなった。

 

出演ミュージシャンが1組ずつ呼び入れられる。

BBガールズは、白のBBガールズTシャツ。たじさんがクリーム色のスカート、カナさんは薄紫のスカート。ここでもサンガ魂が炸裂か。

たじさんは近況を聞かれて、アルバム「ラ・ブラバ/LA BRAVA」が無事に発売された(前にここで行われた2月のわくわくシティーパークでレコ発のはずが、間に合わなかった)ことや、来年の2月9日(日)に京都ミューズホールでライブを行うことではなく、今日めずらしく入り時間に遅刻したことを告げる。明るく謝って盛り上げていく。

 

PALMTONE RECORDS所属のBBガールズ、TIME FOR LOVE、籾井優里奈さん、あきっすん、山下圭志さん、伊藤直輝さんに、ゲストのGourDollS、takachoさんも加わった全8組がそろうと、出演の順番を決めるくじ引きが始まる。masaeさんが持つトランプを引いていくのだが、今日はこれがめちゃくちゃ大事。僕は16時頃までしか見られない。BBガールズが最後の2組に入れば、出番を見ることはできないのだ。

祈る思いでいると、お二人の間のじゃんけんに勝ったカナさんがカードを引き、お二人で見て盛りあがっている。笑顔だから、きっと大丈夫。あの沸き方なら、きっとトップ出番だ。

結果、やはりBBガールズは1番を引き当てていた。最高にありがたい。

続いて、伊藤直輝さん、籾井優里奈さん、GourDollS、あきっすん、takachoさん、TIME FOR LOVE、山下圭志さんとなった。

 

それぞれの20分ずつの出番の前に、PALMTONE RECORDSの6組が1曲ずつ歌うコーナーがある。全組をまとめて見られるし、歌う順番が開演後までわからないシステムながらこの時間に来ればお目当ての方の曲が1曲は確実に聴けるわけだ。

このコーナーも、先ほどのくじの順番通り。だから、いきなりBBガールズ。

 

「まだまだGIRLでいいかしら」

左に大きく動くたじさん。広い場所で歌うときはこういう姿が見れる。この曲だから最初から跳ねて盛り上げる。いつもにも増して躍動してる。めっちゃ軽快。

立ってキーボードを弾くカナさんも、揺れている。ノっている。

いやー、めっちゃいい。「たじーっ!」「カナーっ!」の声も飛ぶ。

最初に歌うことは少ない曲なのに、ここで披露された。もしくじで7番や8番を引いていたとしても、この代表曲は聴けるようになっていたのだなあ。

 

あきっすん「あなたとよろしく」が聴けてよかった。まっすんさんとカナさんとのコラボ曲だ。

 

1曲ずつの第1部が終わり、ハリセンくん、伊藤直輝さん、あきさんのコントが始まる。

ハリセンくんはしゃべれないから、ネタをつくるの大変なのでは。直輝さんもあきさんも最初から役に入っていて、コントが進むにつれて、直輝さんが高校生役、あきさんが母親役なのだとわかる変わった展開だった。

 

 いよいよ第2部開始。8組が20分ずつのライブを見せてくれる。

MCの曽我さんは、向かって右にある関係者席で進行する形。それもあってか、舞台の転換もテンポよく感じる。

 

トップのBBガールズが登場。

わずかしかないイントロが聴こえにくかったのではと思ったが、たじさんはバッチリのタイミングで跳んで歌い出す。

「人生はミラーボール」

この対応力。そしてまた、たじさんが歩くような動きのとき膝が高く上がっている。いきいきしてる。歌もキーボードも動きも表情も。お二人で最初からぐいぐい盛り上げていく。

 

イントロが始まる。カナさんも頭上で手拍子。

「ガーディアン・エンジェル」

ここ2か月の土曜パームトーン劇場で続けている、「人生はミラーボール」「ガーディアン・エンジェル」という黄金の並びだ。

動きよく、ハーモニーよく、盛り上げ続ける。

 

「風のファンタジスタ

昨夜いただいたうちわに、この曲のシングル情報が印刷されている。ここで掲げるべきか。うちわはカバンの中で取り出しやすい状態にしてある。だが、だめだ。この曲は、気合を入れて拳を突き上げるべき曲。

たじさんは、客席のひとりひとりに歌いかけるようにしていく。

「君の手に」での全員を指すカナさんの動きも定着してきた。

 

最後の曲は「境界線はいらない」

みんなで腕を振るところで、うちわを振ろうか。いや、やはりだめだ。後ろのお客さんがうちわに気を取られてステージから目線が外れてはいけない。

たじさんが「歌詞の通りだよ」と伝えるみたいに、ステージより前へ出る。

「ラララ ラララ」の合唱と腕の波。どんどん会場を熱くして、BBガールズは一気に4曲を駆け抜けた。僕は最後にうちわを掲げたが、たぶん誰も気づいてなかったと思う。

 

伊藤直輝さん。

「Stay By My Side」、自分の味方でいてくれる存在への感謝を歌っていて、好きな詞でした。

「キミトナイト」、ニューバージョンの歌詞も、その後の振る舞いもかっこよかった。

 

籾井優里奈さん。

「君のいる放課後」という曲がいい感じでした。

 

GourDollS。

女性グルメアイドル4人組。

中国風の曲調で始まったと思ったら、歌詞が中華料理の名前だったりして、想像以上にグルメアイドルだった。

たじさんとあきさんがGourDollSの動きを見ながら、お二人でハートを作る振り付けを一緒にやっていたり、カナさんが座ったままリズムに乗っていたりしたのも名場面。

大阪らしさを前面に押し出した曲もあり、メガネの甘味ももさんがこてこての歩き方を完全に振り切ってやってはった。「今夜あなたと食い倒れ」とか、歌詞のインパクトもすごい。

ファンの方々はコールをしたり撮影なさったりして楽しんでおられた。しかも、他のアーティストのステージもマナーよくご覧になっている感じで、お見事でした。

 

あきっすん。

発売が迫ったアルバムの話も聴けた。楽しみです。

 

takachoさん。

ギターの技を駆使する男性。

激しくかっこいい2曲。

「レイディー」というバラード。

 fm GIGで「ちょい飲み手帖 presents ”音楽食堂”」という番組をいっしょにしているというGourDollSの飯田まいねさん、dooさんを呼び込んで、「ちょい飲み手帖」という本の告知。そこから3人で、ちょい飲みの歌。さっきまでの3曲と一転して、大衆的な曲で振り付けもあり。

 

僕が見れたのはここまで。

来週はBBガールズの月イチのワンマンライブ「土曜パームトーン劇場」だ。